ゆきんこの引き出し

日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。

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今週もドタバタの1週間でした。
明日から3連休ですが、ゆきんこは明日土曜日の午前中もお仕事です。

その代わりというわけでもないですが、
今日は有給休暇をとって、生まれて初めて足を踏み入れた公共の建物へ
出かけてきました。

火曜日の7時限目は「野外活動特論Ⅱ」という科目を履修していて、
5月下旬か6月のいつかの講義でふとこんな話題になりました。
明治時代の兵庫港の地図をながめていたとき、
「N先生、この道路沿いにある記号はなんですか?」
「ん~、、、何でしょうね?私もわかりませんね。
大阪の国土地理院で聞いて調べてみてはどうですか。」

え!それが宿題なの!?

今朝、国土地理院の場所確認のため、インターネットで調べてみたが、
本拠地の所在がつくば大学のご近所だったことはわかったけど、
大阪合同庁舎のどこなのかわからない・・・

ともかく来週18日火曜日の最終回フィールドワーク発表会に備えて
受講生仲間のFさんと午後13時30分、大阪駅で待ち合わせ
谷町線に乗り換えて天満橋で下車した。

「国土地理院はこの庁舎ではありません。谷町4丁目付近の第4庁舎10階です。」

「徒歩で行きますか?」
「歩こうよ。わたしと一緒だから12分くらいなら歩けるでしょ?
先週のフィールドワークよりずっとましだから・・・」

七夕の翌日の8日は終日神戸方面へ馳せ参じ、
それまで講義の中で地図や論文で学んできた
鈴蘭台~湊川流域~兵庫運河までの水害跡地のフィールドワークがあった。
参加者5名のなかで最も俊足なのは最高齢のN教授で、
最も遅かったのが夏バテ状態の若干22歳のFさんだった。

公務員族の皆々様がお勤めになっておられる摩天楼の目的地の一角に
目指す「国土地理院」があった。
入り口には茶色い制服のガードマンが護衛していて、普段着の
お姉ちゃん二人が入っていく雰囲気ではない。

軽く会釈して、ガラス戸の入り口に足を踏み入れ、受付嬢に学生証を見せた。
「H大学大学院のゆきんこと申します。国土地理院に調べものの用向きで
参りました。」
「どうぞ。」

エレベーターでFさんに話した。
「ねえ、N先生の宿題なかったら、こんなところには一生に一度も来ないよね。」

10階について再びカウンターで学生証を提示した。
「国土地理院は廊下の突き当たりにあります。」
まちがっちゃった!

そして、3時前、今度こそ国土地理院の窓口に入った。
たのも~う!(とは言ってないけど)
窓口の女性が奥に座る上司らしき男性に問い合わせてくれた。

「どうぞ、こちらにおかけください。」
男性が案内してくれたオフィスのなかの接客テーブルに着席した。
「この地図なんですが、道路沿いにあるこの記号がわからないんです。」
「はあ~、、、この地図はどこで手に入れたのですか?」
「大学院の講義で資料としてN先生から配布されました。
地理学者のN先生も知らない記号ですから、こちらに出向いて教えてもらうようにと。」
「ちょっとお待ちください。」
男性は書棚から専門の地図記号の解読書らしき文献を持ってきた。」
「いつの時代の地図でしょうか?」
「明治だと思います。」
「う~ん、、、これは難問ですね、、、」
男性は謎の記号を頁を捲って探した。
「国土地理院でもわからないことあるんですね。」
「なんでしょうね???道路が途切れているのも不思議ですね~
 宿題はいつまでに?」
「来週の火曜日です。3連休明けには発表なので、今日仕事を休んできました。」
「ゆきんこさん、すぐに見つからないようなら、N先生に事情を話して
後日にしましょうか?」
「あ、ありました。電線です。」
「電線ですか。」
「明治18年の地図でしょう。当時鉄道が開通したり、発電されたときの記号ですね。現在の電線の記号はこちらです。」
「記号って年代と共に変わるんですか?簡略化されたり?」
「そうですね。最近は複数の色を使用されていますから。」
「ありがとうございました。これで宿題の謎が解けました。」

天下の地理院のスタッフは至ってフツウのおじさんやOLさんたちが
扇風機の廻ったフツウのオフィスで仕事してたけど、
★営業所に比べたら、いや、保険会社に比べたら緊迫感とか追い立てられ感がなく居心地のよさそうな、外部から護られているような雰囲気がした。

「謎が解けて何だか嬉しいよね。誰に聞いてもわからないことが
わかったんだから、何だか得してみんなに吹聴したい気分だね。」

大阪のことは全くわからないというFさんを待ち合わせた
元のプラットホームまで見送って、★営業所には16時半に顔を出せた。

それから明日の訪問先の確認とか、来週の予定表を記入し、
同僚のUさんに便乗させてもらった。
「今日休みとってどうしてたの?」
「ああ、宿題でね、わからない地図記号を国土地理院へ行って教えてもらってきたんだ。中学生の宿題みたいでしょ?」
「ふ~ん、そういえば、老人ホームの地図記号ってできたんだって。」
「へえ、そうなんだ。知らなかった!」
「ところで、丘の上の王子様は元気?」
「体調崩して大変だったみたい。私もこんなに忙しくちゃとても会いにいけないよ。それに王子様というよりもおじさまかもね。大金持ちでもなさそうだし。」
「丘の上のおじさまか、アハハ。」
「そう、ウィリアムおおおじさまだもんね。」

ドライブ会話はこのへんにしておきましょう。
なんでもかんでも自己開示というのも、
このご時世では気をつけたほうがよさそうです。

WELL,ENJOY SUMMER HOLIDAYS!







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