日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
ベガスの恋に勝つルール
2008年09月12日 (金) | 編集 |
昨晩はぐっすり眠れたのだけど、鼻水はだらだらと出ている9月第2週の金曜日。
失業して10日以上経過すると、だらだらモードが板についてくる。
・・・・という私は案外、公私の変化に対してある程度、適応力ある方なのかも?

本当は、今日通院する予定で9月1日には電話予約を入れていた。
しかし、私と同じ疾患の患者さんの先約殺到で飛び入りの「予約外外来」でも待つだけ無駄という
返答だった。

数箇所巡ってMRIまで撮ってようやく疾患が判明してから、クリニックで新たに専門医に紹介状を交付
されるのに2週間。それから紹介状付の初診にこぎつけるのに更に2週間。

そういうわけで、この疾患の兆候に気づいたのが遡ること3年前だったことを思うと、
初診で誤診された上に、
「こっちは失業してるのだ~~~!!!」と腹が立つのも通り越してしまう。
これで、私たちは果たして安全な国・地域・医療・教育を享受しているといえるのでしょうか?

自己反省を少し付け加えるなら、患部は将来増殖するおそれがあるものの、
自覚症状がありながら、放っておいたのは自認します。
8月に初診したI医院でも
「ガン検診受けますか?」
「いいえ。」
「本当に受けませんか?」
「はい。」
と医師に念押しされても自分の意思で断ったのだから。

そういうわけで、専門医に初診するのは電話予約が無事に完了して9月下旬の某日と決まった。

それで、今から書くのは一昨日10日の午後のことです。
午前11時から約20分に渡る面接はとりあえず無事に終わった。
帰宅してスーツから花柄Tシャツとハーフカットジーンズパンツに着替えたら、
一路、梅田に繰り出した。

10日の予定は本来8月末には予定をつくって待ちかねていたレジャーだった。
ところが、予定外の面接が急遽午前中に入ったので、時間をずらして待ち合わせた。

午後1時。JR大阪駅の改札口で久しぶりにSちゃんと再会した。
失業や凹む度に、共通の趣味や話題などで私を何気に癒してくれるSちゃんは
私にはかけがえのない友人となっている。(大袈裟?)

仲良しの友だちなら好きな所へ一緒に出かけ、一緒に楽しむというのは自然なことで、
Sちゃんとは、それが時間をかけてゆるゆると無理なく持続してきたという感じかもしれない。
一頃は共通の趣味だった英会話でも話題が盛り上がり、それはともかく
Sちゃんは、そこら辺のプロよりも聞き上手で安心できるセラピストタイプであることが
私にとって貴重なのだ。

今回は、久しぶりにレディースデーで洋画鑑賞しようということになった。
上映時間まで2時間半くらいあるので、うどんをすすって近況を述べ合った。
女性(ゆきんこの代名詞?)というものは、論理的でなく感情的な生き物だ。
だから、Sちゃんだけでなく、午前中の面接官も含めた複数の人々に大まかな人生行路なり、
近況報告を口述やブログで繰り返し反芻することで、私はこの10日間くらいで十分、ココロの整理を
つけることができていた。

不遇続きだったのは、自分のせいだけじゃない。
時代のせいでもある。
でも、その時代の中で自分が知らず知らずに澱のような有形無形の罪作りをしてきたことを
自覚する人はどれだけいるのだろうか?

Sちゃんにいろいろ聞いてもらううち、
心理学や障害児・者の世界で生き延びようとすることが無理だと見えてきた。
結婚は、ただ好きというだけでは続かない。
一番大事なのは、生計を立てられるのかどうかということ。
夫婦でわかりあえない心情は必ずあるから、女性同士の友情は不可欠だということ。

耳の痛いアドバイスもあるけど、同い年でも結婚暦がずっと長い先輩として当たり前の忠告だ。
事実を受けとめて夢だけで生きていけないと悟れるのも
子どもっぽかったパラサイトシングルが少しは大人になった証拠なのだろう。
開設当初はブログの功罪を気にしなかったのだけど、
最近、干渉や中傷を懸念して真っ正直レコ台詞を記述する勇気がなくなった。。。
「正直者がバカを見る」
ブログの中と現実とを交錯するしっぺ返しが怖いのだ。


「さて、そろそろ移動しようか。」
TOHO梅田パラスは、ナビオ阪急がなくなってからリニューアルされた映画館。
今回、Sちゃんのリクエストで鑑賞する映画は、こじんまりとした小劇場で落ち着いたムード。
客席は100~150くらいで、既に鑑賞客の95%が若い女性で占められていた。

タイトルがタイトルだもんね。
「ベガスの恋に勝つルール」
自分のことばで解説しますと、
何事にも一意入魂・ハイテンションのキャリアウーマン・ジョイは同棲相手と別れて失恋した。
同時期、社長の息子ジャックが雇用者の父親に解雇を言い渡され、失業した。
そんな二人が、凹んだ気持ちを癒すべく憂さ晴らしにベガスで出会い、意気投合。
泥酔状態で一夜のうちに結婚してしまい、スロットマシンで300万ドルをゲット。

しかし、通常有り得ない急展開は一夜の過ち。(そこはドラマ)
素面に戻ると、300万ドルの争奪に躍起になり、即法廷離婚を申し立てた。
裁判官のお達しで6ヶ月間結婚生活を維持した後に、採決することとなり、
その間、同居生活を営みながら定期的にカップルカウンセリングを受けることも課せられた。

成り行きのギャンブル婚がスタートし、夫婦は相手を落としいれようと悪戯や策略を練る。
ときには、仲むつまじい夫婦を演じ、お互いのピンチに協力しながら、相手のいいところも
ダメなところも分かり合って受け入れていく。

半年後、採決の法廷でカップル・カウンセラーは二人をこう評した。
「問題は山ほどありますが、信じられないほど相性が抜群の夫婦です。」

結末は、ジョイは仕事で昇進のチャンスもライバルに譲って、退職し、
お互いの愛情を確かめ合ったにもかかわらず、慰謝料も一切受け取らず、ジャックの家を出て離婚した。
ジャックは失踪した元妻の思い出の砂浜で
「君に賭ける!」
と改めてプロポーズするラストシーンだ。

午後5時
鑑賞した後で阪急32番街のお気に入りの喫茶店でコーヒーブレイク。
映画の世界は有り得ないシチュエーションが気分転換で、ラブコメディだから女性に人気なのは、
頷けた。
現実は、こんな一攫千金なんて夢また夢のスクリーンの話。

だけど、目線を変えてみれば、今の私にとっては共感する部分は十分有り得た。
今、正にゆきんこは失業したばかりの新婚6ヶ月目ということもあり、
仮にシングルだったり、普通のOL、普通の専業主婦だったらまた感想は違っただろう。

予期せぬ有り得ない出会いとか、6ヶ月の同居生活の中で、自分を素直に出せる相手に出会ったこと自分を見つめなおし、再生していくこと。
離婚そして、再びのプロポーズから本当の結婚生活が始まるという映画のシナリオは、自分の近況と重なりあうところが多かった。

そういうわけで、ゆきんこにとっては以外に現実とオーバーラップしている映画だった。
違う点はいくつもある。
「ベガスの恋・・・」では、一攫千金は、ゆきんこの現実にも有り得ない。
(私はギャンブルは好みません)
ジャックは、だらしないプー太郎でも、社長の御曹司だということ。
現実には、そんな上手すぎる話は有り得ませんってば!

だから、スクリーンの向こう側に関与しないありのままの平凡がいいですよね?













スポンサーサイト

---------------------------------------------------------------

2008/09/12 13:14 | 鑑賞 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック