日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
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ABAに被れてます。
2006年11月03日 (金) | 編集 |
11月に入って、朝夕はひんやり、でも日中は真っ青な空が爽やかな日々が続き、★営業所の外を出れば、それなりに開放感を感じつつ、
厳しいノルマも、その瞬間は上手く忘却しています。

というのは、ゆきんこにはヘタレになると、ちゃんと慰めたり励ましたりしてくれる人々に囲まれているから大丈夫。

今月から、毎日3軒は絶対にお客さんに電話しないといけないノルマが
加わり、お客さんに合う約束(アポイント)ができたら、
ご褒美に販促品がもらえるという方略が始まった。

おまけに、支社から入社8年目の若手ホープ主任のN氏が、
新人指導&将来、営業所を束ねる支部長候補として、
★営業所に武者修行に来ることになった。
女性営業員15名の女の園で、我ら以上に厳しい指令を受けて。

ああ、お気の毒・・・

更に、入社1年未満の新人営業員VS1年以上~30年のベテラン営業員との
対抗戦を強いられることになった。

その宣戦布告(あ~いやだ、この戦術用語)に際し、
グループ名と各リーダーを決めた。

新人といったって、こんなグループ分けしたら、
既にゆきんこは新人グループの中で一番入社が旧くなっている。
「じゃあ、私サブリーダーになる。リーダーは年長のNさんね。」
というわけで、即決。
グループ名は「ちゃあみいフレッシュ」と決まった。

一方、ベテランは、「山いも」チーム
リーダーはBさんと、Tさん。二人はうつ病で去ったK所長の出張所に属していた。

Nさんと私は10月20日の引越し以来、2週間席替えでバラバラになり、
殆ど話をしていなかった。
最後に、顔色の悪いNさんと会話したのは、こういうの。
「Nさん、若いツモリでも、更年期だから用心しなくちゃ。
この前、電車の中で広告みたよ。動悸、息切れ、めまいに・・・」
「救心?」
その途端、二人はハモッてゴージャスに笑った。
「ゆきんこちゃん、3万円くらいするよ。」
「そんなに高いんだ。」

それ以来、挨拶以外は全く会話しておらず、営業員同士は擦れ違いの
単独行動を強いられていた。
Nさんからは、ピーク時
「私、死ぬ?」と携帯メールが入っていたので、
「死ぬ前に辞めよう!」
と返信した。

会社のノルマに忙殺されるくらいなら、少々ビンボーでも
私にはやりたいことがたくさんあるのだ!

何といってもABAで論文を書くという最大の目標が!

10月最終日の31日(火)早速、上得意のお客様Tさんにお電話を入れてみました。
「Tさん、昨日TVに映っていらっしゃいましたね。」
「いやあ、見てたんか。」
「はい。あ~!Tさん映ってる!と思いました。あのご先祖さまの掛け軸
素敵ですね。」
Tさんはあいにく所用のため、訪問するのは来週になった。

O町界隈は、昨年の今頃もTVレポート中継されていた。
なぜなら、ゆきんこの地域、この季節にぴったりの菊の花で全国的に
有名で、O町には江戸時代、東海道の宿場町として栄えた歴史もある。
従ってTさんは、そのご先祖の子孫というわけなのだ。

31日(火)は、★営業所から稲刈りの終わった夕暮れの田んぼ道を抜け、母校のH高校を通過して駅4つ分の距離を自転車でぶっ飛ばす。

それから、3本の電車を乗り継いで、目的地に着けば、
そこにゆきんこたちの講師(好子:こうし)がいらっしゃるからだ。

6時45分、いつも通りに無事に到着したが、
6階の講義室、お部屋は空っぽ。そして真っ暗。
「あれ?今日も休講?」
階下の事務室へ行くと、血走った目をしたN先生が疲れきった表情で
ため息をつき、カウンター越しの事務職員にぼやいていた。
クルリと振り返り、咄嗟の状況判断で謝った。

