日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
Tちゃんとランチ
2006年01月31日 (火) | 編集 |
1月も今日で終わり。
今朝のニュースでは、有効求人倍率が13年3ヶ月振りに1.0倍になった
と繰り返し報じていた。

大阪の市街地に出ると、ちらほらとアルバイト募集のポスターや、
新聞や専門誌の広告の求人も増えているみたい。

昨日午後11時30分にTちゃんと2ヶ月ぶりくらいに会ってランチした。
H市駅付近のビジネスホテルが新装して、新しい和洋折衷のイタリアンレストランができたとTちゃんが誘ってくれた。

「忙しくしてるの?」
「うん。なんだかすぐに自分で予定つくって出かけてるよ。昨日(日曜日)にも、所属している子育て支援のNPOの主宰の方が、学友の大学教官
に会わせてくれるというので、折角の機会だから、お会いして、
初対面なのに、ごちそうしてもらって3時間もおしゃべりしてきちゃった。

バリバリ団塊世代のF教授の地元のS市では、60代から70代の方々が
中心になって、今の団塊ジュニア子育て世代をバックアップしようと
奮闘しているのだけど、『まだまだ私たちが頑張らなければ』と
主役の座を譲らない感があるし、話題は、昔ながらのコミュニティを
どうやって取り戻すのか?とか、色々お膳たてした子育て支援では、
親も子どももお客さんで、主体性がないと言ってたよ。
逆に、PTA活動などは責任持ってしてくれるのに、元キャリアウーマンのママなんかは競争っぽくなったり、行事が終わるとその場限りで、
つながりが途絶えてしまうからコミュニティが維持されないって。

F教授の専門がコミュニティ心理学で、巷の生の声を拾い集めて
自分の研究材料にしつつも、アメリカのペアレンティングのシステムを
そのまま日本の今の子育て世代に当てはめるのも難しいって、
研究者サイドも忙しくて悩んでいるみたいだった。
Tちゃんの地域はどんな感じ?」

「うちのH2校区は、お母さんたちも和気藹々と積極的に活動もやってるよ。近くのU幼稚園から持ち上がりで小学校へ行く子も多いから、
つながりも続いているしね。
この前も警察の人が来て護身術の講習会があって楽しかったよ。」

Tちゃんは、少し護身術を伝授してくれた。
凶器を差し出されたとき、その腕の外側方向に身体を除けると、
犯人の腕のコントロールが利かなくなるそうだ。

「H市も物騒になってるもんね。H保育所にいたときは、不審者対応の
避難訓練もしたし、集団登下校も迎えにいかなくちゃならないんでしょう?」
「H2小は、学年ごとに帰ってくるから迎えに行かなくてもいいんだけどね。それより、仕事はどうなってるの?」
「うん。実は、生保に誘われてるんだ。」
「ええ! 今までがんばって障碍のある人たちの仕事がんばってきたのにどうして今更?」

Tちゃんの驚きように私の方がびっくりしたくらいだった。
「1月5日にハローワーク行った時に誘われたんだよ。
営業所の雰囲気よかったし、これも何かの縁かなと。
生きていくためには何でもしなくちゃって何か割り切ったところもあった。
それに、もうこの(障害児関係)の仕事も疲れたの。
何のかんの言っても先立つものは必要じゃない。」

「そんなのわかりきっててOL辞めて転職したんでしょう?
お給料も下がって休みも減るし、大変なこと覚悟して転職して
今までバイトでも頑張ってきたんじゃないの?
なのに今更どうして!?」

「わかってるよ!!」私は、声を荒げて今年初めて泣いた。

「そんなに簡単に言わないでよ。去年はずっと泣いてばかりいて
どうしてこんなにしてまで、続けなくちゃならないのかって
本当に辛かったんだから!
課長にまで呼び出されて辞めろって言われたんだよ。

学校で勉強してきたことを保育現場で少しも活かせないのが
本当に辛かった。こんなに、こんなに勉強してきたのに、
H市ではABAやっちゃダメだって追い出されたんだよ。
結局、大学行っても高い学費だけ払わされて、I先生には習えなくて、
何だか裏切られ感でいっぱいだったんだよ。」

