日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
格差社会は子どもをどこへみちびくのか その2
2006年11月12日 (日) | 編集 |
只今、NHK総合の「のど自慢」が富山県黒部市でオンエア中。

元保育士のお母さんペアの後に、42歳で孫がいるという男性が歌い終わった。

昨夜の講演会の続きです。(ジャーナリスト斉藤貴男氏)
現在の与党軍団は、凡そ三浦朱門氏と同様の発想だが、
最近は回りくどい表現からあからさまになり、
「能力別クラス編成」「みんな教えなくていい」
手間をかけるのはええとこのエリートだけ。そうでない子どもたちはそのまんま。

しかし、どうしてもついていけない子どもは必ずいる。
下から何番目のしんどい子は、じっくり教える必要がある。
下手は教え方は、反っていじめの原因やコンプレックスを助長する。
こうした子どもたちには、特別なプロフェッショナルを要請する。

つまり、ABAを活用した特別支援教育!ですね!

危険だと思うのは、意欲・関心の高さは小さければ小さいほど、
家庭環境に左右される。もう小学校6年生くらいになると手遅れ。
これに対し、三浦氏は「それが狙いだ!」

教育改革の国民会議の諮問機関(小渕・森内閣1999~2000)
当時の委員だったノーベル物理化学賞江崎玲於奈氏の発言に、
大いなる期待を寄せたが、見ると聞くとでは大違い。唖然とした。
「就学時健診の採血検査でDNA鑑定し、ゲノム解析すれば、優秀かどうか
わかる。心理学では、遺伝と環境論を依然闘わせているが、
環境論派は、共産党員だ。私は、遺伝論者で優生学思想を支持する。」

それを聞いた途端、インタビュアーの斉藤氏
「お前はノーベル化学賞を受賞しても、世界一のアタマが悪い!」MAD SCIENTIST、選民思想の似非科学者だ!
そして、江崎氏を採択した政府与党が更に問題だ!

因みに、優生学というのは第2次世界大戦中、世界制覇と民族統一主義を
掲げたナチス・ドイツのヒトラーのドイツ国家思想と同一である。

そのため、ゲルマン民族を脅かすユダヤ人を蝿のようにチクロンBという人間殺人ガスを使って大量虐殺したのが、あの「アウシュビッツ」だ。
蝿やゴキブリに同じようなことを人はヒトにも平気でやってのけるのだ。

すなわち、政府の要人たちはこの『教育改革』で、
エリート以外の人々を「生かさぬよう、殺さぬよう、じわじわ殺していく」方略のもとに、この数年のうちに改革という名の法律をコロコロと変えてきたのだ。(私は凡人ですから、いちいちチェックしてません。)
いかに凡人たちに気付かれないように、
そろりそろりと、使い捨て労働者・切捨て兵士を量産していくかという
隠密計画を・・・

キャアアアアア!!

2000年前後といえば、かなりのリストラが強行にされて、
わが町のハローワークも失業者で溢れていた。
そして、その中に(なんとか)国立大学出たての私も、
その群集に紛れて失業給付を受け、職業訓練校に通っていた。
それが、専門だった「言語障害教育コース」とリンクするかも?
という理由で、2000年10月~3月までの6ヶ月間「日本語教師コース」を受講していた。(懐かしいね~!)

比較として、移民の増加に頭を抱えている英国の研究者報告では、
「移民の子、できない子(喋れない子)は学校へ来るな!」
と暴れる子が多い学校は査定で評価されないので、
こうした小中学校の退学者が増加した。
公教育・義務教育が解体し、学業意欲が低下する。
そこに追い討ちをかけるように、
第10条「家庭教育の重視」平易に言えば、
「お宅の子の躾や教育は、親の責任です。学校も政府も責任取りません」というご都合のよい、責任転嫁。
この教育改革委員にも、ノーベル賞受賞者野依氏も賛同していたから、
ノーベル賞とったからって、信用するのはもうやめよう。

この委員会には、ヤンキー先生の義家氏や海老名佳世子氏も名を
連ねてはいたが、殆ど効果はない。

このままではとんでもないことになる差別的教育は、
企業社会ニーズの教育施策に反映される。
つまり、どれだけケチってGNP(国民総生産)を高められるか?

