日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
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舞台裏
2006年09月14日 (木) | 編集 |
誰も彼もが思い通りの人生を歩いているわけではない。
しかし、占いである程度、幸せなのか否かが推し量れるのだとしたら?
それを自分の個人情報を知る第3者に、案外当たってるんじゃないかという指摘を受けたとしたら?

今朝、★営業所に顔を出すと、いつもと変わらぬ朝の光景。
「おはようございます。」
「おはよう、ゆきんこちゃん、やっぱりそのスーツよく似合うよ!」
「ありがとうございます。支所長が見立ててくださったスーツですものね・・・」
しかし、内心はあんまり嬉しくない。いかにも生保レディという上下黒のパンツスーツ姿。

「Nさんおはよう。昨夜は何時に帰った?」
「ん~?8時には帰ったよ。その代わり今朝は4時起きだった。
お客さんが忙しい人なので6時30分にお会いして成契したわ。」
「え~!そんなにまでして契約取らないといけないの!?
私、昨夜は6時前に帰っちゃったよ。」
「もう眠い・・・今日休んでもいいかなぁ。」


本日は、午後1時30分から4時30分までK支社営業員全員出席の盛大な大会が催された。
その名も近畿北陸営業局長ご臨席“要請600億達成”
9月「○友の月」全営業職員大会

今年2月に入社して、3ヶ月おきのこの大会に出席するのは2回目。
★営業所のスタッフ全員で会場へ向かう前に昼食を共にした。
それから午後1時会場のRホールに到着してしばらくすると
「表彰される人は舞台袖に移動して。」

★営業所では、6月から9月の採用功労者が5名。
そのうちゆきんこはOさんをスカウトしたので、ご褒美に花束がもらえるのだそうだ。

他の営業所からも続々と営業員たちが舞台袖の指定席に腰掛けた。
その数総勢51名。
開幕を待つ間、支社の部長、課長の面々が女性営業員を誘導したり、
花束をセッティングしたりと慌しく動く姿を、好奇心半分、懐疑半分に
冷ややかに観察していた。

子どもたちのあどけない行動観察をすることの方が、私にとっては
はるかに楽しい。
でも、保険会社のおじさんたちって、本当に何をしている人なのか、
よくわからない。
ただの叱咤激励腹黒おじさんたちにしか見えてこないのだ。

続いて永年勤続功労者、本社選抜生の表彰、10分休憩を挟んで、
出張所や経験年数別に、どれだけ契約を成立させたかの発表ベスト10
があったが、★営業所はいずれにも該当しなかった。
座席表を見て、ちょっと納得できたのが、K支社内26の営業所のうちベスト10に必ず入っているのは、やはり大所帯。★営業所の3倍の営業員がいる。
それだけでなく、人間関係はまずまずでほんわかのほほんムードの★営業所に比べたら、明らかにシャープでいかにも生保レディという雰囲気というかオーラが醸し出されていた。

帰りの電車のなかで、私を採用してくれたBさんと隣り合わせに座った。
Bさんは私を窘めた。
「ゆきんこちゃん、あんたはどう思ってるの?夜の学校との両立でどちらも中途半端で身が入りにくいのはわかるよ。私だって家族があるし、仕事に専念できるわけじゃないけど、条件は違っても結果が出せるような仕事ができなくちゃ仕方ないんだからね!」
「そう。この仕事は楽しいところだってあるよ。いろんなところへ行けるし、いやなおきゃくさんもいるけど、いろんな人に会えるのもいい勉強だと思っている。でも、迷っているのかな?あまり夢中になれないのは。」
「迷っているなら自分で決めたところまではがんばって、それからはっきり答えを出しなさいよ。」

午後5時ごろH市駅でスタッフと別れて、自転車で早々に帰宅した。
すると母が、突如こんなことを言い出した。
「今日、Oさんが来て、あんたが今、保険会社に勤めていることを話したら、○友は業界でも一番エゲツナイと言ってたわ。あんたは正直過ぎるから長続きしなし、思い通りの人生にならない運勢だって。」
「え?Oさん今日うちに来てたの?」
「自動車保険の更新と、地震保険の勧誘にね。」
「なんでもっと早く言ってくれなかったの?私、自動車の募集だってできるんだよ。今月売り上げないのに。」
「だって、昔から長い間Oさんに頼んできたもの。」
「それにしても、なんでOさんが私のことそんなに詳しくわかるの?」
「さあ、Oさんも永年保険の仕事してるから、相手の生年月日を占って
どんな商品勧めるのか目星をつけているらしいよ。」
「へえ、保険のプロってそんなことまでするの?プライバシーの侵害じゃない?私、自分のおきゃくさんたちのこと、そこまで根掘り葉掘り調べてないよ。」
「あんたの人生が儘ならないのは、供養されていないご先祖がいるんじゃないかとも言ってたわ。詳しく知りたいなら教えてあげるって。」
「そこまで言われたら、仕事のヤル気一気に失せるわ。だいたい今日の
会社の雰囲気も違和感感じて仕方なかった。」
「郷に入れば郷に従わなくちゃならないけど、あんたの場合はどこに行ってもそれが難しいのが問題よ。」

NHKクローズアップ現代では北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのご両親の
命削る日々をテーマにしている。

「もし、私が供養されていないご先祖を弔う運命を背負っているなら、
やっぱり障碍児・者の方々に献身することしか道はないのかな?」

H市駅のホームで、足早に健常の人々が階段を降りていく流れを妨げるように、ハンドタオルをしがんでいるダウン症の青年に気付いていたのは
私の他に誰かいただろうか?



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2006/09/14 19:35 | お仕事 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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