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再就職支援セミナー

昨晩の天気予報では、太平洋側も雪模様と予想されていたが、
昨日より、寒さは緩んでお日様もにこにこ、ぽかぽかしていた。

「今日は昨日より暖かいですね。」
「そうですね。」
G図書館の自転車置き場で出会った主婦らしき女性と挨拶を交わした。

正午前に図書館に入って、午後1時までラルフ・フリードマン著
「評伝ヘルマン・ヘッセ」を読めるところまで読みきりつつ、メモを取った。

母が口を挟んだ。
「今度、電話相談のボランティアいつ行くの?」
私はむかついて答えた。
「22日の午後。今週になって何回聞いてるの?もう7回目くらいだよ。」
「仕方ないよ。認知症だもの。」

 稀に暗黒の深みが沈黙しているときには、私たちにはもっと多くのことができるのです。しばしの間、神となって命令する両手を突き出し、
それまで存在しなかったさまざまなものを、そして一端出来上がったら、私たちがいなくても生き続けるものを創造することができます。
音からことばから、そしてその他の脆くて無価値なものから、
私たちは玩具を組み立てることができるのです。意味と慰安と善に満ち、偶然や運命の派手な戯れよりも美しくてしかもはかない旋律や歌を                     「ゲルトルート」より

第4章 崩壊する牧歌的生活 P206

ヘッセという人も傑出した文豪である前に精神を病みやすい気難しい
波乱万丈の人生を二つの大戦を、あのドイツの中で生き抜いてきた人だ。
20代半ばで、10歳も年上のマリーアと結婚し、3児の子どもを儲けたが、
結婚生活がヘッセにとっては苦しくてたまらないもので、ついには、
破綻してしまう。

音楽家小説「ゲルトルート(春の嵐)」は、妻、マリーアがモデルであり、ムオトと主人公クーンは、ヘッセの分身なのだが、そのウェイトは
二人の男性がゲルトルートに同時に恋し、ムオトが結婚したのだが、
破綻した経緯は、ヘッセの結婚生活の終結を暗示するものだったのだろうか。

1時には完読するには間に合わなくて、カウンターに他の3冊と一緒に
返却した。同時に3冊の本を新たに借りた。

想像力を育てる本
「artyfacts 見て、さわって、しらべて、つくろう!⑧動物」2003PHP
それからリクエストしていた新刊2冊
「行動分析学入門 ヒトの行動の思いがけない理由」杉山尚子20057月
集英社新書
「発達障害者支援法 ガイドブック」2005年5月 河出書房新社
名立たる著明な執筆者のなかにI先生の名前もあって、先生のブログでもお勧めしておられる。
杉山先生も、ABA界の第1人者だ。

1時過ぎに自転車をちょっと寄り道させてみた。
G図書館付近の数店のショップが並んでいてそのうちの1軒が
シャッターが閉じられていて、テナント募集の広告が目に留まった。
メモにとって電話番号を控えた。

子ども時代住んでいた街と反対側の線路と並行に走る道路を
3年間通った小学校を通過して、市街地に向かった。
途中、大きなキャンパスを小脇に抱えた数名の高校生たちを通り越した。
目的地は、昨日の午後も過ごしたMSという勤労者会館。
その4回で昨日から2日間「女性就職支援セミナー」に参加した。
履歴書の書き方、面接時のマナーを具体的に「内定塾」キャリアカウンセラーのK氏が伝授してくださった。
参加者は、年齢も職業もバラバラな10名の女性たち。

