日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
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観月会
2005年09月17日 (土) | 編集 |
昨夜は、窓を閉め切ってクーラーも入れずに、
タオルケットの上に薄い綿布団を被って就寝した。
もうすっかり秋の気配になった。
今朝は、「くらしと経済」を見ながらメモを取る。
遠距離に住む老親の介護の方法について、
①親の健康に不安の大きい人は、ハイテク見守り機器
②親元で受けられる声かけサービス
③時間預託制度で遠くにいればいるほど、先手必勝

いずれも、障害児、者にとっても応用可能なサービスだ。
4年前に初めて耳にしたエコマネーにも似た
ボランティアのギブアンドテイクの時間預託は、
わが町の市長に提言したことがあったが、未だに
実現されておらず、NPOもそのまんまボランティアだ。

母が知的障害者のグループホームから戻ってきて、
遅い朝食を摂った。

それから、ラジオ英会話リスニング入門の2005年3月号を
徐に探し出す。2階の押入れの段ボール箱に詰め込んだ
3年間分のバックナンバーを探す。
結局、1階の居間の書棚に入っていた。
3月にオンエアで聞いていた「ハッピープリンス」の
シナリオをもう一度日本語と英語で確かめたかったからだ。

岡本夏木さんの「幼児期」のしつけの章を読む。
「正直者がバカを見る」この国の人々の作り上げた
社会システムが否応なく幼い子どもにのしかかる現在を
作者は憂いている。とても読み応えのある著作なので、
誰かに口コミしようっと。

いつものように、カーペンターズをオーバーラッピング
しているうちに、後半は、窓から吹き込むそよ風に
うつらうつらと30分ほどうたた寝をしてしまい、それがもとで
風邪を引いてしまったらしい。
夕方から晩にかけてくしゃみと鼻水が断続的に出てきたので、
上から更に一枚長袖シャツを羽織った。

またお気に入りのブログを見てみる。
話題は、オモチャをどのように学習や実社会に応用する
ツールとして使い、また売り込むか?の提言から、
「人生ゲーム」に転じていた。

確かに、人生はゲームのようなものかもしれない。
わたしのルーレットには、いつも災難が待ち受けながらも、
稀にはラッキーなこともあった。
わたしには、助手席も、後部座席も未だに空席のままで、
お金はスズメの泪
・・・と実際には車もなくて自転車だから、乗せることもできないから当然か。

夕方には、民主党の新代表に前原誠司氏が、対立候補の
菅直人氏を2票差で凌ぎ、選出された記者会見が報道された。
しかし、政治について騒いでいるのは、ジャーナリストだけで、
主権者である一人一人の個人の脳みそに確かにそれが、浸透しているだろうか。教育や子育てについても同じで、教師や保育士に全面的に
責任が転嫁されすぎなのは、当事者の主体性や思考力、自己責任能力を阻むことに加担しながら、本来は裏方の専門家がでしゃばり過ぎて、
忙殺に追い込まれてしまっているとも考えられる。

つまり、Y先生の「サブに徹せよ」の助言とも合致するのだ。

今夜の夕食メニューは、残ったカレーライス、ざる蕎麦、冷奴と茄子の煮物、オムレツ。
それを平らげて、後片付けを済ませると、母と夜の散歩に出かけた。
徒歩10分の最寄の特別史跡に出かけると、古典楽器の音色が
聞こえてきた。

筝と尺八のアンサンブルでソーラン節が奏でられる。
ビニールシートの上には、ご近所の30名ほどのご隠居の皆さんが
静かに座していた。

観月会と称されてはいたが、見上げる夜空に星もなく、
月も残念なことに、完全に雲に覆われていてぼんやりと霞んだ
照明に化していた。

途中でバックパックの留学生と思しき異国の青年が
足を留め、デジカメでその風物詩にシャッターを切った。
「何か、話しかけてみたら?」
母がそう促したが、躊躇しているうちに彼は、立ち去った。
いざ、咄嗟の行動をするのが、わたしは苦手だ。
なかなか治りきらない対人不安がその要因にある。

母とわたしも曲の終わりに、隣接の神社へとお参りした。
「今回の大学院の受験も、ここにお参りしたのよ。」
「そうだったの?じゃあ、この神社、わたしの学業に関しては、
ご利益があったのか。」
並んで前に書かれたイラストに従って拍手を打った。
「何をお願いしようか?」
「授業料の免除申請通りますように。」
「論文書いて、無事に修了できます様に。」

「この掲示板に去年の11月に格言があったの。アインシュタインの。
それが、受験の10日前でそのことをHPに書き込んだんだ。」

小高い駐車場から、市街地を一望した。
「ずっと昔からいい場所だったんだね。天皇の縁の地なんだもの。」
「今の市民の殆どは、地方から移住してきた人で、地元の人の方が
ずっと少ないけど。」
「この10年で集合住宅が立ち並んで、人口が増えたから、環境は
悪くなったもんね。」
「土曜日なのに、こんなに車で渋滞してるなんて。」

「神社のご利益が学業だけというのも、なんだかおかしいね。」
「仕事があったら、進学しなかったわよ。」
「今の社会システムで仕事を辞めたら、次に見つけるのは至難の技よ。」
「そうだね。」
「それにしたって、偉いわよ。ちゃんと進学しようと決めて努力して、
それが実現したんだから。」
「うん。貴方もわたしを育てながら、働くの大変だったでしょ。
今のわたしの年でもうお母さんだったんだから。」
「そうでもないよ。植物を育てるようなもので、枯れないように
水だけやってたって感じ。」
「そうだね。わたしも育ててもらったという実感ないな。」

居住区の入り口の交差点で、母の知り合いの老人会会長と
偶然に会って、会釈した。
自宅の沿道に差し掛かると、自宅の真上には、満月が輝いていた。

中秋の名月の主人公は今も昔も月。
日本の政治の主権は国民にあり、人生ゲームの主役は自分だ。
そのことを自覚している人は、選挙権を行使しただろうか。
それとも既に、「幼児期」にそうした意識を持つことを
身近な大人に禁じられたために、行使できる術を学習することなく
盲目に育てられたのだろうか。

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2005/09/17 21:55 | 鑑賞 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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