ゆきんこの引き出し

日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。

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本日、防災の日。
大正時代の大参事 関東大震災のことも忘れて、暢気な9月1日日曜日を過ごしています。
昨日からの大雨も午後から上がって、付近の野山はかわらず佇んでいます。

しかし、私の人生はまた一変してしまいました。
お盆休みはどうしてたっけ?
9日間もあったのに、どこへもでかけず、PCにかじりついていました。
今夏はそれしか暇つぶしがなく、休みの終盤に新しい仕事着を新調したくらい。
久しぶりに遠方の友人とスカイプでしゃべってイベントも何もなく終わりました。

さて、盆休み明け。
早速、私の机を設けてもらったのはいいのですが、
本格的に新しい勤務が始まると思いきや、仕事らしい仕事はありませんでした。

「事務局のHさんからすぐ退職するように言われたのですが。」
「いやあ、ごめんな。今はまだ研修中で、スタッフは皆それぞれ出払ってるんやわ」
それでも、週の半分はなんとか潜りでキャンセル待ちの研修やセミナーに飛び入り参加させていただき、
残りの3日間は、誰もいないスタッフ室で、勤務時間、関係書類に目を通して過ごすだけでした。
それもそのはず。
8月末日までは夏休み。
9月にならないと、私の新しい仕事も始まり様がありません。
それを承知で、早めに職場の様子に慣れた方がいいと思ったのですが、
結局、あまりに暇すぎて、勤務時間中は軟禁状態に近い感じでした。

しかし、私の心に少しときめくことがありました。
このときめきは、彼是このブログを始めたいきさつにかかわる出来事に由来します。

配属された4名のスタッフの補助業務として、新しく迎えられた訳ですが、
その4名のうち、最も若いアラサーのKさんと会話を交わすうち、次第に親しくなりました。

というのは、遡ること10年前、社会人大学院を受験することを決意し、
大学院生活ネタをアップする目的で、ブログを更新し続けてきました。
結局、その10年前に志した第1志望の研究室には入れなかったのですが、
第2志望の幼年コースに入学し、同大学院内で周辺をうろうろしながら、悔しい思いをしていました。

そして、向かい合った座席のK氏は、その第1志望のゼミの学部修了生で、現在はF氏に師事しているというのです。

「とても、アスペルガーとはわかりませんね」
「まあ、そのうちわかりますよ」
「今回の求人話、とっくに過去になって諦めていたのに、正直今更で、嬉しくなかったのよ。」
言ってみれば狭い世界。
大学の先輩後輩という間からの私とKさん。
これ幸いと、暇つぶしをいいことに共通の話題である懐かしいABAの話に花が咲きました。
「ABAの話ができるなんて嬉しいですね!」
「それは、こっちのセリフ。面接では何も言ってもらえなくてがっかりしたのよ。」
「どんな本読みましたか?」
「碧い表紙のABA入門。これはボロボロになるまで実用したよ。この本に出会わなかったら、大学院に挑もうとは思わなかった。今にして思えば、身銭を切るまでもなく、同様のセミナーが気軽に受講できたのにね。」

さすがにABAに精通しているI先生の愛弟子として鍛えあがられたK氏の読破ぶりに、
改めて消し去ったABAへの情熱が再燃した。
「燃えカスにまた火がついたみたい」

K氏から聞くところによると、私にとって禁断のIゼミの内部はかなりの混迷を極めていたらしい。
だから、飛び入りの道場破りは許容しても、ゼミ志望の学生を拒絶していたとのこと。
「それなら、セミナーで高らかにあのアナウンスはないよね。『どうぞ御気軽にサテライト受験してください』と。」
一件があったのは、その後しばらくのことだったらしいから、内情がわからない限りは仕方がない。

虐待を受けて育った私には、『こわくて胃が痛くなってしまうほどの』『血尿が出るほど頑張らなければ認めてもらえないほどの』スパルタ方式過ぎるゼミの徒弟制度にはとてもついていけなかっただろう。
I先生の本質や実態を何も知らないで、ただ追っかけをしているくらいで良かったかもしれない。

アラサーのK氏は、40半ばのゆきんこおばさんにとても紳士的で恭しい。
そして、精通しているABAについてなんでも親切に解説してくれる。
「ゆきんこさん、そうおっしゃらず、どうぞ安心して内地留学のつもりでいてください。」
「内地留学!!? それなら来てよかったよ。K氏とこれから仕事できるなんて本当に嬉しい。」

しかし、彼のセリフに用心するに越したことはない。
甘いセリフで誘っておいて、その実、スパルタ。
それが、ABAの落とし穴かもしれない。
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