K氏のプレゼンテーションは、明るく具体的でわかりやすかった。
好感が持て楽しく役に立つ内容が豊富だった。
本番も忘れずに上手くいくと良いのだけど・・・。

昨日1日目は、中途採用者に対する人事の視点
中途採用者の経験値よりも人間性を重視されることが多く、
担当者の期待と不安は、社会慣れしていて教育を必要としない反面、
扱い辛い点にある。調和を乱す人は、経験があっても不採用にされやすい。
不採用になりやすい要因として、
①扱いにくい プライドが高い 
(例:白いスーツシャネルのイヤリング姿の元社長秘書)
②とりあえず、受けに来ている。
③前職の仕事説明が曖昧
④マナーの悪さ 
(例:椅子にもたれて踏ん反り返っている 足を組んで座る
 筆記試験の段階でも、肘をつく、消しゴムのカスを床に撒き散らすなど細かいチェックがされているので注意)
⑤社風に合わない
これは、淡水魚が海水に馴染まないようなものなので、仕方ないとか。

2.履歴書の買い方
履歴書の種類は20種くらいはある。職歴の多い人は、空白が少なくなる履歴書を選ぶ。
封筒は、中身を折らずに入れられる角2封筒がいい。

履歴書には、ボールペンを使う。はんこはシャチハタでもいいが、
斜めには押さない。横着な人と思われる。
更に、お勧めの証明写真の達人までホワイトボードに地図を板書して
教えてくれた。とっても親切!
一押しは、京都四条寺町通り近くの「ワンダス」写真展
電話予約の上、お越しやす(京都弁どす)075-221-6693

中途採用者の場合、間違いなく聞かれるのは退職理由だ。
人間関係や病気を理由にするのはご法度である。
学歴、職歴以外にも、趣味や特技の欄も面接官はチェックしている。
面接官は意地悪なので、まず落とそうということしか考えていない。
相手の弱みを履歴書や第1印象から探るので、受ける側もそれを交わす
テクニックが必要なのだ。
「備えあれば、憂いなし!」

面接の話し方。
結論から言う。前置きがだらだらすると要点を得なくなる。
後で、理由や説明を加えて面接官に興味を持たせる。
具体的なエピソードも添えると効果的。

しかし、話し方よりも第1印象では、もっと重要なことがある。
それは、何だと思います?

心理学者のメラビアンの法則によると、合否の確定は、
話の内容が7%、話し方38% 表情ジェスチャー55%と、
話し方と表情だけで、93%になるのだ!

声は小さいより大きい方がいい、明るく話す方がいい。
笑顔でニコニコするのがいい。
人間の5つの感覚(味覚、嗅覚、触覚、聴覚、視覚)のうち、
面接の第1印象で訴える感覚は、聴覚と視覚。
更に、視覚はどの感覚器官よりも抜群の情報受容体だ。
従って、視覚に訴える表情の練習法も具体的に教えてもらい、
これには、「ホォ~、なるほどアイデア!!」と感心した。

鏡に向かって笑顔笑顔というのは昔の話。
今は、最新ツールの携帯デジカメを使う。
携帯の画面に自分の顔を写して、面接に際して質問されるであろう
回答を想定しながら、シュミレーション練習を行なう。
これを2回連写して、ベターな方を残しておく。
更に、もう1回摂り、2枚を見比べて、より良い応答の仕方や表情を
セルフモニタリングできるというわけだ!
まさに、リハーサルにリハーサルを重ねたABAの決定版!

…なんて大袈裟かもしれないけど、ABAの巨匠たちにかかっては、
ヒトも含めた動物の行動全てはABAの理論に当てはめて解釈されるのだから、改めて感動するのは可笑しいかな?

つまり、どんなことでもトレーニングを重ねることで、その行動になれていくから徐々に緊張感は緩和されるはず。
緘黙もそのように完治するといいのだけれどね。

「明日は、実際の模擬面接を行ないます。履歴書と職務経歴書、
それから化粧品一式を持参してください。」

昨日の夕方、履歴書を買って書いた。
去年の年末までどうしても書こうと言う気が全くしなかったのに、
さすがは、就職支援のプロだな~。

2日目はK先生の教え子でビューティーアドバイザーとして活躍している
ゆきおんなさんにコーディネートしていただいた。

私はいつも通りのシンプルな化粧を5~10分で仕上げると、挙手して
ゆきおんなさんの助言を求めた。
「いいですよ。チークの塗り方も色も合っています。口紅もそれで
いいです。」
「これでいいんですか?」
「ええ。アイメイクはどうしていますか?」
「何もしていません。」
「そうですか。これでいいです。」

