プロフェッショナルもどき

9月に入って、早速指導教官のY先生にメール送信し、次回のゼミの予定を立てた。
Y先生とゆきんこは各々9月中に学会に参加する所用があるため、次回のゼミは
9月下旬に決まった。
8月中、無駄な統計学やらIEPなどの夏季集中講座に追われて修士論文に全く手付かずだったが、ここに至ってようやく目処がついてきた。
昨年生保レディをしながらコツコツ溜めたメモ書きのままだった観察データ記録をワード収録する過程が今日、終了した!!

収録データ期間は2006年7月1日から2007年5月31日まで
本格的にデータ興しを開始したのは、4月に転居して一段落したGWだったので、
実質、8月を除いて4ヶ月かかったことになる。

週3日の非常勤を容赦してもらっている今の職場の上司に何と咎められても返答のしようもない。
昨日も前期試験の初日、緊迫ムードの職員室で遮二無二駈けずり廻っている若武者のW先生におずおずと話しかけた。

「あの、W先生、いつでも構いませんが5分ほどお時間いただいてお話させてもらえませんか?」
「今いいですよ。どうぞ。」
「私が非常勤で中途半端な雑務しか請け負えず、年若い先生にお独りで何もかも業務を抱えていることを申し訳なく、恐縮しています。それで、先生が体調を崩されたりしてもいけませんし、後期からは先生の業務をもう少し分担したいと
思うのですが。」
「???一体、どうしてそんなことを言い出すのですか?」
「そのようにお見受けし、先生の負担が大きい分、私がさぼっているように見えていると聞きました。」
「僕は、入職した初日から講義をしました。現在もこんな感じですよ。確かに駈けずり廻ってしんどいです。だからといってゆきんこ先生に分担しようだなんて思いません。
なぜだかわかりますか?お考えになってみてください。」
彼は時々、意地悪いニュアンスで生意気そうに答えに窮する質問を吹っ掛ける。
「私の業務が多いことや私に気兼ねしていただくことなど無用です。
私は私にしかできない業務をしますし、ゆきんこ先生ならではの、ゆきんこ先生にしかできないここでの職務を遂行されたらいいのではありませんか。」
「私は、前職は保育士で子ども相手や雑用なら慣れていますが、集団で講義したり、20歳前後の学生さんたちを指導するなど、どうしていいのか、、、」
「私だって集団は苦手です。
 ここは、学校で保育所ではありません。
 何をすべきかよくお考えになってください。」

え~~~~
こういう突き放した態度、W先生のキャラなのかな?
それとも、社風?

やっぱり、子どもに囲まれていない人生なんてゆきんこらしくない・・・
これからますます歳を重ね、おばさんになっていこうとも、
学習は学校という厳しく冷たい環境だけでするものではない。

一昨日の夜、久しぶりにひいてみた「セルフ・セラピーカード」は告げた。
インスピレーション

私だって、20代の頃は、いや最近まで保育・療育現場では釈迦利器でやってきたのだ。今はサボタージュしているように見えるかもしれないが・・・

夕方5時ピタで、帰宅し歩いて5分のスーパーHさんへお買い物に出かけた。
駅前のスーパーにはない掘り出し物についつい手が伸びるが、
店内が狭いし、品数も少ないので所用時間も節約できる。
おまけに儲け根性のないおっちゃんが、レジで
「まけとくわ」と値引きしてくれ、
「またきます~!」と自然とストレスもふっとぶ。

すっかり機嫌を直して、部屋に向かって歩いていると、
向かいの住宅から女性がかけて私に近付いてきた。
「こんばんは。向かいのDですが、ちょっといいですか?」
「どうしましたか?」
「福祉の学校の先生になるためにここに転居されて、以前は保育士さんだったと
おっしゃってましたね?」
「はい。元々は障碍児専任の保育士でした。」
「まあ、なんとタイミングがいいんでしょう。私の娘のことでちょっとご相談したいのです。会話がどうも通じにくいと感じることや、多動でテレビの上にのったりします。」
「今は、通園なさっているのですか?加配の先生はいらっしゃいますか?」
「幼稚園に通園していて、関係者の先生にも見てもらっていますが、私も先々で、周囲の理解が得られずトラブルやいじめに巻き込まれないかと心配です。
どんな障碍なのかが、親ではよくわからないので相応しい専門書を紹介していただけないでしょうか。」
「どうぞ、どうぞ。最新の書籍ではありませんが、ちょっとお貸ししましょう。」
「ああ、この先生有名ですね。名前、知っています。」
「私の習っていた先生です。専門書の豊富な大型の書店にもよく出向きますので、もっと相応しい書籍も探してきますね。
それから、近々日曜日に講演会にも出かけますので、よかったらここからご一緒しましょうか。」
「うわ、そんな情報まであるのですか。ありがとうございます。でも、母が入院中で遠方までは外出できないかもしれません。」
「どうぞ、ご無理はしないでください。また、いつでも不安になったり、ご自分の子育てを責めないように気をつけてください。
私は以前にも障碍児の方の家庭教師もしていました。お向かいですし、お嬢さんと一緒に遊びたいです。」
「そうですか。主人に話してみます。ありがとうございました。」

職場で読んでいた臨床心理学の本には、こんなことが書いてあった。
「科学的な実践データに基づいた実証研究を遂行するのが、臨床家の任務だ!」

私は厄介なことに、お金にならない自分で課した好きなことにはコツコツ地道にがんばるところがあるかも。
来る学会のシンポジウムに向けて、お客さんがあまりにも少ないのも何だから、
転居前から懇意にしてきた関心をもっていただけそうな方々に案内のメールを送信した。
全ての方々とはいかないが、数名返信があり、近況なども付記してもらえると
更に喜びが増幅した。

私にエールを贈ってくれる人は多くないが、
希少だからこそ、ゆきんこ自身も懐かしい親しい人々もかけがえがないと実感できる。



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テーマ : 頑張れ自分。 - ジャンル : 日記

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