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幸福の王子


拝啓 幸福の王子様

わたしは、貴方の僕になれないツバメです。

ゆきんこという保育士は、また今日も泣いてしまいました。
「わたしは子どもたちが大好きなんです。
 それでも、一昨日あってはならない大失敗をして
保育所じゅうの皆さんに迷惑や心配をかけてしまいました。
もう、この仕事本当にやめてしまった方がいいですか。
それでも、どんどん増えている発達障害の子どもたちを
少しでも助けたいという願いは叶えられますか。」

王子様、毎日貴方のブログには、たくさんの
人が集まり、いろんな立場でさまざまな
コメントが寄せられていますね。
本当に、誰にも真似のできない素晴らしい行いに、
わたしは、どんどん敬遠してしまいます。

そして王子様が、どんなに粉骨砕身されて、
やがては、命を燃やし尽くして果ててしまわれるのだろうと
思うと、わたしは泣いてしまいました。

幸福の王子様は、困った人々を幸せにするために
自分の幸福を一番後回しにして
自分の命を差し出して、あなたを創った市長によって
炉にくべられてしまうのですか。

どうして王子様だけが、王子様になってしまった貴方だけが、
そんなに犠牲を払わなければならないのですか。
どうしてそんなに?

子どもの数は減っているのに
どうして障害を持って生まれてくる人は
こんなに増えているのでしょう。

わたしは、どうしていつも不安で、また失敗して
泣いてばかりいるのでしょう。
王子様が
「いつも明るく楽しくいこうね。」と言うと、
余計に哀しくなるのでしょう。

明日は、泣いたりしません。
王子様を悲しませて心配させたくないからです。
「そんな僕は、要らない」と
王子様の足手纏いになりたくないからです。

昨夜、ゆきんこの夢に王子様が現れました。
よく憶えていませんが、仲間に囲まれて
議論しているようでした。
せめて記録係りにでもなれたらと、
ゆきんこは目覚めた瞬間思いました。

それでは、王子様
また夢でお目にかかることができますように。

台風の余波に抗うツバメより



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