http://sateraito.blog20.fc2.com///ゆきんこの引き出し
--/--/-- (--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
|

2006/05/06 (Sat) お仕事は人間性
GWもそろそろ終わりに近づいてきました。

一頻り、ちょっぴりヘタレ&センチメンタルになったあとは、
いつも通りに復帰しなくてはなりません。

午前7時半、起床。
身支度をしたら、★営業所へ出かけた。
玄関の階段で「あ、だんごむし。蟻さんも発見!」

去年の春はこいぐみさんのHくんたちと春の散歩の途中で
「はっけんごっこ」楽しんだのにな。

先週、発掘した自動車では走れない狭い新しい抜け道を発見し、
3分くらいは通勤時間を短縮できるようになった。

道中に広がる田んぼの畝も田植えの準備が徐々に始められて、
その一方で、隣のまだお百姓さんの手付かずのエリアは、
遠くから眺めると、蓮華の絨毯みたいで、アグネス・チャンの
「草原の輝き」なんかを口ずさみたくなってしまう。
沿道には蒲公英の綿帽子もゆらゆらそよ風にそよいで、
なんとも美しい春から夏への風物詩です。

★営業所に着くと、外交員この道20年のSさんに次いで2乗りだった。
「偉いね~、今日はお休みなのに。」
「Sさんも出勤したいらっしゃるじゃありませんか。」
「まだあんたは入ったばかりだから無理しなくていいんだよ。」
「支所長が同行してくださるそうなので、出勤しました。
平日、何度訪ねても、お留守のお客さんのところへ行こうと。」

しかし、上司は終日姿を現さなかった。
営業員の活動は、表面上は暦通りなのだが、
自己管理、自主運営なので、だんだん土日や夕方の顧客とのアポイントにも際限がなくなってくる。
締め切りに追われている漫画家とか、執筆家、
はたまたエンドレスワークに携わる専門家にも近いライフスタイルになってくる。
もちろん、個人差は大いにあるから、最終的にはどこまでやってどこで終わらせるのかは自分次第になってくる。
でも、それも社内専用端末で何をどれくらいインプットしているのかで
査定されているから、全く自由って訳じゃないんだけど。


5月2日の主役だったN所長が、愛車の後部座席に二人の小さなお孫さんを乗せて出勤してこられた。
女の子は明朗快活で、初対面の私に臆することなく話しかけたり、
顔見知りの営業員とかくれんぼしたりとお茶目で可愛らしい。

「私のこと知ってる?今はおばあちゃんとお仕事してるけど、
前は保育所の先生だったよ。」
「え~?どこの?」
「K保育所。知ってる?」
「知らな~い。」
「知らないよね?」
「Sの先生は、○○先生。」

幼い子どもたちにとって、初めて出会う先生は特別の感覚があるんだろうな。多分、家族以外のその他の大人と違って。
往生際が悪いのかもしれないが、保育所の枠の外で、
子どもたちと偶発的に出逢いながらどんなかかわりをしていくのか、
それも新しい仕事とないまぜで、模索中!
だって、心の底では障害児保育士だったプライドを捨てきれる訳が
なかったからだ。

「デンチャ、デンチャ、デンジャ」
「ん?なあに?」
「デンチャ、デンジャ」
Sちゃんの弟が人懐っこく、私の隣にちょこんと座って同じ不明瞭な
ことばを繰り返した。
「あ~、電車?」
「トチュウ、トッチュウ」
「え~?トッキュウ??」
「Uちゃん、特急やな?」
「ああ、特急乗ったの?」
「ううん、乗っちゃったらわからないから見に行ってんな、電車乗って。」
「そうか~。電車に乗ったん?特急見たの?」
「ウン。」
「特急好き?」
「ウン!」
U君は嬉しそうに頷いた。

N所長が、しばしのお孫さんたちの守役を終えて、二人は母親の元へ
連れ戻された。

12時過ぎに、K所長が遅れてきたけど、同行は望めなかった。
「一人で行くんだ。私も今日は10件くらい廻るから。」
「はい。もしなにかあったら、所長の携帯にかけてもいいですか。」
「うん。頑張ってね。行ってらっしゃい。」
「行ってらっしゃい。」

さて、単独営業どこまでできるかな?

