日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
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学校飼育動物市民講座 続編
2006年08月20日 (日) | 編集 |
明けて20日のお昼前です。

母が私の幼少時からの旧知のIさんと遠距離電話中。

「今は保険会社に行ってるんだけどね。3ヶ月売り上げがなかったら
クビになるそうだから、時間の問題なのよ。もういい年だから後がないのよね~。今までの保育現場では、学歴高すぎて管理職の扱いが悪いし、雑用や掃除させてもヘマするから。なかなか適材適所にいけないのよね~・・・」

週末の土曜日の夜は「宮廷女官チャングムの誓い」でアタマがスカッとする。
チャングムの幼なじみのヨンセンが、王の寵愛を受け、懐妊したことで
大出世して、チャングムの宿敵クミョンがヨンセンに最敬礼をするシーンで、後宮入りしたヨンセンがにんまりと笑うところがなかなか受けたな~。

しかし、敵もしぶとい。陰謀に陰謀を塗りたくって王宮に君臨してきた
チェ一族は、医女ヨリを参謀させて、ヨンセンのお世話を甲斐甲斐しく
する素振りを見せながら、ヨンセンの母体に負担をかけるように
故意処方を目論んでいる。

2003年放映されて大反響だった「白い巨塔」もそうだけど、
陰謀や人の足の引っ張り合いみたいなドロドロした人間関係模様を
一体、ヒトは何世紀繰り返してきただろう。

その足元の現実直視を避けて、大学院でごもっともな理論を一応、宿題だから読んではみるものの、やっぱりペシミストになってしまう・・・

そもそもゆきんこは6歳で両親の離婚だけでなく、遡ること何代もの問題を引き摺ってグレーな人生を歩いてきた。コミュニティなんてものは
とうに崩壊していたから、先生はもちろん、小さい女の子が
緘黙だったのかどうかさえ、気に留める人もいなかった。
そんなわけで、私は誰よりも猜疑心が強く、厭世的だった。

書きたくない、穿り出したくない過去などいくらでもある。
ほんのちょっとした一言や瞬間でそれが噴出すると性質が悪いから
大人しく相手の迷惑を念頭に置いて、じっとしてきたのだ。
それを「行動的ではない」「愚鈍だ」「ネクラだ」と単純に言い放つ自分が恩恵を受けていることの有難さにも気付かない人々に何と言われようと最早、耳を傾けようだなんて思わない。

世論調査でも、内心不安や疑心を抱いている人々は少なくない。

で、愚痴ってしまうと際限ないので、昨日の続きです。
そんなに難しくないと思いますが、ダイジェストで、子どもたちが
動物飼育活動でどんなエピソードをつくりだしたのか、いくつかの
事例研究の一部をご紹介しましょう。

「食べていいよ ボブル。たまごばかりあたためていなくて、えさも
食べなよ。おなかすいてない?
そっか!一生けんめいでえさを食べる時間ないのか。
よしっ。わたしがえさを近づけるね。
たくさん食べてひなをたくさん生んでね。」


ここには、動物の立場になって考え、自分でできることを行動に移そうとする子どもの姿がある。動物が生命を守り育んでいる姿を見つめ、
動物と一体となって見守っている子どもの姿がある。

続いて幼稚園教諭 K先生の観察記録
「チャボのなかではボス的存在のミルちゃん。特にシロちゃんに対しては餌を横取りしたり、顔をつついたりして攻撃的である。子どもたちは
一緒に遊ぶなかでそれぞれのチャボの性格までもがわかるようになってきた。「ミルちゃんっていじわるやな」「いつもシロちゃんとけんかするしな」と話し合っている。しかしミルちゃんのことを嫌いになるのではなく「シロちゃんとミルちゃんは近くにしないで抱っこしよう」などとそれぞれを大事にしている。


そして、小学校教諭T先生の事例

ウサギのキララが瀕死の状態になっているのに気付きました。
担当教師は「このまま何もしないで死なせてしまったら、子どもたちに
納得できる説明ができない。」という共通意識をもって
教頭の了解を得て、すぐに地域の動物病院へ連れて行きました。
獣医師さんに預かってもらい、翌日の土曜日に、面会に行くと獣医師さんは「結論から言うと、1時間ほど前に死にました。残念ながら、お腹に
腫瘍がたくさんできていてとても助かる状態ではなかったので、必要以上の処置はしませんでした。

子どもたちは黙って真剣に聞き、キララの死を受け止めていました。
その後の短い時間でお別れの会を計画し、翌日子どもたちは一人一人
冷たい手でキララを撫でてお別れし、人参とともに埋葬しました。
教頭先生が命の尊さについてのお話をしてくれました。
飼育委員会の児童はこの出来事を朝礼で全校に伝えたり、自分たちのキララに対する思いをパネルにまとめ、掲示しました。


トリは全国学校飼育動物研究会 事務局長 中川美穂子先生
「動物飼育作品に見る実感と他とのかかわり」

東京で「雪のすけ」と名づけられた小学校のウサギを持ち出し、
サッカーボール代わりにして(飼育係の友だちが泣いて止めるのも構わず)逃げようとする雪のすけを何度も蹴って、殺した後で川に投げ込んだ高校生があった。

全く憤慨だ!!なんという極悪非道な行動なんだ!