「先生、ごめんなさい。たった今着いたのです。
仕事は5時に終わっても、駅に着くのは5時半です。
どんなに急いで来ても、これ以上早い時間に到着できないのです。
申し訳ありません。」
「いやいや、あなたがあと1分でも遅れていたら、休講にするところでした。受講生の事情がわかっていたら、そのように覚悟できるのですが、
私も、寝る間を惜しんで、ここに駆けつけているものですから。」
だ~れも受講生が来なくては、平謝りするしかない。
だってお相手は、最先端の研究で全国を駈けずり廻っている諸先生方に
ありがた~い最新情報をFACE to FACE で教授していただいているのですから。

だから、会社の厳しいノルマよりもこっちが大事?
ってことも言い切れませんけどね。

今や、発達障害の分野においては、全国的にI先生の名前は轟いていて、
「住生活研究演習」の権威であられる6時限目のN先生よりも、7時限目の
履修生は、その10倍の人数。

・・・って書くと大袈裟だけど、6時限目の履修生は4名。
7時限目は50名は固い。
昨年の11月8日、昼のキャンパスにI先生の講義を飛び入り聴講させて
もらったことがあったが、その時は昼の現役大学院生の受講生は、
数え切れず、推測100名以上は受講していた。
それくらい人気の講座なのである。

だからって、私にとってはどの先生のどの講座だって
履修した限りは疎かにしたり、ないがしろにするつもりなんてない。
寧ろ、少人数クラスの講座の方が、生意気なことに、
大御所と対等に会話できるし、覚えもめでたくなるし、可愛がってもらえる。マジメに聴講すれば、多少成績悪くても、それ以上に、誠意や
熱意の方が、大事なんである。

そのエネルギーが、会社の厳しいノルマとの板挟みで枯渇しそうになる。
「N先生、どうしてこんなに死に物狂いでお仕事しなくてはならないんでしょうか?お昼だけで十分じゃないでしょうか。」
「いや、お陰さまで今のところはやってますけどね。
欧米では社会人対象の夜間大学院も、珍しくなく、日本ではようやく
2000年代に入って定着してきたんですよ。ただ今日は、1日2往復も
キャンパスと神戸を行き来したものですから、余計に拍子抜けして。」

先週から、配布されていた論文
「こどものまちづくり学習の視座-ホリスティックな環境観・教育観-」(名城大学工学部教授 遠藤安弘先生)を読んで、その要旨を
まとめるのが次回までの宿題。ふ~っ・・・

何回読んでもわかりましぇん!

7時限目のI先生の90分きっかり講義も、盛りだくさんの最新情報を
どうやってまとめるの?
近々、いずれかの専門誌(注:『現代のエスプリ』の次号らしい)に掲載予定の生原稿を早速、公開しつつ、
これを即座に講義ネタで披露するとは、ブラボ~!です。

特に、恐らくI先生ご自身にとっても、為になっているのは、
受講生が出席代わりに提出する前回の講義に対する質問用紙にお答えする。質疑応答コーナー。これだけでも、50名以上の質問があるわけで、小1時間も費やしますが、
何といっても、ABAは身近な困ったことを解決するツールとしての学問だから、受講生の生のお悩みに明答するのは、専門家の当然の使命と
お心得だからなのだ。と、また勝手に解釈している。

I先生が大学院生だった20年前のこと、(書いてもいいのかな~?)
「サルに戻ろう」と思ったこともあった。
この大学の研究センターで自閉症の専門家になる前に、
京都大学の霊長類研究所の門との二つの分かれ道があった。

この頃、気のせいか犬の研究を始めたところ、
散歩途中のワンコの皆さんが寄ってくることが往々にして増えている気がする、ゆきんこ。

水曜日の正午ごろ、一時帰宅したときのこと、
偶然、自治会役員の女性が2匹の犬を散歩させ、自宅の前を通りかかった。
「こんにちは。」
「こんにちは。2匹も飼っていらっしゃるんですか?」
すると、2匹は私に寄ってきたので、頭や首元を撫でて挨拶した。
「この頃、不思議とワンちゃんたちが寄ってきてくれるんですよ。」
「犬はよくわかってますよ。犬嫌いな人もわかってこの子たちも
近づきませんから。飼ってるんですか?」
「飼いたいのですが、忙しすぎるのと、母が嫌いでね。
一人になったら飼おうかなって。」
「私、犬の里親探しをしているんです。血統書付から雑種まで、犬種も
たくさん紹介しています。いつでも声をかけてください。」