でも、結果としては、よくがんばりました!
上司の同行なしで、お客さんの承諾書を2通だけだったけど、
面談も10人くらいできて、ポスティングも80枚くらいしました。
自分の足でじっくり担当地区を廻れたので、それだけで何となく
この町に愛着が涌いてくる気がしました。

「へえ、お絞りのお届け?加入してからそんなんしてもらったことないわ。また、おいで。」
という反応や、
「いえ、結構です。何かありましたら、こちらから連絡します。」
などなど、お客さんによって反応様々。

再び営業所に戻ると午後3時。おなかがペコペコ
「いや~、がんばったね。お疲れさん。御座候(ござそうろうと言う
回転焼きの名前)お食べ。」
N所長がお茶を淹れて下さった。
「ありがとうございます。何か特に成果あったわけじゃないけど、
やったな~という単なる自己満足ですね。」
「そう。それがこの仕事は大事。同じ事の繰り返しで、本当は地味な
仕事だから、気持ちがどんどん落ち込んだら続かなくなるのよね。」
「ところで、U君のことがちょっと気になったんですが、今おいくつ
でしたっけ?」
「3歳半よ。」
「どうしても前職が抜けてなくて、専門家の方から何か発達相談を
受けたことはありますか?」
「ええ。半年くらいは遅れているのよ。生後10ヶ月で大病をしたの。」

続く




明けてGW最終日の正午です。昨夜から雨がしとしと降っています。

来年はどこかへ旅行にでかけようかな?
そのために自分で自分のご褒美があげられるように、
今年は頑張って働いて、仕事と学業が無理なく両立できるように
過ごしていこう!

昨夜は「チャングムの誓い」を視聴した。
とうとうチャングムと育ての親のチェゴサングンが、
彼女らに地位を脅かされそうになったチェ一族の陰謀にかかり
不実の罪を着せられて王宮を追放された。
斉州島(チェジュド)へ島流しになる道中、歩けなくなった
チェゴサングンがチャングムの背中におぶさったまま、
無念にも息絶えるシーンがやるせなかった。

いつでもどんな時代でも、こんなシチュエーションがどこにでも存在するものだ。

今朝は、「関西思い出シアター」の新日本紀行に見入った。
昭和44年当時の神戸再開発の様子をドキュメントした内容だ。
番組は、開催されて3年目の神戸カーニバルの国際色豊かなパレードの
模様から映し出された。
現存し続けてきた昨今の艶やかなパレードの様子に比べると
衣装や振り付けも35年以上も前だから野暮ったかったり、懐かしかったりする。

私も実は学生時代に2回ほどパレードした経験がある。

当時から、六甲山や高倉山を削り取って、ベルトコンベアで土砂を神戸港に運搬し、海中に埋め立て、昭和50年完成を目指して人工島ポートピアランドや六甲アイランドを建設してきた。

核家族化が進行する中で、住宅地は港湾付近から山手へと追い詰められ
市民生活も変貌を遂げていった。

昭和36年には、ずさんな建築工事の爪あとも残しつつ、
神戸市水害や、集中豪雨による土砂崩れなどの災害も相次いだ。
六甲アイランドも阪神大震災の際には、液状化現象を引き起こした。
2006年3月に神戸空港も賛否の声が絶えないままに開港され、
新たなエキゾチックタウン神戸の歴史を作っていくだろう。

さて、なんでこんな叙述を敢えて記録しているかというと、
ゆきんこは、現在週3~4回は神戸方面に出没しているという経緯と、
火曜日に大学院で履修した「野外活動特論」では、
神戸山系や水流についての地図の読み取りや作成、現地活動を
控えているから、次回の講義で話題提供したいと思ったのだ。

さて、昨日の会話の続きを綴ってみよう。

「そうですか。大変だったのですね。」
「いくつかの病院を廻ったけど、前例のない疾患で、類似した症例が
1つしかなくその病院と専門の小児科の先生を紹介してもらったの。
でも、お陰で命を取り留めることができたのよ。」
「どれくらい入院なさってたのですか?」
「半年くらいね。その間、家族にできることはあちこちの神社で
手を合わせてお祈りしたわ。神様はきいてくださったのか、
後遺症は残っだけど、感謝してるよ。」

「そうですか・・・
私も以前、小児科に勤めていたこともあり、他人事とは思えないお話
です。一般市民向けの小児科救急フォーラムにも参加したこともありました。医療スタッフのケアレスミスで小さな命を落とされたお母さん方の訴えをお聞きしました。
先の病院を退職する際も、小児ガン患児さんたちの保育ボランティアグループを紹介されたことも思い出しましたが、その時はお子さんたちの気持ちを考えると、お役に立つ勇気がとてもなくて、お座なりにしてしまいました。」

「話し込んでいると仕事が捗らないわね。4時になったら出発しましょう。」

4時過ぎに、N所長の車中で話を続けた。
「お母さんがUちゃんの看病やその後の子育てもご苦労されたのでしょうね。」
「そうよ。Uの子育てがひと段落したら、また働こうと思っていたのに。」
「私はそうしたお母さん方が、子育てから解放される時間の必要性や
障害児さんの発達に配慮するための加配の保育をしてきましたが、
K市ではその制度はないのですか?」
「そうね。ないみたいね。H市はサービスが行き届いているようね。」
「H市では25年から30年くらいの障害児保育の歴史があるようです。
K市にも同じ福祉サービスがあるといいですね。」

