ゆきんこの引き出し

日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。

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一昨日から、分厚い掛け布団を使って就寝するようになった。
しかし、今日は日中、1ヶ月くらい逆戻りしたかのような陽気。

一昨日、修士論文のエピソード再抽出作業が終わって、指導教官のY先生に見てもらったところ、笑みを浮かべて「なんとかまとまったね。」
とコメントをもらった。

イヌの散歩のエピソードの数は、総数97抽出できた。
2006年7月~2007年6月まで、いろいろの観察記録のうち、
ボツにしたものが、半数近く。
更に、飼い主である大人と子どもとの間にコミュニケーションが生起せず、通過してしまったものが半数。
イヌを社会的潤滑油として、大人と子どもとの間に生じたコミュニケーションは10%くらいに見積もれそうだ。

昨日は正午から午後8時まで仕事をしていた。
仕事といってもアンペイドワークだ。
元々、大好きって訳じゃなかったが、
親元を離れて、全くの自由と責任を得た今、
自然と習慣化させているのは、自立した家庭人(?)としての家事全般
そのうち、一番時間を費やしているのがおそうじと料理。

転居当初は、毎日3Kの全室を掃除機と床の雑巾がけをせっせとしていた。
昨日は、とりわけ念入りに普段あまり手をつけていない窓のサッシや
電気機器に溜まった細かい埃、それから、自室に散乱していた資料の諸々を整理整頓していたら、8時間もかかってしまった。
最後に普段、使わないテーブルセットや食器なども用意した。

翌朝は、いつもより早めに起床してそわそわとお客さんをおもてなし
するために、新しい料理に挑戦してみた。
1週間前に1度練習していたけど、2回目の本日本番は、少し失敗。
レシピもいつもに比べると、事前に買い出して3倍くらいは使った。

メニューは、イタリアンスパゲッティとマカロニグラタン、
ポテトサラダ、野菜サラダ、スープと
定番らしき、イタめしメニューだけど、おもてなしするのは初挑戦!

ゆで作業だけでも、案外時間がかかった。
じゃがいも、マカロニ、スパゲッティ、ブロッコリー、ミックスベジタブル、卵
これらを予め、下茹でするのだけど、意外と面倒くさい。

それから、マカロニのホワイトソースを作った。
溶かしたバターに小麦粉を加え、牛乳を少しずつ加えながら、ソースを
作るのだけど、粉が多すぎて、結局プディングみたいに固まってしまった。
具はホタテと海老を酒蒸しにして、マカロニと混ぜ、オーブントースターで焼く。

サラダは、サニーレタスにきゅうり、プチトマト、たまねぎ、
これらはちぎったり、切って盛り付けるだけでOK!

スパゲッティも缶入りのトマトピューレに火を通して混ぜたらいいだけなので、こうやって書き込めば、そんなにややこしいメニューではない。

けれども、何をするにも処理速度遅めなので、3品がちょうど完成するころ、タイムリーにお客さんからメールがあった。

最寄のバス停まで迎えに出かけ、旧友のSちゃんがバスから降りてきた。
「遠路はるばるいらっしゃいました。」
「けっこう坂が多いね~。」

Sちゃんはバスと電車を乗り継いで、3時間近くかけてわざわざ来てくれた。
Sちゃんの自宅を訪問したことは2~3回あるのだが、昨年11月と今年5月にある目的でお邪魔していた。
目的というのは、邪なことに、私の修士論文の研究のためだった。
「イヌの散歩」を研究テーマにしたとはいえ、私自身はイヌを飼っていないので、なかなか子どもとの遭遇場面を観察することが難しい。

Sちゃんの愛犬は、子ども好きだと以前から聞きつけて研究に協力してもらっていた。

しかし今回、Sちゃんは失業してヘタレになっているゆきんこの近況伺いにはるばる来てくれたのだ。
いつまでも段ボール箱入り娘(おばさん)状態のゆきんこを
後から生まれた同い年のSちゃんの方が、10代の学生時代から頼りになる
存在として、ずっと友達で居続けてくれたことに、いつも感謝している。。。。。