「そうか。話し聞いてなかったけど、辛いこといろいろあったんだね。
でも、仕事は何も生保じゃなくてもいいんじゃない?
ゆきちゃんらしくないよ。」

「それも言われた。でも、私だって何もわかってないし、
見習い期間にファイナンスの勉強させてくれるというので、
ダメもとなの。それでもやっぱり保育がよかったら、また戻ることも
できるし、プロよりもボランティアの方が気楽にかかわれるんじゃ
ないかと思ってね。
障害者の世界でプロでまともに食べられる人は、ほんの一握りだし、
障害者の問題って生まれてから死ぬまでずっとエンドレスなんだよ。
日本社会は、相変わらず、福祉にはお金出さない国じゃない。
自分では、もう十分とどこかで割り切ろうと思った。
とりあえず、自分を食べさせる仕事に就いて、余暇にボランティアでも
いいんじゃないかって。」

「そうなの…なんだか泣かせちゃってごめん。
しばらく会ってない間に辛いことあったんだね。
私も、あなたが施設で働いていたとき、ボランティアに行ったけど、
本当にびっくりしたよ。こんな大変な仕事して、こんなに給料安いのかって、私にはできないと思った。そのために、もっと勉強しようと
バイトで食いつなぎながら、大学院にまで進学したんだから、
今度は、自分で看板を揚げてするんだと思っていたよ。」

「そうか。Tちゃんはそう思ってたんだ。そういう意見もあるんだけど、お金ないもん。この前も空き店舗のテナント見つけたんだ。
帰ってきて、母に言ったら「馬鹿なこと言わないで」で終わりだよ。
みんなわたしの人生に反対したり、いろいろ口出ししてくれるのは、
嬉しいけど、じゃあどうすればいいの!?って何かいい方法教えてくれるわけ?」

「綺麗事では生きていけないもんね。だから、ホリエモンみたいな人も
マスコミに踊らされてあんなことになる世の中なんだから。」
「ホリエモンみたいになろうなんて全然、思ってない。
でも、がんばっても生きていけない人もいれば、全然がんばらなくても
濡れ手に粟ということは、当たり前にあるんだよ。」

「そうだね。主婦業だって窮屈なときあるよ。ボランティアと一緒。
一生懸命やってもやらなくてもどこまで、報われているのかいないのかわからない。パートナーもがんばってるんだなとお互いに思いやったり
どこかでバランスとってるから夫婦関係も維持できる。
主婦だと、自分のお金じゃないんだというパートナーへの
気兼ねはあるんだ。働きたい気持ちはあるけど、子育てとの両立は無理だもんね。」

「身辺自立や、家事というベースの家庭のことに付加価値を持たさない国のシステムの延長上に障害者の問題があるから、その仕事はちっともお金にならないんだよ。」

というわけで、あんまり楽しいランチにならなかった。
「ごめん。今から営業所行くから、またね。本当はYちゃんとKくんにも
遊びたいんだけど。」

Tちゃんと別れて、レインコートを羽織って小雨の中を自転車で
★営業所へ向かった。

★営業所に着くと、まずはお菓子とかお茶とかがさっと出てきた。
PCで、面白い心理テストとバイオリズムも楽しませてくれた。

「どれどれ、適している職業は、
独創性とアイディアに富むファッションデザイナー
その一声に、数名の女性社員が一瞬、振り向いた。

偶然、同じ町内の女性も一緒にスカウトされておしゃべりしながら
油を売った。
「同じ町内とは世間が狭いですね。どこで勧誘されんですか?」
「イズミヤの前で。私も同業者ですけどって言ったんだけど
引っ張られちゃった。」
「ふ~ん。私はハローワークの前で。誕生日の前日にBさんに声かけて
もらって福娘さんに見えちゃって、ハハハ。ねえねえ、ここの営業所はどんな印象受けた?」
「販促品もいっぱいだし、雰囲気明るいよね。前のところと全然違います。」

3時から雨が本格的に降り出して、雨宿りしながらスタンピングなどの
手伝いをして、小止みになった4時に営業所を後にした。


昨夜の大学院の話がまた書けなくなっちゃった。
ブログに書きたくて書けていないメモもいっぱい溜まってきた。

岡本太郎やトーべ・ヤンソンの半生とか、Oちゃん宅で作ったパエリャの
こととか。
でも、スケジュールがあるのも、それなりに幸せなことかな。

バーンアウトしないように気をつけなくちゃ。








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2006/01/31 13:08 | 就職活動 | Comment (1) Trackback (0) | Top▲
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2006/02/03(金) 22:35:01 | URL | サガミ #JalddpaA[ 編集]
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