子ども虐待のために医療は何ができるか

ダーウィン展の後の5日間、夜は熟眠できずに、諸々の思考回路がグルグル渦巻いているという感じが続いている。

昨晩も白々としてきても寝入ることも起き上がることもできず、やっとふとんから出られたのは午後2時30分だった。
遅い昼食を食べるとようやく頭のぼ~っとした感じが抜けてきた。
すっかりプー太郎モード。。。

本日の行動プログラム(仰々しい!?)は、ハローワークに行くことを変更して職業カウンセリングを電話予約してみた。幸い、26日の午前中に予約できた。正午には首尾よく紹介状を得た医療センターへも移動できそう。

昨日21日午後12時30分~15時30分
出向いたのは、その職業カウンセリングを受けるエルおおさか(大阪府立労働センター)
地方独立行政法人大阪府立病院機構
大阪府立精神医療センター・松心園
平成20年度「子どもの心の診療拠点事業」受託記念講演を受講した。
テーマは
「子ども虐待のために医療は何ができるか ~医療と福祉の連携について~
講師は 杉山 登志郎 先生
(あいち小児保健医療総合センター 保健センター長 兼 心療科部長)
対象は、子どもの医療・福祉・保健・教育に携わる専門職

というわけで、飛び入り面接を受けた直後、ご当地の面接官から案内を受けて失業中ではあったが、
受講してきた。
杉山先生の名が轟いて久しいことは、自閉症の療育施設の現役指導員であった15年前から知っていた。
けれども、今回初めて講演会を受講できるのは、今回失業して履歴書を提出しなければ知りえなかったので不幸中の幸いなのかも?

プログラムは以下の通り

□開会挨拶        松心園園長 籠本孝雄
□事業についての概説 大阪府健康福祉部保健医療室地域保健感染症課
               課長補佐   麻生 豊

□事業計画の具体    松心園医長 大石 聡

松心園の沿革は、
昭和45年自閉症児施設として大阪府が設置
昭和55年第1種自閉症児施設として認可された(都道府県には4箇所しかないうちの1つ)
平成15年大阪府精神医療センターに改組
平成18年府から独立行政法人大阪府立病院機構に移管

施設名の由来は、当時の府知事が立地が松林で覆われていたことに因んで名称をつけたとか。

平成19年度の外来初診数は486人(うち発達障害確定診断350人)
のべ外来受診者数8945人
診断主病名は発達障害(PDD)が9割を占める。
受診年齢のピークは5~7歳。受診は18歳まで
平成19年度末の初診待機者数は838名で、2年以上の待機を生じている。

入院児は主たる3類型
①家庭・学校適応が困難で、生活破綻をきたしたPDDの子ども
②障害受容の困難な家庭において被虐待状況となったPDD児
③保護者からの虐待によって精神科的治療を要する症状を来した子ども

大阪府の子ども家庭センターと連携して入院治療を設定するケースが多い。
一時保護所を補完する医療型一時保健所として機能している面がある。
平成13年~16年度の入院はのべ122ケース
平均年齢9.2歳 被虐率は74.5%

都道府県拠点病院の機能として
□専門的子どもの心の診療拠点として特別な外来機能
 重症例紹介への対処
 難治例の診断と治療
 親に対する外来ケア
 家族療法の実施

□緊急入院診断機能
 強度の問題行動児の閉鎖病棟入院
 虐待を受けた子どもの一時保護委託入院

子ども家庭センター/児童福祉施設とのネットワーク構築に関する活動(10月から展開)
・児童虐待への対処のためのネットワーク作りを事業の中核に据えて展開
・子ども家庭センターと共同でケース選定
・乳児院・児童養護施設・知的障害児施設・重症心身障害児施設・情緒障害短期治療施設を対象に
 巡回してケースカンファレンス
・医療知見の提供によって施設スタッフを支援

松心園は、発達障害児の診断・治療に関する「高次医療機関」と位置づけられた。
新たな治療技法にキャッチアップしていくため、先進的治療を行なっている他の医療機関からの講師派遣を企画し、出張研修を実施する。
子ども虐待への医療対応を進めるため、厚生科学虐待治療班と共同し、研究を進める。

□子ども家庭センターの立場から   大阪府こども家庭センター 所長 松風 勝代

□アクトおおさかの取り組み      社会福祉法人北摂杉の子会大阪府発達障がい支援センター
                       センター長  新澤伸子
 相談の実態・事業統計の分析から
成人期の相談の激増
家族 長期の在宅生活(行き場所がない)
    本人の障害受容
    本人に就労ニーズがない

本人 発達障害ではないか?
    働きたいと思っている
    求職活動するが就労できない
    離職を繰り返す

幼児・学齢期の相談は横ばい
大阪府発達障害療育等支援事業(自閉症児療育センター)6箇所の整備
特別支援教育体制の推進 

というわけで、
自分自身でまとめてみると、
①松心園が発達障害児における被虐児および重症児の受け入れと新治療開発に積極的に取り組むこと
②大阪府下の複数の新設の自閉症施設と連携し、迅速なチーム医療で支援すること

③成人期以降の就労支援など諸問題にも対応すること

それで、その対極にある緘黙症は対象に含まれているんでしょうか?
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