講義中のI先生の述懐に、違和感はなかった。
そういえば、サルが好きそうな風貌(こじつけすぎ)

私にとっては、(まだ独りよがりの域を出ませんが)
ABAに被れてくると、動物の延長上に最高位のヒトの行動があるわけで、
おサルもワンコも、自閉症児も、健常者も、その延長上に事象は見え隠れしてくる。

霊長類研究っていうのは、
類人猿とヒトとの進化過程の違いを究めることにある。
その分かれ目はどこだったのか?
おサルのままだった一群と、ヒトへの進化を始めた特異なサルとの
分かれ目を。

人間も多種多様で、その中にも特異な行動を示す珍しい方々がいらっしゃいます。

おサルやワンコにはことばがあるようなないようなコミュニケーション力があるから、
優れたワンコのなかには、介助犬もいたり、人間と共存できる力があるわけだ。
(でも、おサルを家で飼うのは案外難しそうだよね?)

恥ずかしいかどうかはさておき、
ゆきんこという個体が、
I先生のお出ましに、
こそこそと、最後列の席をキープする。

それをABAの権威が見逃さずに、観察していたら、
「ああ、恥ずかしいんだね。」
「集団苦手なんだね。」
とお見通しになるから、やっぱり、恥ずかしい。

この、「恥ずかしい」という感情がヒトにはあるけど、
おサルやワンコ、PDDのみなさんではどうか?と
これだって研究対象になる。

人間がことばを駆使し、高度な文明文化を築きあげてきたのは、
学習し、親がまた子孫に伝授する力を備えているからである。
京大では、アイという母チンパンジーが子どものアユムに
獲得したシンボル言語をどのように学習させるのかを研究中。

I先生の主要テーマは、ペアレントトレーニングの般化だから、
発達障害だけでなく、昨今の日本の親機能の弱化(専門用語使ったらわからないですね)をどのように強化・維持・般化するのか、
そのためには、家族ぐるみの支援の必要性が望まれるので、
この頃、I先生は毎週火曜日、どこかの幼稚園・保育所に介入にお出かけの模様です。

その証拠に机上にはオレンジのかぼちゃお化けの玩具が置いてあった。
「そうか、今日はハロウィ~ン」

F先生によると、「悩み」とか「気持ち」という実際に、目に見えないものを表す言語を取り除き、単純な行動観察眼を身につけるところから、
修行は始まる。

従って、帰りのJRの電車に揺られて、ゼミ生のKさんに、
「だから、悩みということばを排斥したら、文字通り、悩みがなくなったんだよ。それに、私一度も、F先生に叱られてないしね。だってABAで幸せになりましたって宣言してるもの。」
「それが、F先生にとってご満悦のことばだから叱られないのね。
それにF先生、精神分析で解消されているうちは、そんなに深刻に困ってないって仰るのよ。」
「だって、『神様が見てくれてるから大丈夫』とか、『このお守りで
幸せになれるわ』という世界でしょう?私だって、10年前は『あなたの姓名は悪いから、改印しましょう』って占い師に言われて、2万円くらいの印鑑買ったけど、全然、幸せにならなかったもん。」

Q.行動療法と行動分析学との違いは?
A.行動療法の対象は、人間に限定
 隣接学問領域には、バイオフィードバック、認知行動療法を含む。
 
 行動分析学では、対象は自閉症・亀・金魚・ミジンコまで幅広い。
 なるほど~。
 だから、ダイビングしたときのお魚さんたちの行動もやっぱり
 面白い。
 隣接領域も、交通心理学、予防心理学、健康心理学、行動経済学と幅広い。

だから、ゆきんこらしくない「生命保険募集人」の産業界もひょっとして隣接業界?という勘違いな目論見があったけど、ここはどなたか
専門家にご意見を賜りたいところだ。

母親業、家族業、教育界の王道から疎外され、その隣接のプロもどきとしてなんとか生きてきた私には、やっぱりABAがぴったりくるのである。
 
ABA的には、行動療法は「近くて遠い親戚」わかるようなわからないような解説です。

午後2時半を過ぎました。
この辺で、中断してちょっと公園へ出かけてきます。
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2006/11/03 14:40 | 大学院 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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