錆サビ母校の夏祭り

昨日、ブログを書いてから、夕方6時まで約4時間エアコンが効いていない居間の座卓で試験勉強に勤しんだ。

それから母と自転車に乗り、隣の校区のS小学校まで夏祭りに出かけた。
S小学校区のI2丁目には10歳で転校し、それから社会人になった23歳まで
13年間を過ごした地区だ。

その13年間は、我々家族が最も辛く、苦しい時代でもあった。
その13年を詳細に綴っている時間はない。

★営業所の同僚Hさんがこの地区に居住しておらず、
彼女の前情報がなければ、今回わざわざ思い出したくもないこの場所に
わざわざ来るはずもなかった。

「あれ、老人向けの温泉いつの間にかなくなってる。」
「変わりに違うお店できてるね。」

「問題は、子どもたちとペットがかかわっているところに遭遇するか
どうか・・・」

私の子ども時代から次世代へと変遷する間に、
ぎょっとするほどこの地区は、大変貌を遂げた。

子ども時代、Hゴルフセンターの前でラジオ体操をしていたり、
通学途中には、ウシガエルの鳴き声や蛍もチラチラしていた
あの夏はもう影も形もない。

私がI2丁目を去った後、住民の反対を押し切ってゴルフセンター跡地や
田畑を切り崩して、巨大なマンションが立ち並び、どこからともなく次世代新婚夫婦世代が移り住み、居住区域となった。
後輩にあたる子どもたちがS小学校へ通学している。

錆びれた裏門から小学校に入って、自転車を停めた。
現役の小学生の女の子たちが、2人組、3人組に体育館に入る階段に
腰掛けてカキ氷を食べていた。
わざとなのかオシャレなのか、浴衣を着ているのはいいけれど、
その足は膝上何センチまで出ているんだろう?

なんで大人用のミュールはいてるんだ?

自分の小学生時代の思い出が音を立てて崩れる思いさえする。
一度、自転車でグルグルと出向する先にはどこに子どもがいるんだと
思えるくらいに見当たらないが、
昨夜の夏のひととき、母校の校庭に関しては、
まだまだ子ども軍団は健在のように思われた。

しかし、自分の子ども現役時代とは何かが違っていた。

スーパーボールすくいの前には行列を作って並んでいたし、
仲良しグループで、楽しんでいるように見える。

前職で6歳未満の子どもたち、中でも3歳未満児や障害児などの
小さな子どもたちが主流のお付き合いだったゆきんこにとって

何の根拠もないけれど、現役小学生たちに異様な不気味さを覚えた。
どうして化粧をしているのだ?
どうしてゲームや玩具の剣がお祭りに必要なんだ?
なんとも表現のできない落ち着きのないムード

でもね、子は「親の鑑」っていうじゃない?

「あら、ゆきんこさん。来たのね。」
「うん。今日は母も一緒にね。」
「こんばんは。」
「ねえ、昨夜2次会来ればよかったのに。」
「ああ、うん。何となく試験勉強が気になったから。」
「そうか。私もTがぐずりだしたし、カラオケ屋も幼児連れの客は
午後10時になったら帰宅させるとかで、1時間で切り上げたんだけどね。」

金曜日の夜、大声で高らかに笑ったシーンがリフレインした。
「もう今時の子どもたちは、ブランド競争激しいのよね~!
金銭感覚だって大人顔負けで、うちのTだっておばあちゃんに
おねだりするのよ。紙のお金がいいって!それを貯めてゲーム買うんだってさ。」


「Hさんが知らせてくれて久しぶりに母校に来たけど、全然変わっちゃった。可愛そうに、校舎は錆付いてボロボロだよ。」
「ゆきんこさんのときは、どうだったの?」
「私は2期生だから、当時はピカピカだったよ。あの校舎前の桜並木も全然なかったな・・・」
「でも、あなたの母校なんだから、それだけ年月経てば、ボロボロになっても仕方ないわね~フフフ。」

ちょっと!Hさんの方が年上じゃないの・・・
「じゃあ、そろそろ帰るね。ペット同伴はお祭りじゃ禁止されているみたいだし。」
「そう?じゃまた、月曜日ね。」

毎日5分の路上観察では、滅多と子どもとペットのふれあいシーンに
遭遇しない。

寧ろ、ペットオーナーは、子ども嫌いだったり、人嫌いの傾向があるのなら、自然観察には限界があって、やっぱり第3者の介入が必要なんだろうか?

何より、今時の子どもにゾッとしている大人。。。
これが一番イケテない気がする。

私の同級生の皆さん、今頃どこでどうしているんだろう。
今朝の「サンデーモーニング」では、会社への帰属意識や忠誠心は
アメリカ人よりも日本人の方が激減していると報じていた。

つべこべ言わないで、試験勉強の続きしようっと。











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テーマ : お祭り - ジャンル : 日記

コメント

またお願いです

ゆきんこさん、こんばんは。弥生桜です。お久しぶりですね。
ぴかぴかだった小学校がすっかり錆付いているというのは、僕の通ってた小学校もそうですよ。僕は一期生だったから本当に新ぴかだったけど、最近はクリーム色だった校舎の壁は薄黒く汚れてるし、時計台の塗装はげはげになって見苦しいし…ちゃんとメンテナンスしろよと通るたびに思います。

ところで、ゆきんこさんに頼ってばっかりなのですが、ゆきんこさんの通ってらっしゃる夜間大学院には何人ほどの教員の学生さんがいらっしゃいますか?
実は、僕はいま自分の住む市内の小学校と中学校に対して場面緘黙症の資料配布とアンケート調査を実施しようとしているのですが、市の教育委員会を通さねばなりません。
しかし、市教委からは、個人的な団体からのアンケートは受け付けないと言われ拒絶されました。受け付けるのは、文科省と大阪府教委と、教員養成課程を擁する大学からだけだそうです。
それで、いま、ゆきんこさんが通ってらっしゃる大学も含めて協力してくれそうな大学を探しているのですが、どうもこれも一筋縄ではいきそうにありません。

論文を書いたりするときに教師にアンケートをとる必要があるときは、たいていみな同じ壁にぶつかるので、つてを頼って、個人的に教師に直接アンケートを頼み込むそうです。

そこで、たいへん厚かましいのですが、ゆきんこさんのお知り合いの教師の方にアンケートを取らせて頂きたいのですが、ゆきんこさんからお願いしてもらうことはできますでしょうか?

