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Thanks so much 2006


只今、7時40分。「気分上々↑↑」のオープニングで、紅白歌合戦を横目に2006年を振り返っています。

一言で言って、「思いかけない1年」でした。
そして、何だか曖昧模糊とした1年でした。

昨年2005年度は、念願叶って社会人大学院に入学し、その日常を自分だけのものにするのではなく、ブログでお伝えできればと、8月から始めてみたものの、あんまりお役に立たないひとりよがりな内容に終始していました。(自分で読んで自己満足)

ただでさえ、どんくさい3倍速のゆきんこが歯を食いしばって、10年あまり曲がりなりにも継続してきた自閉症の世界と隔絶するなんて心のどこかでは、挫折感や、屈辱感、罪悪感でいっぱいでした。
保育所では、増え続ける発達障碍のお子さんたちやお母さんたちの涙や怒りに打ちひしがれて泣いてばかり。
失業してから年末までの3ヶ月、辛うじてNEETしてなかっただけで、逃避していたようなものでした。

そこで、2006年年明けは、それを払拭すべく「笑う門には福来る」をモットーに、
お陰さまで意識的に、必要以上に笑って過ごせた1年でした。

ほんのささやかなことにも、面白さや楽しさを発見しては、笑ってしまおうと心に誓ったのです。

勿論、笑えないことだってたくさんありました。
全く無知だった保険募集人の仕事は結構過酷で、毎日毎日、断られたり
怒鳴られたり、理不尽な思いもたくさんしました。
その代わりに、まずこの仕事をしていなければ、学習できなかったこともたくさんありました。

私が今、親しく笑い合っている仕事の仲間たち、それから出会った数え切れない方々との出会いは、殆ど2006年今年出会った方々ばかり。
じっとしていては出かけていかなくちゃ、お客さんからはやってきてくれない。

自分から勇気を出して声をかけたり、話しかけたり、話題を投げかけたり、
しかも、これまで対象にしていた子どもたちではなく、不特定多数のお客様方ばかり。
その大半は、仏頂面で無愛想な苦手なタイプの方々だけど、それでも必死こいて、何度も何度も会いに行った。
そして、当たり前のように連呼していたあいさつは、

「ありがとうございます!」
「恐れ入ります。」
「お元気ですか。」
「お仕事、お疲れ様です。」
などなど。

それでも、契約なんかはまるでとれなかったです。
膝頭が自転車のこぎ過ぎで痛くなるわ、笑顔が引き攣るので今年1年で年相応に老けた気がする。。。。

お給料も、保育士のときとあんまり代わらず、出来高ノルマの世界に「え~!こんだけ!?」
それなのに、販促品や必要経費はズルズルと出て行く一方。


予想外の全然違う仕事を始めて「せんせい」と呼ばれなくなって1年以上も経った。
ホント、「知らぬが仏」って感じです。
そして、夜間大学院の幼年コースの講義や、やっとやっと始まった
I先生の講義を聴いているのは正直虚しい限りだ。

その間、ブログの世界では、私は何をしていただろう。
「緘黙症」という臨床心理や教育界から全く捨て置かれたままだった当事者の方々の生々しい訴えを見過すことはできなかった。

現実の世界でも、隣の上司が慢性のうつ病から解離性障碍が深刻化して
退職した。

嘗て、言語療法士を目指していた私にとって思いかけず、
同僚は脳出血で長期入院した。
3ヶ月後、Kさんは生死の渕からよくここまでというまでに回復して、
退院し、27日に営業所に現れた。

10月から12月の3ヶ月施策の結果、★営業所は翌年2月の支部昇格までの
合計換算338件を達成した。
これは、うちの営業所だけのノルマですが、
因みに、月に1件も契約全然とれませんのゆきんこが足を引っ張っているのに、1ヶ月で110件以上だから、(12月は106件)
15名の営業員あたり、平均10件の契約をとっていたことになる。

