日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
友だちの友だちは友だちだ2
2006年07月17日 (月) | 編集 |
昨日、一昨日と明日18日付けで提出する2つのレポートを仕上げた。
3連休最終日の海の日は、終日あいにくの雨だったが、兼ねてから約束していた、旧友のOちゃんとSちゃんに5ヶ月振りに会ってダべリングを楽しんだ。

待ち合わせはJR天王寺駅の改札口前。
3人とも時刻にON TIMEで現れた。

さっきまで視聴していたNHKスペシャルのサイエンス番組「恐竜VSほ乳類」を見終わって、入浴後、書いております。

ゆきんこは、現実離れした、壮大な番組を視聴することで、
ある種の現実逃避や、気分転換をする傾向がある。
1億5000年前に栄華を誇っていた爬虫類の覇者、巨大恐竜が
滅亡し、小さな夜行性の哺乳類の原始祖先が、卵ではなく、
胎内に胎盤を持ったことが、画期的な進化だった。
子宮のなかで、血液からへその緒を通して胎児に直接、
確実に栄養を与え、また出産後も哺乳することで、
子孫に効率よく栄養を与える体内のメカニズムは、
進化の過程でヒトにも受け継がれている。

しかし、昨今のヒトの女性はそうした自然に抗い始めているらしい。
(というのは、自分のこと!)

かなりオカタイ導入になってしまったけど、
長い付き合いのOちゃんとSちゃんとの話題は、
年経るごとに変遷してきた。

失業したり、転職したり、法律がいつの間にか変わって
それに翻弄されていたり、一番頭が痛いのは、
今は健在でも、否応なく自分をこの世に生み出してくれた親を
いつかは看取るという近未来と子どものいない自分の老後だ。

「子どもがいてもいなくても、自分の老後が安泰だという確証がないから、未来に希望がもてないんだよね。」

「この頃30~40代の自殺が増えているらしいよ。」

「がんばって自己投資したり、資格も色々取って時間とお金とエネルギーをかけても、それが将来につながらない虚しさっていうのかな・・・
3年前から少しずつ取得してきた単位制の特別支援教育士の資格も、
1回の受講料が5000円で、30科目だから合計で20万円。おまけに、
休みが小学校の先生みたいに取れなかったから、去年1科目取得しそびれたがために、再登録料が2万円だよ。その資格取ったからって、
今更、教育現場に身を置くこともできない。」

「は~~っっ・・・」
Oちゃんがため息をついた。

「とにかくやたらに資格が多くてお金がかかる割には、資格取得しただけで、現場では実用的でなく、寧ろ資格なくても実用的で、技能が高い人もあるわけで・・・」

「だからって、何の資格もない人が手前味噌にやることがまかり通るのも、こんな時代だし、資格というのは社会的な信用度とも関連があるには違いないけどね。」

Oちゃんのおすすめのスパゲッティー屋さんで、そんなあんまり楽しくない話題に終わり、Oちゃんとは別れを告げて、Sちゃんと私は傘をさして
天王寺公園のゲートをくぐった。

大阪市立美術館内、地下展覧会室で開催されていた2006年第25回現代水彩画展公募展を鑑賞した。

無数の無名のノンプロ水彩画家の作品は個性に溢れているが、
その中から各賞に輝いた秀作は、やっぱり素人目に見ても
傍で目を凝らしたり、はたまた遠くから見惚れたり。

「単に、上手下手というのでなく、絵でも人でも何となく
惹きつけられる感じってあるね。」

「う~ん、そうだね。不思議だけど、魅力のある対象とそうでない違い
って何だろう?」

「それに、今はありふれた作品でも時代が変われば、付加価値や希少価値があがることもあるよね。」

「ゴッホなんかも、死んでから作品が有名になったんだもんね。」

1時間ほど経って、公園内の園芸ショップにもふらりと立ち寄ったが、
なんとなく手持ち無沙汰になった。
雨がしとしと降っているので、郊外を散歩するにも足元が悪い。

「どうする?」
「ちょっと早いけど、お茶にしよう。」
「HOOPあたり行ってみようか?」

若者向けのショッピングモール街HOOPへ移動すると、
雨にもかかわらず、若者たちで賑わっていた。
沖縄調のこぶしの聞いた声を震わせる駆け出しらしき男性ヴォーカリストを取り囲んで。

「はじめ千歳みたいな感じ。」
「こういうサウンドが夏らしくて癒されるんだね。」

それから無印良品とロフトでしばしお買い物。
フロアを行き来するうち、歩き廻るのにも適度に疲れてきた。
おやつの時間はどこも空席のないHOOP内の喫茶店は諦めて、
あべの近鉄百貨店レストランフロアの「オリーブハウス」に腰を下ろした。

昔々から月に1回、梅田の喫茶店でダベリングを楽しんできた
仲良しグループの集まりもいつの間にか結婚や子育てで
メンバーが解散したものの、相変わらずの習慣で、
喫茶店に甘いものさえあれば、いくらでも話題には事欠かない。

でも、今回はいつものケーキセットではなく、この喫茶店特有の
4種類混合デザートセットと、抹茶白玉あんみつを注文して
半分こしたので、二人ともメニューの選択には大満足だった。

「ゆきちゃん、今の職場の人間関係本当にいいみたいだね。
業界が業界だけに心配してたけど、」

「うん。いい仲間関係じゃなかったら入社してなかったと思うしね。
逆に、非営利の福祉業界で人間関係でもみくちゃになっていた方が、
自分らしく仕事ができずに苦しかったんだもん。」

「ゆきちゃんがその天然キャラで、仲間に受け入れられているのが
何よりだよ。」

「今までそれでもたなかったから、今の仕事もできるところまでという
割りきりがあるのかも。信用にかかわる業界で、一番売ることが難しい商品だけに、一から上司に営業の機微や臨機応変さまで手取り足取り指導してもらえるのも、ラッキーだった。」

「いい上司でよかったね。今までの保育業界よりも幅はきっと広がると思うよ。」

「今日、明日のことで今はせいいっぱいでいつか終わりが来ると
思うけど、実のところ右往左往で、まだ本当に行き着く先が
恥ずかしい話だけど見つかっていないというだけのような気がしてる。
行きがかり上、そこにBさんがいて誘ってくれたからとしか、
今の状況を説明できないんだもの。」

「そうだよ。これからゆきちゃんが行くべきところはきっと見つかるんだと思うよ。今の会社でいい社会勉強していることも役に立つよ。」

「そうだね。今度はSちゃんちに行ってもいいかな?」

「いいよ。久しぶりにおいでよ。」

「Sちゃんも、無理しないでね。」

「うん。ゆきちゃんもね。」

H駅に着くと、雨は上がっていた。
さて、ちょっと公園までブラブラ歩きで、お散歩最中のワンちゃんを
リサーチ。

でも、また雨が降り出した。
公園から飼い主さんと犬が仲良く小走りで家に帰っていった。











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2006/07/17 22:36 | 仲間 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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