日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
悟りの境地って・・・?
2007年10月29日 (月) | 編集 |
人間って得て勝手な生物だなと自分も含めてつくづく思う。

わたしにはずるいところがあるので、
私だけではないが、通常、人間は自分よりも位相の高い人間には
謙ったり、よそゆき顔を装う。それが本能に基づいたルールであり、
マナーだからだ。

ところが、ヒトは進化しつつも退化している。
特に19世紀以降は、医学も科学も目覚しく進歩した恩恵で
実に多様な人々が共存共栄し、また同時に競争原理のなかで
矛盾や葛藤も抱えつつ、生きることが赦される時代になった。

今月の電気料金が大幅に3割近くも減額になって、単純に嬉しい!!
オシャレも楽しめ、栗、梨、リンゴや幻の柑橘類「ブンタン」までゲットして、食べるのだ~い好きな私はそれだけで単純に幸せ気分。

やっぱり暑くも寒くもない秋は、いろんなことに取り組むのにいい季節だな~としみじみ思う。
私にとっては誰にも侵害されない秋休みという感じ。
こんな生活が当たり前になり、プーおばさんがすっかり癖になってしまうと危険だ!!

ところが、多様な人々のなかには、同時に自分も含めて生き辛いと感じる人々も増えてきた。
『普通』って何だろうと思う。

発明王エジソンが電球を発明して以来、ありとあらゆる電化製品が普及し、その結果、20世紀から21世紀のうちに、人類は途方もない地球資源とエネルギーを消耗し、現時点ではそれに歯止めがかからないようになっている。

昼夜を問わないライフスタイルは、ライフスタイルそのものやヒトの体内リズムを崩壊させ、
心身ともに多くのダメージを与えているようにも思われる。

それで、何がいいたいのか?

つまり、私はどうしてこんな時代に生まれて生きていかなければならないのだろうという怒りと悲嘆に苛まれそうになる。

そうすると、励ましたり、慰めたりしてくれる存在を本能的に求めたくなる。

その意味では、ヒトはどんなにイタチゴッコのように進化してもその功罪に悩み、自然、SALVATION(救い)を求めたがる存在なのかもしれない。

そして、怒りと悲嘆に満ち溢れないように、今流行の「セルフコントロール」「セルフエスチーム」「セルフエフィカシー」に勤しんでみる。

横文字の心理学では、特に、怒りの神経伝達物質であるアドレナリンを
放出しないようにするためのトレーニングを心理療法やら何やらで
処されるわけなのだが、虐待の老舗家族に育った父の台詞からすれば、

「そんなもんは昔から当たり前にあったんだ。」

母は、結婚前には文字通りの「几帳面」でいくつもある実家の部屋の掃除や家事全般を怠らない行動様式を確立していた。

ところが、加齢と共に室内が常にスラム街状態という父とのDV生活によって次第に掃除をしなくなっていった。

よく言えば「諦め」
悪く言えば「投げやり」
つくづくとモノはいい様やね。

父が幼少時より祖父から受け継いだ先祖代々の暴力の連鎖から
「このヒトは、どうして『お父さん』をしないのだろう?」
「どうして普通でないのだろう?」
「どうして、特に理由もなく突然、目の色を変えて怒り出すのだろう」

両親が離婚した6歳で私はなぜだか、モニタリング力というのを身につけ、父を超えていると悟ったことがあった。
勿論、当時40歳だった父の半生など、6歳の私にわかるはずもなかったけれど・・・

父は40歳で全ての歯を失って、総入れ歯になった。
会社を転々として、行く先々で辛い重いばかりしていた父を今なら慮る
ことができる。
時は、好景気で特に有能でなくても皆が新しい電化製品を次々と買い換えては「国民総中流意識」に沸いていた。

けれども、父はどの会社にも受け容れてもらえず、いつもトラブルばかり起こして辞めてしまうということを繰り返していた。

父は、誰にもわかってもらえず、苦しんできた。
ただ変人だとか、狂人扱いされて母と結婚するまでは、一畳しかない小さなアパートですさんだ生活をしていた。

今は、精神医学も進んで、重篤な社会的弱者は、公的社会保障によって
保護されるようになってきたが、いわゆる中途半端な「ヘンなヒト」は
普通のところが多すぎて、知的障碍がなければ障碍だとは認知されてこなかった歴史の方が遥かに長い。

そして、その恩恵を受けられず、家族からも誰からも見放されて、
人知れず、抹殺された人々が無数にいたに違いない。

その昔、そうした人々は「石(ごく)潰し」「禄でなし」などと蔑まれ、村八分にもなっただろう。

頭はワルクナイのに、どうして仕事ができないの??」

私はそのような死に損ないの遺伝子を運良く(運悪く)授かってここに
生きている。
同時に私には、目には見えない「悟り」の境地がどこにあるのかを、
今朝、洗濯と食器のあとかたずけをしながらふと思った。


転居して6ヶ月目の秋、アンペイドの無報酬の家事に無心に勤しむ自分ってなんだろう?