お陰さまで、大半の営業員は査定クリアで、昇格。
そこにゆきんこも上研2期というランクに昇格させてもらった。


みんなで拍手喝采を朝礼で終えた頃、Kさんがタイミングよく元気な姿を見せてくれた。

営業員一同は、Kさんにお祝いの花束を贈呈し涙で抱擁を交わした。
「お見舞いに行こうと思ったけど、こわかってん。」

上司のO所長の横に座ってた彼女は、私にはよそよそしかった。
デザートプリンをみんなで食べ終えた頃、
Kさんの方から、私の目を見て、片言で言った。
「アリガトウ・・・」
「ごめんね。お見舞いに行って、いややったやろ。
プレゼントしたあのプーさんのパズル、難しかったね・・・」

営業に出かけるとき、再びKさんと見詰め合った。
髪を短くした彼女が、倒れる前のことばがフラッシュバックした。

「ノーマライゼーションってなあに?」

そういうわけで、特別ゲストのKさんの生還祝いが重なって、正午からの
仕事に行きたくなかったけど、中には単身赴任でこの時期しかお会いできないユウレイ顧客のリストもいくつかあり、夜間の学校は年末年始休暇に入っても、夕方から午後8時まで寒い夜空の下を自転車営業。
午後10時まで営業所に居残り残業していた。

翌日の28日は仕事収めと大掃除。
前日くじ引きで決めた場所を担当し、めいめいがいつもの営業スーツと
様相を変えて、ラフなトレーナーにGパン姿で作業に取り掛かった。

ミノムシのワンポイントの赤いエプロンに、赤ジャージ。
白い三角巾を頭に巻くと、向かいに座っていたNさんが、
「いや~ん、保母さん!!」とゴージャスに笑った。
「だって、今まではこれが仕事着だったんだもの。」

喫煙コーナーの前のガラスのヤニや、ブラインドの埃もすっきり取れて
すっきりした★営業所。

それから、午後12時半に全員で移動し、午後1時からM駅付近の居酒屋で、忘年会兼2ヶ月お世話になったコンサルティングディレクターN氏の
送別会が開かれた。

只今、紅白の画面では布施 明氏が「Imagine」を熱唱中。
いいなあ~。J.レノンのメタ・メッセージは正しくゆきんこの理想郷だ。

一人一人が、お助けマンとして奔走してくださったN氏に謝辞を述べた。
中には、涙でぐちょぐちょになって、
「すみません・・・うまくことばになりません。」

甘えん坊のYちゃん、もしかしてN氏に惚れたな~???

隣の席で鍋奉行になったN所長が、生ビールを豪快に飲み干すと、
半分酔っ払って、徐にこう言った。
「ゆきんこちゃん、昨日プリンターでお客さんのツール作ってたでしょう。あんなに大量に出して全部、お客さんに配るつもり!?」

「だって、S支所長のお達しどおりにしてるだけだよ。」

「もう、あんたって本当に存在そのものがオトボケなんだから!」
Nさんと私は、腹の底から大笑いした。

「ゆきんこちゃ~ん、寂しいよ。論文書くんだもんね。
ゆきんこちゃんがいてくれたから、がんばれたのに。。。」

「ごめんね・・・私は何にもしてないじゃない。営業だってNさんは、鉄砲玉子さんだから、行ったらなかなか返ってこないし。」

「でも、ゆきんこちゃんが私の前に★営業所にいてくれたから、
私は伸び伸び自分らしい営業ができたんだよ。」

「私はみんなの足ひっぱりで、自分で取った契約なんてなかったんだよ。」
「いいの。ここにいるだけで、十分役に立ってるから、上司も可愛がってくれるんだから。可愛い部下を手放したい上司はいないわ。それだって才能のうち。だから、もっと堂々としていればいいのに、どうしていつもへっぴり腰なの!?見ていてじれったいんだから。」
「私は、目立ちたくないんだよ・・・」

いつもの弁舌はどこへいったのか、口数少なく段ボール箱に荷物をまとめていたN氏。
2次会のカラオケでもシャランQの「ズルい女」を熱傷していたものの、
やっぱり寂しそうだった。

20代後半の営業員たちとのカラオケでは既にジェネレーションギャップを隠せない。(さっさと退散するんだった)

私は、YUMMINGが好きなんですが、特に結婚前の「荒井由美」時代の
旧いナンバーが好き。
カラオケで検索したところ、かなりマイナーな、思い出の一曲
「♪さまよいの果て波は寄せる」
を見つけてしみじみと歌ってみた。

