揺れる思い

昨夜午後10時30分、アラームを7時20分にセットして、入浴して布団に
入った。
洗髪して、湯船に浸かって、ブツブツと思い浮かんだことをモノローグした。

上がると、居間のテレビからハイトーンの透き通る声が聞こえてきた。
「小田和正って知ってる?」
「知ってるよ。オフコースでしょ?」
「なんで知ってるの?」
「中学時代、はやってたもの。有名だよ。」
「有名?は~、全然知らないなあ。」

団塊世代の小田和正も、もう58歳だって!

今年から、日曜日の深夜番組は1ヶ月に1回、「環境アーカイブ特集」
が始まった。
第1回目は、「水俣病」のドキュメンタリー
昭和30年の時点で既に、熊本大学医学部の研究者が、
水俣病の原因は、工場排水の中の有機水銀だと報告していたにもかかわらず、その後も「チッソ」と政府側は、その事実が明らかになっていながら、隠蔽と、排水の垂れ流しを継続し、何の対応もされなかった。
公害病と認定されたのはそれから14年後(昭和43年)のことで、
貧しく弱い立場に置かれた水俣の漁民たちは、東京裁判書の前に座り込みをしてようやく勝ち取った権利だった。

史上稀に見る日本の高度経済成長は、我々に科学技術の恩恵と物質的な
豊かさももたらしてきたが、地球や生命体に与えたダメージは途方もないものだった。
そうまでして、利益だけを追い求めることだけが、果たして個人の
幸せに直結するものだろうか?
私はそうは思わない。

その意味で、私は純粋な営利目的的に生きることが難しい人間だ。
「生保の外交員らしくない」と複数の友人に声を合わせて言われたら、
そうかもしれないとまだ心は揺れていた。

現時点で、プー太郎4ヶ月目の私。毎日が日曜日。
と言う割には、なぜだか、毎日どこかへお出かけしたり、暇があれば
それをブログにこんなに綴っているけど、
今年初めて7時台に起床した。
(お仕事中のみなさん、ごめんなさ~い)

午後1時になって、第164回目の国会が始まった。
衆議院本会議の各党代表の質問がその内容だ。
トップバッターは、民主党の前原誠司氏。
まずは、豪雪で命を落とされた方々へのお悔やみの挨拶から、
国家レベルでの災害対策の乏しさを指摘する。

朝の連ドラ「風のハルカ」もよく注視しないまま、
20日の女性就職セミナーで教わったばかりの面接メイクのおさらいで
少し濃い目の化粧をしたら、8時45分にレインコート姿で雪のちらつく中、自転車を市役所へと走らせた。
提出書類に住民である確認の市長の捺印をもらうのに、
お値段300円!もったいない!

この目的はものの5分で終了し、お次は、南★営業所へ向かった。
約束の時間の9時半きっかりに、営業所の扉を開けると、所長の大き目の声が聞こえてきた。
「おはようございます。」
「おはようございます。」
朝礼を中断して、Bさんが私を席へと案内してくれた。

先週の水曜日、所長が競合他社の営業員が、商品説明に来るから
見学に来るようにと案内を受けていた。

CM「♪よ~く考えよう。お金は大事だよ。」のがん保険の推奨品だ。
加入年齢にや家族構成によって、掛け金や補償額が異なっている。
めいめいに商品に関する質問が飛ぶが、特に所長は熱心に細かく
突っ込んで尋ねていた。
「高齢者の場合は、だらだらした説明だとわからないから、
要点をわかりやすく説明することが大切ね。」

今日は、締切日とかで、1週間前のイベントデーに比べると、慌しい雰囲気だった。

朝礼の最後の挨拶確認に私もシンクロナイズで社員と一緒にお辞儀した。
「おはようございます。」
「ありがとうございます。」
「いってらっしゃい。」

ふ~ん。保育所や幼稚園から求められる基本的な挨拶は、社会性スキル
トレーニングはここでも同じだ。ちょっと可笑しかった。
現役の先生たちより、遥かに上手だったりして。

私は住所確認の必要書類と、通帳の番号を事務担当の女性に伝えた。
「わからないことは、なんでも遠慮なく聞いてね。」
私を勧誘したBさんがお茶を出して言ってくれた。
初めは優しい印象だったけれど、実はとても前向きな感じにイメージは
変った。
「友達からは、らしくないって言われてるんですが、敢えてお聞きしたいのは、凹んだり、失敗談とか、ノルマが辛いとか、そんなことも
ありのままに教えてくださいますか?」

