http://sateraito.blog20.fc2.com///ゆきんこの引き出し
--/--/-- (--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
|

2008/07/06 (Sun) 名刺配りは一期一会
午後4時半
池添先生の講演が終わるや否や、私は躊躇う気持ちを押して名刺を一枚取り出した。

くるりと会場を振り返ると、見覚えのある女性の姿が目に留まった。
「こんにちは。S保育所の先生ですね?」
「あ~!?」
「ゆきんこです。アルバイトでS保育所に勤務させてもらっていました。」
「久しぶりですね。お元気ですか?」
「はい。先生、今もS保育所に?」
名前は度忘れしてしまった保育士さんは、4年前当時、隣のクラスの担任だった。

「(ゆきんこ)先生はどうしていますか?」
「障害者授産施設に就職しました。それから実は、こんなことをしています。」
私は、池添先生渡したかったはずの名刺を差し出した。
「すごい~!活躍しているんですね!」
「苗字も変わって結婚しました。」
「羨ましい~」
「ところで、あの当時、先生が担当していたクラスにかんもくのお子さんいらっしゃいましたね。」
「ああ、Aちゃんのことかな?」
「先生、もし関心があれば、HPをご覧になってください。PCはどうですか?」
「あ~、ごめんなさい。私、PCは苦手で殆ど使わないの。」

入り口で保育士さんと別れて、池添先生の姿を探したが見つからなかった。


次に向かったところは、同じフロア内の福祉図書コーナー
過去10年は失業の度に、出没していた癒し空間だったけど、
この4月から受付のスタッフが入れ替わったらしい。
お馴染みだった視覚障害の女性と聴覚障害の女性も異動になったようだ。

そこで、借りた本は、
『発達と障害を考える本 ふしぎだね!?言語障害のおともだち』
牧野泰美 監修 阿部厚人 編 ミネルヴァ書房(2007)

受付で貸し出しカード見つからず、もたついてしまった。
新顔の柔和な女性スタッフが、やさしい口調で言ってくれた。
「新しいのを再発行しましょうか?」
「そうですね。名前も変わりましたので・・・」
「住所・氏名を記載したものを見せてもらえますか?」
「じゃあ、名刺を・・・」
私は女性スタッフと車椅子の男性スタッフに渡した。
「かんもくって知ってますか?」
「いいえ。」
「では、折角ですからこの機会にもらってください。障害のある方々かかわる人にも、殆ど知られていません。HPもご覧になってみてください。」

私は借りた本の監修者と編者のプロフィールに目を留めた。
「牧野先生は特殊教育学会に所属しているんだ・・・」

午後5時30分。
H駅に向かい、タイムリーに到着した特急に乗り込んだ。
スポンサーサイト














ブログ管理人にのみ表示を許可する


トラックバックurl

→http://sateraito.blog20.fc2.com/tb.php/289-03c6bafb

プロフィール

ゆきんこ

  • Author:ゆきんこ
  • 2005年8月23日にデビューして、ブログ歴12年目になりました。
    開設当初、障碍児加配保育士を経て、紆余曲折の3年間の夜間大学院の日々を綴ってきました。
    修了後も、失業と再就職を繰り返し、どうにかケセラセラでやってきました。
    出会いと別れの中で次第に専門分野への執着を捨て、遠ざかる日々です。

    独身時代の趣味は、旅行、水彩画、ハイキング、心理学系の読書、リコーダー演奏などでしたが、兼業主婦になってからは家事にまい進、心身とともに衰退しています。
    かなり前に流行った「どうぶつ占い」では「人気者のゾウ」ってことになってます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。