歌い終わって、
「だ~れも知らない歌でしたね。」
「誰の歌?」
「ユーミン。」

お互いに歌っている歌を知らないから、なんとな~く白けてしまう。
おまけに彼女たちのプカプカやっている伏流煙で、狭いボックス内は、
濛々としてきた。

おせち料理も作っている暇もなく、作り方も未だに伝授されていない私が世知からいことなんて言えませんが、
10年のギャップがこんなにも甚だしいことに改めて気が遠のいていく。
こんな環境に小さな4歳の女の子をいつまでもつき合わせている
バツイチのママ営業員は恋の歌を熱唱し、上司のM所長は酔っ払った勢いで、感情を顕に馬乗りになった。

去年の大晦日には、こんな仲間に囲まれるだなんて想像もしていなかった。。。(唖然)

けれども、有難いことに、今年過ごした★営業所はやはり、居心地のよい時空間だった。
妙な威圧感や陰湿な虐めムードもなく、上司は一人一人の営業員の特徴を的確に捉えて、指導してくれたのでどの営業員も腐ったりせず、
マイペースの営業活動ができたのだと思う。
そうでなかったら、私が来る以前のメンバーではこの輝かしい(?)
挙積を残すことは到底できなかっただろう。
上層部の要職者方にも、「あの★営業所が信じられない!」という評価を得たのだから、きっとこの会社の伝説に残るだろう。(大袈裟?)

29日から今日の紅白が始まるまで、3日間大掃除。
年始の3が日も掃除してたんだよな・・・確か。

昨日は午後から母と2人で、独居老人の父に会いに行った。
父についての叙述は、あんまり周囲にメイワクをかけたくないので、やめておこうと思う。
14年前に後にしたこの自室は、もう自室として機能していない。
しかし、そのまま放置してきた思い出の品々が引き出しを開けると
出てくるのが、実は14年後のタイムカプセルって感じでなかなか
楽しかったりする。

今回は昨年の祖母の手紙に引き続き、なんと小学生時代の深雪伯母様の手紙が出てきた。
それから、7歳のクリスマスに母にかってもらった人形のジョアンナ。
20歳の夏、10日間ホームステイさせてもらったジェインからのクリスマスカード。

“Are you still playing clalinet?”
あなたは、まだクラリネットを吹いていますか。

No,Never…
もう吹いていない年月の方が遥かに長くなってしまいました。

帰りがけに父は、相変わらずの指示命令の言語機能だけを浴びせた挙句、玄関先で止めを刺した。
「おい、ムスメよ。お前、もっと器量を良くしろよ。」
「もう手遅れよ。」

人を本当に信じたり、赦せる気持ちになるには、それ相応の時間を要する。わたしの場合は、療育や保育の世界、ひいては保険の世界で、
あらゆる好からぬ境遇の方々にもみくちゃになってきたことで、少しずつ鍛錬されてきたお陰が大きい。

そして、恐らくはブログの世界においても現実とあまり変わらない事象が自ずとリンクしていくのだろう。

様々な不遇の環境に置かれた方々を他人事でないと常に自負してきたのは、他でもない父の生い立ちに由来しているからに過ぎない。
だから、美しい慈善事業だって、ボランティアだってそもそもは、
ジコチュウから端を発していることを後ろめたく思わなくていい。
それが巡り巡って誰かに恩恵がもたらされるのなら、それが本望だ。

そうそう、りらっくまタイムは、今年の主役、ワンコたちの観察だった。
誰もいなくても、ワンコの散歩シ~ンに
「カワイイ~~!!」

無邪気に叫んでいた。(やっぱり天然ボケ)

しまいには、営業所付近の常連飼い主さんも見つけたので
このくそ忙しかった営業さえなかったら、もっと癒し時間取れたのに~!!