第2次大戦後、農村から都市へ「金のたまご」と賞賛された
若者世代は、軍隊式の画一教育の機会均等(立花隆氏曰く、やかんと湯呑み方式)→高校全入とシンクロしていた。

ところが、バブル景気前後、サービス業界では、「マニュアル通りの従順さ」が重宝されている。
マクドナルドの笑い話だが、
痩せた若い女性が20人前のハンバーガーを注文する。
店員はマニュアル通りに
「お持ち帰りですか?こちらでお召し上がりですか?」
状況判断するアタマなんて要らない。
目先の利益だけを追い求めていればそれでいいのだ。

バブル崩壊後の経営者は終身雇用・年功序列から大転換の新経営方略を
展開し始めた。
国際競争力の低下を防ぐため、人件費を徹底的に削減する。
それが、非正規雇用者(アルバイト・パート)の大量増産だ。
政府の調査ではその割合は33%とされているが、恐らく過半数を越えているだろう。

格差社会と教育は不可分だが、
2000年まではそれを意識しないで生活できた。
しかし、正職員とアルバイト職員がほぼ同等の勤務体系で、処遇が雲泥の差、すなわち金持ちとビンボウ人が同じ仕事をすることになった。

つまり、勘違いかもしれないけど、
同じ仕事をしていたとて、1ヶ月文字通りの不眠不休で論文かけるエリートなのか?
論文や理論で屁理屈をこねられないボキャ貧凡人なのか?は、
将来、何十倍ものお金の格差が生じるということを意味する。

「ABA勉強したい人、この指と~まれ!
♪あとからきても、よさないよ(いれてあげないよ)フ!」

なあ~んだ!
そういう意地悪なら、最初から受験しなければよかった!
絶対絶対、しゃべんないからね!

何だよ!あの失礼な面接は!
最初から落として、受験料巻き上げるだけで、
あんなに必死で面接の練習だってリハーサルしたんだから!
あんなに遠いところまで必死で歩いたんだからね!

ま、こういう起伏の激しい輩は「臨床心理士として不適格でしょう」
とDNA鑑定されて、スポイル→ガス室直行。

T先生のヒトサシ指がフラッシュバックした。
「仮の研究室の決定ですから。」
私は辛うじて、言語障害の権威の研究室にノミネートされた。(名ばかり)
でも、言語療法士になりたくても、事前にそのベースとなる土壌を持っているのか、どれだけ専門書などで自主学習する意欲があるのか、
何より、権威のご機嫌取ったり、根回ししたり、媚び諂ったり、という
実力以外のソシャルスキル(これが鼻につく場合も往々にしてあり)
が、最も慈悲深いであろうという期待を覆された衝撃だった。

そして、T先生の研究室に入れなかった学生の末路・・・(涙)
また、ヒステリックに脱線してしまいました。

1995年、阪神大震災とオウム真理教の2大災難が勃発した。
終身雇用制度から階層化させよとの方向転換が示されたが、
バブル崩壊の要因となったもうひとつの理由は無視された。
豊満経営のツケ不良債権処理を日経連は経営者責任を敢えて問わず、
人件費のみに押し付けたのだ。

中国では人件費は日本の30分の1で済む。(つまりジンカイ戦術)
今後、3通りの経営戦略が展開されていくだろう。
その3通りとは、
1.長期雇用の大学院卒の幹部候補生
2.高度専門能力活用 例えば、カリスマ営業マン、スペシャリスト
  こちらは、契約期間が限定されている。
3.雇用柔軟型 使い捨て、いらなくなればいつでもクビ
  この人口割合は30~50%に達する。
  つまり、半分はここにカテゴライズされてしまうのだ。