「命」をみること 4年
目が見えないとすごくこわがりになることがわかりました。
わかるのは音とにおいだけだから、動物がこわがる音や声は出さないようにしてあげたいと思いました。今でもシルフィーやラバがびくびくしていたのを思い出します。人間は怖いときには誰かのそばにくっついたりするけれど、動物もそういうことをすることがあります。したくても
そこに家族がいないことの方が多くて、ウサギなどはかわいそうだと
思いました。


まだまだ紹介したい作文はありますが、この辺にして、

3時20分からパネル展示の発表もありましたが、アンケートに記入していたら、参加しそびれてしまい、うっかりしていました。

最後に総合討論

動物飼育教育を学校で展開するには、専門家である獣医師をどれだけ
要請し、連携していけるか、それをコーディネートする学校長や
教頭の裁量にかかっているが、地域の格差は大きく、
「めんどうくさい」「経費と手間がかかる」などの理由で、
動物が餓死したり、病気でも獣医師に見せることができない劣悪な飼育環境などの問題もある。

「見事に管理職はこうした場に出てこない」
(まるで障碍児さんたちの世界と同じやン)

キーワードは形骸化

そういえば、8月6日グランキューブ大阪で開催された
公開シンポジウムで、I先生が司会の討論会がありましたが、
さまざまなシステム論や問題解決論が机上で展開されているにも
かかわらず、現場は二進も三進もいかない泥沼化と、形骸化。

けれども、関係者たちは終了後、まずまずの成果だったのか、
満足げな空気が漂っていました。

ロビーで休憩時間に買おうか買うまいか躊躇していた限定販売の専門書があり、最後の一冊が机の上に残っていた。
「学校・園での動物飼育の成果」2006年6月20日 第1版第1刷発行
編著 全国学校飼育動物研究会

「すいません。今日だけ10%OFFなんですよね。」
「ええ、そうです。」
「領収書御願いします。」
「はい。お名前は?」

領収書を手渡し、販売員は笑みを浮かべた。
「ありがとうございます。完売しました。全部売れると思ってなかったです。」
「こちらこそ、ありがとうございます。このお値段で多分、大手の書店でも後から欲しいと思っても買えないだろうと思って。最後の1冊が買えてよかったです。」

5時15分近鉄京都駅から携帯で電話した。
「もしもし、S支所長ですか?今、京都駅です。」
「お疲れさん。それじゃ、6時30分にH駅で待ち合わせようか?」
「はい。よろしく御願いします。」

母が声をかけた。
「もう蝉の声が、聞こえなくなったね。」
「え?聞こえるよ。隣の子の声。」
「蝉の声は期間限定だけど、あの子はずっと泣いてるね。
あれでは脳ミソによくないわ。」
「わたしはどうだった?」
「あんたは『アイアイアイ』と言ってたね。全然泣かない子だった。
でも、あんたのお父さんに押入れに入れられたときは泣いてたでしょうね。」
「どうしてその時、家にいなかったの?」
「私も外へ放り出されて鍵をかけられたのよ。」
「ふ~ん。それって多分、自分が子どもの頃にそうされてたんじゃない?」


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2006/08/20 13:26 | 講演会 | Comment (2) Trackback (0) | Top▲
コメント
この記事へのコメント
ゆきんこさん、お久しぶりです。
相変わらず、お忙しそうですね。

我が子の通う学校でもウサギを飼育していましたが、病気で死んでしまいました。実は我が家でもウサギを数羽飼っているので学校へ差し上げます、と話をしていたのですが、その後話しが無く、断ち切れてます。。。そして、今は学校に動物が何もいません。。。命を育てることを体験させてあげたいのですけどね・・・。
2006/08/20(日) 21:34:28 | URL | 野ウサギ。 #-[ 編集]
学校にもよるのでしょうか?
そうですね。補足ですが、特別支援教育も含めて、公立学校全てが抜本的な
規制緩和や、独創性を活かし、未来を託す子どもたちのための最良の教育法を
模索しているところだと思います。
学校によっては動物を飼育する余裕や感性をもった先生や学校長がいらっしゃらないのでしょうね。今後、地域や学校の格差は拡大すると推測されますが、
だからこそ、親世代の野ウサギ。さんたちも積極的に現在の教育システムに進言してもらいたいと思います。
学校で辛い思いをしているのは、
それをことばにできない存在なのですから・・・

今朝のニュースでは大学生や大学を巡回監視する「ヘリコプターペアレント」なる
過保護すぎる親を取り上げていましたが、進言も程程がいいのかな?
学校の先生方も過労死寸前ですから・・・
2006/08/21(月) 20:55:47 | URL | ゆきんこ #-[ 編集]
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