Kさんがにやっと大きな笑みを浮かべた。
「どんな仕事だって、やってみないうちからいいことも悪いことも
わからないんじゃない?大事な書類忘れたとか、初歩的なミスもあるけど、前向きなら少しずつ乗り越えていけるわよ。ノルマも初めはそんなに厳しくないから。」
「友達をなくすって聞いたのですが。」
「それは、いやがるような誘い方をしているからよ。
ゆきんこさんだって、保険いくつか加入してるでしょう?」
「はい。入ってます。」
「税金のことも勉強できるから、他者と比べてお特なのかどうかも、
丁寧に説明すれば、寧ろ感謝されることの方が多いと思いますよ。
私は、一人も友達をなくしていないわ。」

「私は友達には勧めません。ちゃんと訪問エリアは決まってるし、
新規開拓は、自分で決めて回っていくのよ。
私も、この仕事は経験が浅いけど、楽しんでやってます。
人生経験は長いですから、歯科助手とか事務員とか色々職種も変ったわ。でも、どんな仕事も子育てをしながら前向きに取り組んで乗り越えてきました。」
「歯科助手もなさってたんですか?私も応募したことあったんです。
歯医者さんが入れ歯のペーストを作るのにコツがあるって。」
「そう。それもしたわよ。それとバキュームね。」
「あれも、唾が溜まって吸い取るのにコツがあるんですよね。」
「どんなことでも、ちょっとしたことで気構えって変わるのよ。
例えば、挨拶ひとつでも、明るくはきはきしてるのと、ぼそぼそ小声で
呟くのとでは全然印象が違うでしょう?」
その答えに全く異論はなかった。
再就職支援セミナーのアドバイスそのままだった。

私は、プライベートゾーンでは至っていい印象なのに、一度ビジネスモードに入ると、まるで気の利いた好印象の演技ができなかった。
ノルマとかプレッシャーに基本的に弱腰だった。

昨日のY氏のアドバイスを参考にデメリットを敢えて聞き出してみたかったのだが、とにかく前向き発言で交わされた。
今日はこれでおしまいで、明日も午後11時に訪問する約束して、帰宅した。

雪は小止みになっていて、昨日よりも空は青く感じた。
帰宅すると、日課どおりお気に入りのブログを見た。
2ヶ月くらい止まっていた友人のブログは更新されていて、久しぶりに
コメントを入れた。

I先生のブログは更新されていないけど、時々コメントしても、
相変わらず無反応だった。
侵食を削ってもABAに全身全霊をかけて突っ走っているI先生の眼中に
私は、まるで入ってなくてちっとも心理学者の心理は読み取れなかった。
但し、現行の特別支援教育の資格制度にはかなりご不満を持っているのだろうことは伺えた。
資格という紙切れだけを取得させるだけに留まり、
対象児に確かな効果や、保護者の満足感を与えないままの技能が
伴ってこないことに、きっと不満足感があるのだろう。
手強い!

ひたひたとおばさん進行形、モチベーション弱化のゆきんこに
コールドダウンしても仕方ない。
寒いからって、お外へでない意気地なしを強化するわけない。
PCの前で悶々としているのでは、相変わらず、未来は見えてこなかった。

自分の保育の実力は、どれほど同業者に評価されてきたのかは、
査定できない。
営業なら、契約提携数がそのまま評価につながるけど、
教育界での成果というのは、それも保育界など、いい加減で曖昧だった。

答弁では、「能力主義の導入を公務員にも」と提案されている。

じっとしてブランクが長くなれば、どんなことも徐々にできなくなる。
だから、やっぱりここで油を売っていていいのだろうか?
笑顔が素敵でも、仕事は少し楽かもしれなくても、
やっぱり、ハイジでいるべきじゃないかな、私?
自分らしくあるには、今までの仕事の方が本当なのかな?
振り子のように心は揺れた。

いつもオペラント!
と口先だけでブログの外へ出ないことには、夢は現実にならない。
だから今、2月は寒くても、障害児研究会へ行こうと
ここに宣言しよう!

やっぱり杉山先生のABA入門読んでみよう。
レポートもさっさと書いて提出しよう。
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テーマ : 夢に向かって - ジャンル : 日記

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