まさか、こんなに広がるなんて思わなかった。
そして、行き着くモデルはアメリカ社会。

1970年、在米22年のジャーナリスト小林ユミさん(東大学卒)
が著した『アメリカの真実』には、
「4つの階級、
1.特権階級(大富豪)
2.プロフェッショナルまたはベンチャービジネスコース 
3.貧困層(明日クビになる運命)
4.落ちこぼれ(社会参加不能)
このうち、富は1と2だけで60%が握られている。
中産階級は存在しない。」

さて、斉藤氏は病弱だった学童期を養護学校で過ごしたが、
この母校を除いて、他の養護学校を閉鎖し、ぶっ潰す計画を美濃部都知事が構想している。
では、斉藤氏の母校千葉の養護学園だけがなぜ例外なのか?
平成天皇の生誕記念に昭和10年創立された由緒あるそして先駆的な(養護)学校なので、潰すに潰せないのがその理由とか。

「じゃあ、凡人に生まれた私が悪いのか?」
そんなバカな!スタートラインがまるで不公平極まりない。

孤児院で育ったKさん、
意欲・関心が低く、学校で先生に教えてもらえない。
社会人になって夜も寝ないで働いても、
永久にお金がもらえない。
負けたお前の自己責任。
チャレンジさせてもらえない。
どんなにがんばっても非正規雇用。
80%は残飯を漁っている。

方や、ご先祖様は代々総理大臣(A級戦犯含む)のAさん。
実力なのかどうかわからないけど、親の七光りで総理大臣に抜擢
「オレは優生学的に、ご先祖のDNAを受け継いでいる。この世は家柄だ!」
企業に入ってもチヤホヤされ、親からの見返りでゴール一歩手前。

これは江戸時代の話じゃないんでしょう?

格差社会と戦争は像を結ぶ。
国の根幹となる憲法はそもそもが、
為政者が暴走しないための、国民擁護の箍(たが)として機能していた。(近代立憲主義においては)

ところが、国民の責務で固めた法律改正でじわじわと、
「反論する者は、排除」
元軍人将校だった小池清彦氏も「今が危険極まりない。これまで
戦争をせずに済んだのは、憲法9条の第2項が機能していたからだ。
これが改正されても、今までのように自衛隊に志願する若者が減るだろうから、次に徴兵制が始まるだろう。」

斉藤氏は日本の近未来がアメリカモデルなら、こう推測する。
おちこぼれ対策と志願兵がリンクして、殺人によって手柄を立てた者を
賞賛する。
為政者は「そうだ!いいアイデア思いついた!下々の輩を戦争に使おうっと」
「あなたは100人切りの査定を見事クリアしました!
おめでとう!勲章と、天皇家御用達のかにかに食べ放題を褒賞にあげましょう!」
「すげぇ!オレ100人殺して(苛めて)褒められちゃった!
もっともっと殺してやるぜ!!」
「うんうん。もっとがんばってね。あいつ気に入らないから
ボクの代わりにちょっと懲らしめちゃってよ。
あ、これはここだけの君とボクとのひ・み・つ
約束守れる?いいこ、いいこね。
♪ゆびきりげんまんうそついたらはりせんぼんの~ます」

ほ~、、、これが100年後の日本の姿ですか。。。

これで、お金をかけずに楽チンな戦争が楽しめる。
志願兵は男女を問わず、そして障害を問わずになるのかどうか、

ただ、確実に言えるのはボランティアでオペラントに死のうとする
方々は生命保険の対象からは除外されます。
生き残って(死に損なって)障害者になっても、それこそでくの坊。
勿論、給付金なんてビタ一文も出ません。

それが証拠に、日本の自衛隊はアメリカ駐留軍と接近し、
もうすぐアメリカと一緒に何をやっても構わない「衛星プチ帝国」と
化していくだろう。

さて、これは殆どアレンジされずに、斉藤氏の講演内容をそのまま
報告している次第です。

ホラー映画よりも怖いよ~!!

そろそろ、ゼミの用意しなくっちゃ・・・













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2006/11/12 15:35 | 講演会 | Comment (5) Trackback (0) | Top▲
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