2007年もお盆返上

8月も残り1週間。ブロク更新もできず、リンクしてくださっている方々にもちっともコメントできず、ネット上では何となく孤独だ。

しかし、私にとっては時空を超えようと超えまいと「絆」という目に見えない感情を最実感できるようになってきた。
「今、ここ」という瞬間に。

ブロクを開設してちょうど2年経った。
私のブログはネットの誰かに大した効果をもたらしてはこなかったかもしれない。
けれども、確実にブログを必死で更新していた日々は私の現実とリンクした。

目前の現実と直面していることで余裕がないので、もっとコマメに更新したいけど、ブログの優先順位がすっかり後退してしまったのも確かだ。

約1ヶ月間、修士論文の作成に勤しんでいたならまだ納得のいくいい訳だ。
しかし、それも後回しで8月は全く手付かずだった。
週の半分は、お盆休み返上で週3日の変則非常勤しないと、ボーナスもないから「働かざるもの食うべからず」である。

しかし、なけなしのお給料は、右から左へ無駄な自己投資へスライドする。

3月下旬に、どうしようもない遅刻でポイント取得を逃がした
特別支援教育士養成セミナーの再実習に参加した。
恥ずかしいことに、2回目の参加は私だけ。
同じ研修宿泊施設の箕谷スポーツセンターに17日から19日まで全国から100名の教育関係者が一同に会した。
全員が初対面とはいえ、同業種で同じ目的をもった大集団だから、
初対面から、まるで友達同士のような明るい会話が飛び交う。

このごろは、コミュニケーション力、チームワーク、リーダーシップなどの目に見えないEQが試される上に、4月から日本の教育界を一世風靡
している特別支援教育が本格的にスタートしたので、毎年、毎回、
特別支援教育界は、白熱化している。

それと反比例するかのごとく、
「10年以上も前は誰も見向きもしなかったくせに・・・」
と居直りにも近いふてくされモードに陥るゆきんこ。

しかし、スーパーバイザーの師匠の監視に耐え忍び、
ここは女優の演技力が試されるところ。
いやいや、ゆきんこはいつだってどこだって天然自然がモットーだけど、かなり気張って無理無理積極的に、超苦手な発言もバンバンやってみた。

「事例のKくんは、幼稚園時代に発語の訓練をことばの教室で受けていた生育歴と、小学校2年現在も、複数の特殊音節の発音に誤りが継続しています。合併する構音障碍は考えられませんか?」

12人の「A-うグループ」で誰も意見しなかった見解を、ダメもとで、主張してみた。
多くの参加者は、通常の学級を運営する上では経験豊富な小・中学校の
ベテラン教員だ。若輩者というだけで、(小柄で華奢で弱弱しい)という外見だけで、ゆきんこの反駁は脆くも却下されてしまうことが往々にしてあり、「あとは野となれ」という心境だった。

しかたがない。
偉そうなことなんて屈辱的な半生に裏打ちされて強化されてきたから、
押し通そうとするエネルギーを無駄に消耗して疲労するよりも、
自分だけが諦めて、他の先生方がガハハと笑ってご満悦ならそれでいいじゃん・・・

まあ、全体的には楽しく明るい雰囲気が終始続き、結果として
直面している困っている当事者の方々に恩恵が巡ることが期待される。
私には、幸か不幸か、最も親密なお相手に純粋な愛情を注いでいれば
いいだけという安穏なる(無益な)状態に甘んじている。

明けて20日の午後1時は「心理学統計法演習」の持込全くなしの無慈悲なテスト本番。
高校時代もっとも成績の悪かったのがコンプレックスだったけど、
実は、現役京大生と同等の出題なんて、おばさんになりかけている私に
無理難題であることが再認識された・・・

そして、23日24日は再び泊りがけで森の奥のYキャンパスへ馳せ参じた。
「オンラインでの個別支援教育計画作りのスキル向上」という講座だ。

ちょうどタイムリーに指導実習を終えて間もないため、内容はかなり重複していた。
異なるのは、「オンライン」直接会談しなくても時空を超えて、協働で
IEP(個別支援教育計画)を作成するプロセスを実演するのが特徴。
従って、参加した教員たちは、同じ教室内にいても、隣り合わせに座っていても直接、話し合わないから静粛としている。
それに違和感を感じる参加者(つまり、ゆきんこ)は、すぐにおかしいと思ったら、遠慮なく挙手しては講師のN先生に質問したり、気安く隣の栄養学のN先生やら、中学校の数学教師などに話しかけていた。

