日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
保育ボランティアでてんやわんや
2006年02月18日 (土) | 編集 |
今日もぽかぽかいい天気。三寒四温の春の気配を感じます。
雪が降るほどさむ~いのも楽しいけど、今年はあまりにも寒すぎたので、先月の光熱費はいつもより遥かに高かった!
因みに気象情報によると、開幕1週間のトリノオリンピックは、北海道稚内よりも高い緯度に位置しているが、最も低い緯度で雪が降るのは、日本の北陸地方だとか。

土曜日の朝9時15分からは、NHK総合の「くらしと経済」を最近しげしげと見ている。
今日のテーマは「医療保険」
高齢者の医療費が、近々1割から2割に引き上げられる。
一生涯のうちの医療費の半分は、70歳以降の高齢になってからかかってくるので、我が家も例外ではない。
既に両親は70代に突入しているので、ご本人は「病気になんてならへんわ。」と言ってるが、それじゃあ、なんでテレビを見る距離がじわじわと前進しているの?と嫁に行かない私は、思ったりする。

ついでに目下、保険のお勉強最中の私。
スカウトされたS生命の1押し商品の医療・介護保険が、ダントツに
売れていて、追い風が吹いている。それに伴い、営業社員の採用も積極的に行なっている。
元祖、辛苦を舐めてここまでの日本社会を築きあげた戦前戦中の年金世代も、安心した医療をこれから先も受けられるのかどうか心配なので、
「備えあれば憂いなし」と加入者がかなり増えているらしい。

無事に合格したらとりあえず、私も最適な保険に加入したいと
思っている。加えて、正しくためになる保険情報も随時アップしたい。

今日の午後1時から4時半まで、H市総合福祉施設で、保育ボランティアに
参加してきた。
この施設には、度々のイベントや図書コーナーを利用していたが、
施設内の保育室に入ったのは初めて。
13日月曜日に若いお母さん向けの「小児科医を囲む会」があり、保育ボランティアを募るメールが長くご無沙汰していたWさんから入っていた。
2004年の春から夏にかけてW氏がリーダーになっている地域の子育てや
教育を考えるメーリングリストに一時加入していたご縁だ。
予定も無かったし、元来はお子様だ~い好きなので、お受けすることにした。

保育室には、子どもよりも多いボランティアが既に集合。
興味深かったのは、中高生それも男子5名を含む10名とシニアの大人が
10名で20名。老若男女バラバラなメンバーと、対象児の殆どは3歳未満児
で、乳児さん含めて20名。

どうなるどうなる3時間?

お母さんと離れたばかりの全く知らない者同士のめちゃくちゃ保育の
はじまりはじまり
母子分離もままならない1歳代の子どもたちは、大人たちで埋め尽くされた雰囲気に圧倒されて、だっこされてもわんわん泣いていた。
「ママがいいよね~。」
たらい回しにだっこするのは、この場合よくない。
「とりあえず、マンツーマンでラポートをつけましょう。」

私は、即座に滑り台に張り込み(刑事じゃないんだから)
何名かの男児たちが、登り台のところでだんご状態。
「さかさのぼりはやめようね。」
しかし、何度注意しても逆さのぼりをやめようとせず、友だちの新幹線を無理やり取り上げようとしているKくんがいた。
はじめから、最後まで彼の言動にはずっと気になることが多かった。
もっとちゃんと観察しておくべきだったけど、とにかく聞き分けがなく、複数のボランティアが、仲裁しては「ダメよ」と言われているのに、人の持っているおもちゃを我が物にするまでそのしつこいこと。

後で、K君のお母さんに「子育て困ってるでしょう?」と聞くと
「はい。」と困り笑いで答えた。
一期一会のボランティアごときでは、医者でもないのにいきなり「ADHDかも?」なんてことは言えない。
でも、プロ中のプロのI先生には適わなくとも、13年間いろんな子どもたちを見てきたから、発達障害児なのか否かくらいは、かなり的中できる
自負心はある。

見知らぬ者同士でも、誰かが音頭を取らないと、ブラスバンドでも同じだけど、楽器を寄せ集めたからといって、コンダクターなしで、
ハーモニーを奏でられないのと同じだ。

中学生の男の子が、自分の好みでカワイイ子をだっこしているが、
急に抱き上げられたら、怖くて泣いている。
あ~、やっぱり子どもとかかわりの希薄な今時のティーンたちは、
本当に子どもの気持ちとか間合いがわからないんだな~と思った。

「その子、すぐにだっこされるとこわいって泣いてるよ。」
彼はスッと窓際にふてくされて離れたが、めげずに積極的にかかわっていた。できれば、感想を聞きたいところだったけど、
デリケートな思春期の男子とかかわるのは、自分の現役時代から苦手。