このアンケートは場面緘黙症の教育現場での認知度の実態を知るためにとても重要だと思っています。
すでに完成しているので、何らかの方法でゆきんこさんに見てもらいたいのですが、いかがでしょうか。

お願いばかりですみません。
どうかよろしくご検討ください。

わたしにできることでしたら・・・

弥生桜さん。コメント待ってたんだよ~!
アンケートに応じてくれる教員の方ですか?う~ん、6月に自分で頼んだアンケートもいまいち非協力的だったし、学校は
10月まで夏期休暇中なので、先生方にはお会いできないのです。
今日だったら大勢の教員集団に会えたのですが、入れ違いで残念でした・・・
恐らく、教育委員会を相手にするのは難しいでしょう。
(どうにもならない公共機関です)
お待たせして申し訳ないのですが、
とりあえず、10月以降でも構いませんか?

緘黙児を支援する会

ゆきんこさん、ありがとうございます。
10月以降でもかまいません。

ご存知かもしれませんが、僕は「緘黙児を支援する会」というボランティア団体を作り、いま設立メンバーを募っています。
市教委にも会の名でアンケート調査を依頼しました。

ところで、先のコメントでも言いましたが、いま、関西地区で場面緘黙症を研究していそうな教員養成課程を擁する大学を調べています。

その結果、まず最初にコンタクトがとれたのがゆきんこさんの通う大学の発達心理臨床研究センターでした。
金曜日にたまたまセンター長のS先生と電話でお話しさせていただくことができました。

残念ながら、センターでは緘黙症を研究している先生はいないので、アンケートを会の代わりに市教委に依頼することはできないといわれましたが、その代わり、S先生にとても重要なお話しを伺いました。

それは、日本の臨床心理学の世界は極端に精神分析に偏っていて、行動分析派はマイナーであることです。
S先生によると、95%は精神分析派で、行動分析派は5%ぐらいしかいないそうです。
これは海外から見ると超異常な状態だそうです。
これほど精神分析に関心が偏っているのは、実はかの河合隼雄先生の影響なのでそうです。
行動分析派の人が「ほめる」ということを言うと、精神分析派の人は「人間を犬扱いしてるのか」と馬鹿にするそうです。

しかし、S先生方はそれにもめげずがんばっていらっしゃるほうで、行動分析を看板に掲げたセンターはうちだけだと仰っていました。

実は、海外の最新の緘黙症治療法は、主に行動療法、及び認知行動療法に基づいています。
この技法を身につけるためには行動分析のバックグラウンドがないといけないのですが、どうも日本では受け入れられにくいのではないかと心配しています。

今度、機会があればあなたの崇拝するI先生にもお話しを伺えたらと思っています。おそらくこれから日本に行動分析派を広める旗手になられる方ではないかと思うからです。

長文になりすみませんでした。
一度ゆきんこさんに行動分析のお話しを伺わせていただきたいものです。

S先生とお話できてよかったですね!

弥生桜さん。近況報告ありがとうございました。心理学の国内・国際的な事情や
さまざまの流派が現在も鬩ぎあっているなか、行動主義が日本国内において非難轟々であったことと、緘黙症児の治療研究が放置され続けてきたことは、かなり関連があるようですね。発達臨床心理センターのS先生に詳しく面談していただけて本当によかったですね。

それと、ご指摘のように、私はI先生を崇拝しているかもしれません。自覚したくなかったですが。。。

私は弥生桜さんにABAを体得していただき、専門家になってもらいたいです。
是非、受験なさってください。そうすれば、私の綴っていることは、弥生桜さんにとっても現実になるのですから。

昨日参加してきた研究会のアンケートにも「動物介在で学校内の緘黙症児にABAを用いることが夢です」と書いて
提出しておきましたよ。

いつか、FACE to FACE で
お話しましょう。(大丈夫かな~?)

S先生

S先生とは直接お会いしたのではなくて、研究センターに電話したらたまたまいらっしゃったのですよ。
実はS先生は明日の仕事の準備のためにたいへん忙しく仕事されている最中だったのでした。

それでも40分ぐらいお話しできました。
今後は伺いたいことがあればメールですることにします。

僕はこれから日本の大学を受験するぐらいなら、留学します。そして場面緘黙症の最新の知識を身につけて帰ってきます。

ところで、支援する会に賛助会員として入会されれば近くにお住まいの会員同士はFace to Faceでお話ししますよ。当会はそういう会です。
それがいやなら匿名会員の準賛助会員になっていただきます。

是非、留学なさってください!

すいません。お電話でお話されたのですね。
日本の大学に愛想をつかしておられても仕方がないかもしれません。アメリカに留学される方が賢明です。
(もう日本に帰国したくなかったりしてね)
先ほど、高校野球を見ながらI先生に
弥生桜さんのことを書いて送信しました。

日本の臨床家の平均寿命は短いでしょう。。。


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