人口40万人衛星都市のごちゃごちゃした環境に比べると、
お隣のK市はイチゴ狩りや養蜂も盛んなのどかな田園都市で
断然大好きだけど、福祉サービスに関してはH市は先駆的だった。
「今は昔」かもしれないけど・・・

目的地に到着すると、木のぬくもりが感じられる真新しいビューティー
サロンで、わたしはお客として恭しく応対された。
「マッシュルームみたいなボブカットできますか?」
「どうしてそんな髪型に?」
「特に両サイドの髪が多くてね。軽い感じにしたいのですが、
多すぎて、憧れの三つ編みおさげ髪やポニーテールなんてできないんです。」
「はいはい、そうですね~。」
若い美容師は、髪を触って髪質や分量を確かめながらイメージチェンジの髪型を考えてくれているようだった。

それから、約1時間オシャベリ

どうして美容師になったの?
子どもの頃の夢は何だった?
一番好きなことを、仕事にするか、趣味にするか?
どんな仕事にしても、お客さんは何を基準に選んでいるのか、

「ん~結局、人間性ですかね。」
「はぁ~、、、このお仕事も人間性ですか・・・?」

それじゃあ、『人間性』って何だろうな

この一言が妙に引っ掛かって、
昨夜は熟睡できなかった。
明日は試験当日だ。




スポンサーサイト






ゆきんこさん、お久しぶりです。
子供と共に風邪をひいてしまい、ネットから少し離れていました。
前にゆきんこさんのブログで書かれていたように、環境の変化からこの時期はやっぱり体調を崩しやすいんですね。注意していたつもりが、まんまとやられてしまいました(;^_^A

相変わらずお仕事忙しそうですね。
自転車で動き回ってるとなると、少し痩せたりしたんじゃないですか?私も幼稚園の送迎をするようになって少し痩せました。自転車だと10分ほどの距離ですが、雨の日だと子供と徒歩なので、片道30分のウォーキングなんですよね。お迎えまでに時間があるので一旦家に帰るとなると、送りだけで1時間、お迎えで1時間、一日2時間のウォーキングですね。良い運動になってます(笑)

自分の息子が発達が遅めだったので、子供の発達に関してはちょっと敏感な私です。うちの息子も、3歳過ぎまで単語をくっつけただけの話し方でした。幼児クラブに参加するようになってから急激に成長しましたけど。発達に関しては、女の子が早め、男の子が遅めって言われますけど、性別って本当に関係あるのかな?っていつも思います。うちの子の場合、周りの子との関わりが足りなかったのが原因だと思うんですけど。。

タイトルの「お仕事は人間性」って、いわゆる天職のことなのかな?ってふと思いました。その人が産まれながらにしてやらなければならないこと、人間として人間性として向いていて、やるべきこと(仕事)ってあるような気がします。天職に出会える人って少ないかもしれませんけど。。。ゆきんこさんの見解はどうでしょうか?

久しぶりに来たのに、長々とスミマセン(^^;お返事は短めで結構です(笑)子供がまだ熱っぽいのでまだあまり時間がとれませんが、また伺いますね♪
2006/05/09 10:04 | URL | るい [ 編集 ]

るいさん。体調がすぐれないのにコメントありがとうございます。
その後、お子さん共々回復されたでしょうか?
きっと息子さんの発達のことと絡めて、手に取るように読んでくださったのですね。
「発達」ということばひとつとっても、短いコメントには到底できませんが、私は早ければいい、遅かったら問題とも思いません。
ことばが多ければいいとも思いません。
「先生」などのステイタスのある人が何もない人に比べてどれだけ
人間性のある人なのか、比べることもできません。

右往左往しながら生きている私に「天職」って問い質されると、
切ないですね。
主任や園長に何度「保育士があなたの天職ですって!?」と
罵られ、打ちひしがれた結果が今につながっていて、そういう人たちと二度と働くものかと腸が煮えくり返っているのですから。
2006/05/13 12:57 | URL | ゆきんこ [ 編集 ]









ブログ管理人にのみ表示を許可する


トラックバックurl

→http://sateraito.blog20.fc2.com/tb.php/155-40be511a

プロフィール

ゆきんこ

  • Author:ゆきんこ
  • 2005年8月23日にデビューして、ブログ歴12年目になりました。
    開設当初、障碍児加配保育士を経て、紆余曲折の3年間の夜間大学院の日々を綴ってきました。
    修了後も、失業と再就職を繰り返し、どうにかケセラセラでやってきました。
    出会いと別れの中で次第に専門分野への執着を捨て、遠ざかる日々です。

    独身時代の趣味は、旅行、水彩画、ハイキング、心理学系の読書、リコーダー演奏などでしたが、兼業主婦になってからは家事にまい進、心身とともに衰退しています。
    かなり前に流行った「どうぶつ占い」では「人気者のゾウ」ってことになってます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。