売れっ子芸能人並みに超多忙スケジュールをこなす講師の何気ない一言が、脳裏に焼きついた。
「私、結構家事好きなんです。」
<へえ、そうなんだ・・・>
ちょっとした共感を覚えた。

陽光の下に洗濯物を干す瞬間、2ヶ月前までは
「なんでやねん!!!」と腹立ち紛れにやっていた。
どうせ同じ行動なら、「悟って」やらないと老化防止にならないなと感じた。

そして、正午過ぎに布団に横たわるPさんの下着を洗って干して畳む。
千手観音だってこんなにボランティア精神に溢れているかしら?
すまして微笑んでいるだけに見えるけど?

私の1円にもならない行動を
「物好きね」
「愛情なんてすぐに続かなくなるわよ」
「ロミオとジュリエット効果ですかね?」
「またぁ、心理学に被れているからそんな表現するのね」
「ちっともクールじゃないわよ。」

20代に理想の結婚相手の条件として3高(高身長・高学歴・高収入)ということばが流行った。
バブル経済もはじけてそれから20年。

みんながいやがる3Kに勤しんだって誰にもほめてもらえなかった。
カリスマティック・アダルトなんて一体どこにいる?
私に寄ってくるヒトなんてを利用して困らせようとか、1円でも多く
お金をとろうとする人たちばかりじゃない。
それも、人の弱みにつけこんでビジネスライクにやってるカリスマ性の高い臨床心理士の類は、一番性質が悪いかもしれない。

だから、京都大学の博士課程まで修めたIS先生がいつかの講義中に自らを
「はい。私はペテン師です。治せないクライアントを治せないとわかっていてカウンセリングしてます。
だから、臨床心理士が無尽蔵に量産される現代を懸念するので、私の講義を履修しても、認定単位にしていません。」
と正直に言ったので、ちょっとは信用してみようと思った。

私が現状の矛先をI先生にメールで突きつけると、
I先生がお勧め読書として
ドゥルーズ著『無人島』
を紹介してくれた。

戦争とDVを乗り越えた母は、私を玄関で見送るとき皺皺の顔で笑う。
「仲良くしなさいよ。あなたが幸せならそれでいいんだから」

家庭の内外で、社会に虐げられ続けてきた父と母に幸せになってもらいたい。
だけど、今の自分のままでは親不孝だ。
腐り落ちてゆく日本社会の只中でどうしたら、両親の不憫な半生を贖えるのか私にはわからない。

10年前の師匠が、人込みに紛れてさりげなく近寄った。
私は小走りに師匠の横を通過した。

「私なんて『あんな施設』、『あんな学校』から来た
アウトオブ眼中の愚弟だったんでしょう・・・」
私の稚拙でヒト知れずないたった独りの『非暴力・不服従運動』は継続していた。

それは、どんなに笑顔を平和を装っても、家庭の内外に依らず100%第3次世界大戦が勃発しないと公約しない為政者に向けられた鎮魂の怒りだ。
猜疑を拭えない負傷兵のリベンジ精神に類似している。

私は怒りを鎮め、もっとクールに大好きなABA的に『悟り』を解析してみよう。
そして、遮二無二掃除をしたがる自分の心境を、どんな似非カリスマにも依存しないで、科学的に実証してみたい。


あ、またゼミの支度が後回しになっちゃった。
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2007/10/29 14:43 | 日常の発見 | Comment (1) Trackback (0) | Top▲
コメント
この記事へのコメント
生きるのが大変なのですねぇ・・・・。お薦めしたい本があります
生きることが難しくて、大変なのですねぇ・・・・。

 一言でコメントすると、この世界では何をするのでもそれをする正しいやり方があり、人生を生きるとでも、生き方の正しいルールがあるのです。

 話が長くなるので、次の著者の本をインターネットで探して読んでください。
 哲学書や宗教書を何十冊読むよりも役立ちます。

 佐藤富雄(2003) 願えばかなう「思い込み」の魔力 KKベストセラーズ
 ジョン・キーオ(1998) マインド・パワー
 春秋社

 どちらの本も、創造主である神+自然法則+エネルギー一体不可分の働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みに確かな根拠がある話をしています。

 なお、神経言語プログラミング・NLPのことをご存知ですか?
インチキ心理療法士は、これを知りません。
         一般法則論者
 いわゆる神の存在証明がもたらす意味について
 創造主である神の存在証明をして、神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みについて説明し、人類史のリセットと再構築を試みる。

2007/10/29(月) 16:28:28 | URL | 一般法則論者 #Gbg1S1/c[ 編集]
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