おやつは、1週間前に買い込んでいたフランスのクッキーと
カモミールやブルーベリーのハーブティー。

「結局、自分を幸せにするほうが大事だよ。
自分が幸せだと言い切れずに犠牲を払ってまで、誰かを幸せにするなんてなんだかおこがましいよ。」

・・・なんだけどな~

午後4時過ぎまで歓談し、最寄り駅までSちゃんと歩いた。
「年賀状、新しい住所に送ったらいいのかな?」
「今年は書けないからいいよ。今度会えるのは、修士論文が完成してからね。」

夜の学校へ向かう乗り継ぎの駅で先に下車し、Sちゃんと別れた。
講義開始の6時半まで1時間近くも待機する時間があったが、
お陰でお気に入りの先行研究論文にじっくり目を通すことができた。

修士論文では、まず初めに、自分の研究テーマを決める事前事後に、
過去に著された近似の論文を読んでおく必要がある。
私の「イヌの散歩」をテーマにしている論文は恐らく、日本では皆無だった。

2004年に受験のために通学していた大学院予備校では、
「奇をてらったような珍しい研究テーマは、大学教官にあまり受けないからやめた方が無難だ。」
と忠告されていたし、先行研究ありきで、後続研究がテーマを継承するのが、通常のパターンだ。

私は、Sちゃんを迎えたのと同じようなルンルン気分で、やっとの思いで
入手した英語論文をじっくり読み始めた。

海の彼方で、1983年に自分と同じようなテーマで既に研究していたピーターさんの「イヌの散歩」の論文を見つけたのは、今年のGW明けのことだった。

「特別支援教育基礎論」講義が終わり、才色兼備のI先生に話しかけた。
「年上の生徒に講義するのは、どうですか?」
「もう、慣れましたね。最近はふてぶてしくなってきました。」
いいな・・・そんなこと平気で言えるの。

図書室を覗いたら後輩で2年生のNさんに会った。
年下の私が先輩で、年上のNさんに「ため口」で話すと、Nさんは時々敬語を使う。
社会人大学院は、めだかの学校みたいで年功序列も何もかも崩れて、敬語も位相もぐちゃぐちゃである。

「Nさん、毎日来て、順調なんでしょう?」

「それが、全然。どこまで進んでます?」

「私も時間かかったけど、何とかデータまとめで先生からOK出たよ。
今、結果と考察。」

「え~っ!いいな~。」

「どうして?私が進んでいるように見えるだけでしょう?先行研究なんて今年になってやっと見つかったばかりだよ。NさんのパラグアイのテーマもNさんにしかできない論文だからすごいんじゃないですか。」

「う~ん、、、私しかやっていないから困るんですよ。まとまらないから留年になるかも。」

「何もないところからするのは、確かに大変だよね。その点、一つでも
同じテーマで研究していた人が見つかったたら、このメセントって著者にすごく親近感出てきちゃって!」

「よかったですね~。で、どんな感じ?」

「彼の論文は、散歩させているイヌが飼い主と他者をつなぐ『社会的潤滑油』の役割を果たしうると帰結されている。
私の場合は、イヌが飼い主である大人と子どもとのコミュニケーションを促すというテーマだから、自ずと同じ結論に導ける着地点が見えてきた。」

「いいなあ~~。」

「世間の人には、「何がそんなに楽しいの?」という後ろ指さされる研究の世界だけどね。」

「結局、自己満足しかないですよ。仕事を辞めても、将来につながらなくても、すぐには何の役にも立たない論文を書き上げるってことは、
自己満足意外には何もない。」

「でも、それが楽しいし、独身で好きにやっていられるのは、贅沢かもしれないね。」

明日の夜も、またNさんと一緒に「家族関係学研究」を受講する予定だ。









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2007.10.20 06:58 | ザ!学校

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