面接メイクは、ナチュラル、健康的、上品、控えめであることがポイント。
普段どおりのシンプルメイクでOKだったので、他の参加者を巡回している間、手持ち無沙汰になってしまった。

後半はいよいよ、椅子を並べて模擬面接の実技だ。
その前に、お辞儀の仕方や、ドアノックは3回など、マニュアル通りの
模範を、まずは、ゆきおんなさんが見せてくれ、一緒に練習。

5人一組になって、指定された受験者を評価した。
お互いに役割を代えることで、セルフチェックできるというわけ。

面接官役は、K先生だったから、質問に相手がその場で窮したときは、
親切に「~と答えればいいですよ。」と具体的に回答例をその場で
出してくれるのはいいなと思った。

ゆきんこは、なぜか練習でも、本番でも端っこに座ることが多い。
「保育士さんだったんですね。主に障害児さんが対象ですね。」
「はい。」
「どうして退職されたのですか?」
「ここ数年、契約職員で不安定な雇用が続いていました。
今回は、昨年の9月30日で契約が満了となり、失業して4ヶ月目になります。将来性も考えて、業種や職種にはこだわらず、正職員として
出直したいと考えています。」
「今、夜間の学校へ通っているのですね。」
「はい。」
「どちらまで?」
「神戸の元町です。」

「それでは、全員にお聞きします。あなたの一番の強みは何ですか?
どなたからでもどうぞ。」
「はい。」一番に挙手した。
「私は、よく感受性が豊かだとほめてもらっています。
相手のことをよく考えて、慰めたり励ましたりするのが得意です。」
「そうですか。お仕事柄そうなんでしょうね。」

「では、もうひとつお尋ねします。履歴書に書かれていることで、
特に強調したいことはありますか?どなたでも挙手してどうぞ。」
「はい。」再び1番に挙手した。
「履歴書にはだらだらと書かせてもらっていますが、まずは目の前の
私自身を見てください。」
「いい回答ですね。上手く切り返せると、面接官にたじろぐことも
少なくなってきます。」

5対1面接は、待ち時間が長い。今回は模擬面接で、笑いも少しあって
楽しんでできた。
本番は、何度となく体験してきたけど、一発勝負で何度受けても緊張する。

閉ざされた門を虚しく叩いて、泣くよりも
笑顔で「どうぞ Come in」と呼んでくれるところへ素直に出かけようかと悩んでいた。

そして、数日振りに更新されたI先生のブログには昨日の
障害児教育研究会の事後報告がされていた。
寒かったし、履歴書を書く宿題がなかったら、久しぶりに出席しようと、バナナやお菓子をぶら下げていたけど、結局行くのは、断念した。
ブログを見ると、やっぱり楽しそうだな~、行きたいな~、
ずっと条件悪くても、がんばってきたのに、お金のためだけに辞めるなんて…

来月いけるといいな。
私には、明日さえ見えてこない。

母に相談したら、一言ですげなく却下された。
「G図書館の前に、空き店舗見つけたの。テナント募集中だって。
そこで、画材やさんを開業したらどうかと思って。」
「無理よ。再三取れずに、たちまち赤字だらけになって
撤退しなくちゃならないわよ。借家の値段いくらすると思ってるの。
Iさんの自営の喫茶店だって、ランチ750円で1日平均10人しか
来ないのよ。そこから諸経費引いたら、純益いくらもないのよ。」
「じゃあ、生命保険で賛成してくれるの?」
「私も行ったことあったけど、続かなかったの。勧誘したらそれで
おしまいの世界だから、ちょっとくらい体験させてもらうのは構わないけど。あんた勧誘できるの?」

どうしよう???


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