「N先生、例示された計画指導案のなかに、『アイコンタクトで信頼関係を築く』とありますが、私の指導教官には濫りにアイコンタクトという用語を使うなと言われています。学派が違うと、専門用語をそのまま使うことも憚られることもあるのではないでしょうか。それにアイコンタクトで信頼関係を築くというのは確証に基づいているのでしょうか?例えば、卑近な例では、やくざがガンをつけるということもありますよね?」

「・・・・ゆきんこさんは、探究心があるんですね~。」
先日、お母様を身罷られたばかりのN先生は、苦笑して明答を誤魔化した。

それから、特記しておきたいことは、2日続けて正午の学食でO先生に遭遇したことだ。
なぜ、特筆したのか?
ちょうど2年前に聴講したのが、就任1年目の初々しい年下教官のO先生
の「もじゃもじゃペーター」
そのネタを第2日目にブログに載せたのだ。

あ~、しまった。話かけてもよかったのにな。もう来年には、遭遇する確立なんて1%もないかもしれないのに。

昨日は、偶然同じ沿線から自動車で来ていた先生のご厚意で、
ヒッチハイクさせてもらった。
「先生、ありがとうございます!わらしべ長者みたい!」
実に久しぶりに未知の繁華街で束の間ショッピングを楽しんで帰宅した。・・・といっても100金ショップで1000円以内の日用品を少々。


やれやれと息つく暇なく、洗濯、炊事、掃除、
そして、わ~~~~レポート!!





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千の風になってね?

本日、原爆投下記念日。

8時15分、オンタイムで追悼記念式典をTV視聴し、利発そうな小学校6年生の男女のペアが登壇する「平和の誓い」を見終えるや否や、
勤務先に向けて下り坂を滑り落ちるように自転車を走らせた。

昨日、8月5日。
祖父の眠る墓へ、母と伯母(母の姉)と叔母(母の妹)と4人で出かけた。
「Mちゃんは、今日休み?」
「あんた、えらいね~。うちのM子なんかは、休みだからって法事にも墓参りにもこないよ。」

タイムリーに、冠婚葬祭にマメに顔を出し続けていると、どうやら親戚の覚えはめでたくなってくるらしい。

今朝、勤務先の玄関先に置いてあるツバメの糞を受けておく段ボール箱の中を、新人職員が眺めていた。
「あらららら~!かわいそうに・・・」
私も一緒に覗き込み、眉をひそめた。

軒先から4羽中の一羽のヒナが、今朝方落下し、即死した模様。
「どうします?このまま処分するのは気が咎めます。保育現場では、
埋葬するところはあるけど・・・」

駅前のショッピングモールを挟んですぐの職場はとてもアーバンなところ。
おまけに誰にお伺いを立ててよいやら、私の所属部署の上司も同僚も終日不在だった。

部署の違う隣の課のK先生にことの次第を告げると、部下の先生たちは
私の言動にクスクスと笑った。

なんでそこで嘲うの?

しばらくして人事部に採用されて間もない元気はつらつというFさんが、清掃係の女性に尋ねてくれて、結局事務員のTさんも加わって3名でつばめの雛を埋葬することになった。
Fさんが用意周到に、割り箸につばめのイラストと8月6日と日付も記入していた。
「墓標もかいてばっちりですね。」
Tさんが、ひなの入った小さな箱にティッシュペーパーをのせたものを
そっと持ち運んだ。家で文鳥を飼っているので、小鳥の扱いには慣れているようだった。

Tさんが事務室の奥からスコップを探し出し、建物を囲む花壇の木の根元を少し掘り出した。

Fさんが箱に土をかけ、割り箸の墓標を立てた。
「お花もあるといいけど・・・」
隣接の保育園の外側に小さな白い花が咲いていた。
私がそれを摘んで、墓標の両側に刺した。

Tさんが両手を合わせ呟いた。
「つばめさん、安らかに眠ってください。」

再び、業務に戻るとき、私はつばめの巣を見上げ、1羽少なくなった
3匹のひなに声をかけた。
「みなさん、落ちたらダメですよ。気をつけてください。」




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