ちょっと気になる子どもと子育て

こうして、K養護学校、N養護学校、市内のK小学校特別支援学級の各学校教職員、保護者、当事者から3年前に廃校になったHN高校跡地に養護学校の建設を求める実行委員会の報告が相次いだ。

なかでも、インパクト大きかったのは、小学4年生のY君(アスペルガーらしい?)が、直々に橋下府知事に訴えた請願書だ。
「養護学校を作ってくれないと困ります。
アメリカに追いつけません。
日本は遅れています。
大阪はお金がないので、集めたらいい。
お金を出さない人もいる。
だから、募金箱を全国に置かなくちゃ。」

40万人都市のふるさとにひとつも養護学校がない。
因みに鳥取市は60万人都市で、市内に11校もあると報告があって場内はどよめいた。

休憩時間を挟んで、第2部記念講演「ちょっと気になる子どもと子育て」
-笑顔が輝く子どもが学べる場のために-
講師は、池添 素先生(京都「らく相談室」)

池添先生は、京都の子ども相談では、非常に名高い方であることは知っていた。
この10年バーンアウトしながら、毎年職場を転々としてジリ貧生活を凌いできた。
もう5年前に遡るけど、越境して1時間以上かけて京都の療育施設にも勤務していたとき、
担当したアスペルガーと診断された男の子の保護者が、「らく相談室」で個別相談を受けていた。

池添先生は、相談員の傍ら、仏教大学や立命館大学で非常勤講師としても教壇に立ち、半生を障害児の保護者の子育て相談に応じてきた御方である。

専門家の講演内容は、聞きつくしてきたつもりだから、重複している内容は割愛して、池添先生ならではのメッセージを語録しておく。
○障害とは・・・本当は自分の力で解決したいけれど、自分の力だけでは解決できない問題
 自分でもわかりにくい発達の課題を残しながら育っていく

保護者の立場から代弁する内容だから、時にはこんな発言も。。。

「う~ん、ここは学校の先生や保育士さんたちもいるからいいにくいんやけど、、、
熱心な教師・保育士ほど『今しておかないといけない』と親を脅迫して追い詰める。
子どもが先生の期待に応えようとどんなに無理してがんばっていることか、
その反動で家ではクタクタになってしまっている。死に物狂いで、朝から支度して通学してくる。
どんなにしんどくても、どんなに遠くても学校が好きだから。」

「震災後に、宝塚の通園施設を訪問したことがあった。
当時は、避難所として使ったが、幸いハードとしての通園施設があったから
被災者はそこで生活でき、施設も再開することができた。」

「私たちは22世紀は生きられない。
子孫に託す未来の地球はどうなっているか、大人の責任を感じている。」

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