兎に角、猪年に突入しても、もう少しこまめにデータ収集しないとやばい。
論文書けるかどうか、とてもとても心配です。

会社の掃除は午前中のうちに、キリをつけてしまわないといけないが、
自室の片付けは、マイペースできままにするので、3日もかかった。

今年も年末は、ユーミンのむか~しの曲「COBALT BLUE」をひっぱり出してBGMにしながら、整理整頓。
これが、なかなか捗らない。

その理由は、
第3者から見れば、何の価値もないゴミにしてもよさそうな物が宝物だから厄介だ。
普段、なるべく不要な品々は極力買わないつもりでも、
襖や収納棚に収まりきらないモノ。
ゆきんこの場合は、遍歴を遺す資料の束が捨てられない。
我ながら、「よくこんだけ無駄な勉強してきたなぁ。」
とシミジミするほど・・・(それだけ生きてきた証拠?)

パラパラと出てきた写真やチケットなどもアルバムに追加して挟もうものなら、またしげしげとアルバムに見入ってしまう。

いつもは見向きもしない旧い本ほど、パラリと捲って音読してみたりする。

日本の心理学者も著名な方々がたくさんいらっしゃるが、
母と親子2代で昔から大ファンなのが、秋葉秀則先生だ。
秋葉先生の代表作「今、わが子はたしかか」を開いてみると、
高校時代のメモが挟んであった。

当時は今よりずっと勉強できたかも?と、今はもうチンプンカンプンの
Σ記号の数式を眺める。
でも、こんなのもやっぱり捨てない。
当時の被虐にまみれていた自分を捨ててしまうなんてできないもの。

でも、死ぬときなんてあっという間だ。
どんな発明品も宝物も豪邸も、あの世に持って逝くことなんて誰にもできない。

生きている間は自分を証明できる痕跡を遺している。
例えば、将来、認知症になってしまうこともあるかもしれない。
自分が自分である証をアーカイブ確認するのが、大掃除、大晦日って
感じがする。

来年の今頃はどうしているのだろう。
お楽しみ!
とりあえず、紅白見終わったら、恒例のK神社に母と連れ立って初詣の
予定です。

最後に、2006年度に出会った皆々様方。
色々お世話になり、本当にありがとうございました。
一緒に笑ってくれて嬉しかったです。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

I wish you a happy new year 2007!










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たまたま 通りがかりに、見つけてしまいました。

さて、私は誰でしょう。

 ★営業所の件について、たっぷり読ませて戴きました。 K駅の前のK一の2階のビルですよね?

 S所長に夢を壊されたのか~ MM(ゆきんこ)さんにとって 長く居てれる場所ではないってこと?
でも、よく 半年以上続けて来れたね^^
 今年、2月?3月?で 退職すると風の噂で聞きました。(ブログにも書いてたね)
 今度は、ゆきんこさんの夢を 誰にも壊されないように しっかり育んで 叶えてください。応援してます。


      恨みや妬みなんて醜いモノ




最後に 私が誰かなんてどうでも良いことだね^^ 

♥ 2007/01/03 06:49 by 通りすがりの♀ Pagetop△

通りすがりの♀さん、心の篭った新年初コメントありがとうございます。新年如何お過ごしだったでしょうか。

でも、どなたかわからないですね~。ごめんなさい。
お互いに現実世界でよく存知上げている方だと思いますが・・・どうでもよくないですよ。お目にかかったら
自首、いえ、、教えてください。
生保レディの人生経験は後々、私の肥やしになると思いますが、残念ながら誰が見ても私は営業ハンターには向いてないので、★営業所の皆々様に恐縮しています。

通りすがりの♀さんにとってもよき年でありますように。

♥ 2007/01/03 20:42 by ゆきんこ Pagetop△

xyz様 横レス失礼!どういう意味?何様?返答よろしく。
 

♥ 2007/01/07 17:06 by 小林 一弘 Pagetop△

小林さん、用心棒になっていただき、心強いです。
ありがとうございました。申し訳ありませんが、xyzさまの、コメント削除させていただきました。
ご了承ください。

昨晩、会社の新年会で「2ちゃんねる」のことが話題になったのですが、私もブログの功罪を改めて考え直し、
更新内容や、継続そのものを検討する必要を考えています。
でも、少なくてもブログのお友だちのつながりも大事に思っているのですが。
お互い、ネチケットにはくれぐれも気をつけて、いいおつきあいを御願いします。

♥ 2007/01/07 22:41 by ゆきんこ Pagetop△














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