手作り絵本の「地獄のそうべえ」を数人の男子が一生懸命読んでくれたけど、聴いていたのは3歳の女の子1人。これにも唖然。
「これは、難しすぎるよね~。」
バラバラにブロックとか絵本とか広げて、めちゃくちゃ保育。

まだ歩けない1歳くらいのK君が泣き止まないので、気分転換にだっこして施設内をお散歩。
「ママどこですか~?」と言うと、この人はママを一緒に探してくれるんだと、小さい子どもは魔法にかかってくれる。
スーッとトイレに入って身障者用のトイレのドアのボタンを押した。
「スイッチオン」
ドアが開く。
「あら~、ママいませんね。」
ひとつひとつの大人用のトイレを除くのは、1歳の坊やにとっては、
大冒険!しかも、扉のなかをひとつひとつ除いたり、この月齢の子どもが感覚運動期の水場が大好きな時期なのも知っていた。

電動式の蛇口に手をかざすと、
「うわ!おみずでた!!」
これを繰り返すと、ついにKくんは笑い声をあげた。
「ウフフ面白いねぇ。Kくんもする?」
彼の小さいお手手を蛇口に近づけた。
水が手を濡らした。
「あ~、気持ちいいねぇ。」
彼は自分から手を伸ばした。
「もう一回するの?1・2・3ジャ~」
Kくんはすっかりハマッてこれを5回ほど繰り返した。

エレベーターであちこち出かけるのは、かなり学習しているのか、
ボタンのスイッチにもよく手を伸ばしたが、ことばはなくても、
充分指差しで、初対面の私に要求を出していた。
まさに、無料で社会性&コミュニケーションの診断テスト

休憩がてら、私も別室のママたちの学習会にお邪魔した。
生後10ヶ月のNくんも抱っこさせてもらった。
ママに似た感じの女性に自分から目を合わせてニコッと笑う。
「あれ?全然人見知りしませんね。」
「いえ、いつもはよく泣くんです。」
「へ~、今は泣いてないのにね。どんなときに泣くんですか?」
「ん~、どんなときかな?機嫌の良し悪しもあると思います。」
「他に困っていることはありますか?」
「この頃、断乳してミルクを飲まなくなったんです。」
「離乳食は食べていますか?」
「はい。」
「じゃあ、母乳と粉乳では味が違うのかも。離乳食を食べていらっしゃるなら大丈夫だと思います。」
なんて勝手に保育のアドバイスをしてみたりして!
でも、ことばだけでなく実際の場面をみないことには本当のところは
的確な助言ものだけど。

その点、助産婦さんとか小児科医の子育て話というのは、どれだけ実用的なんだろうか?

「うわ、おしっこで紙おむつボトボトだね。」
「はい。そろそろトイレットトレーニングしないと。」
「布オシメの方が、おむつ取れるのは早いよ。紙おしめは3年くらい
かかっちゃうから。」
「本当ですか?でも、布オムツ売ってないんです。」
「そんなことないよ。私、去年保育所で、おしめかえていたんですから。保育所に通っているお母さんにどこで買ったか聞いてみたら?」

3歳未満児の挨拶の上手なこと。
4時半にママが迎えに来ても、まだ遊びたい子もいたくらいで、
最後にはどの子も「バイバイ」と手を振って帰っていった。

帰りがけには、複数のボランティアさんと連絡先も交換した。
人口40万のわが町だけど、こうした一期一会がとても貴重だ。
「さすがに保育士さんね。ちゃんと滑り台についてくださって。
もっときちんとしたボランティアができればいいのだけど。」
「どうなるかと思いましたが、最後にはみんな仲良く楽しんでいましたね。プロでないことが反って息詰まりしなくてとても楽しかったです。」
「こちらは、地域通貨です。」
「ありがとうございます。ずっと前に市長への提言はがきでリクエストしてたんです。いつからできたんですか?」
「去年の12月頃です。M商店街限定ですが、お買い物もできますし、
ボランティアのギブ&テイクにも活用してください。」

登録用紙には、提供できる内容は「犬のさんぽ」「保育(障害児を含む)」と記入した。
してほしいことは、「英会話」と「園芸」
あ、ピアノでもよかったけど。

約半年振りに保育めいたことをやってみて、純粋に子どもたちと
かかわることが私の幸せな時間だった。
それだけでなく、赤ちゃんからお年寄りまで誰も知らない人たちの
集団があっという間に仲良しになれるコミュニティになるんだなと
それが一番、嬉しかった!

いたたた、背中と腰が突っ張っていたいよ~。




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2006/02/18 19:53 | ボランティア | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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