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日本人物理学者3名のノーベル賞受賞の朗報と相まって、アメリカに続いて日本の株価も大幅下落そたと報じられた。

そんな社会情勢の最中、ゆきんこの日常も一寸先は闇なのだが、なぜだかモチベーションは高めだ。
不思議と「ピンチはチャンス」と思考回路を切り替えるABA(行動分析学)クセが上手く作用しているらしい。

友人のTちゃんが、再就職するという知らせもタイムリーに作用して、その翌日の今日は午後から事前にキャリアカウンセリングの予約を入れていた。

担当、カウンセラーのKさんが融通を利かせてくれて、本当なら終日拘束されて受ける職業能力検査
を別の予定を挟んで、効率よく受けられるように配慮してくれた。

おかげで、2週間前には、初回面接を午前中に済ませてから午後には大阪市内の総合医療センターに梯子することができた。

今回も、医療センターの再診予約にあわせて、私から指定した日時にカウンセリングセンターを再来所する手配を整えてもらった。

そういうわけで、午前中は総合医療センターに出かけた。
採血やがん検診の結果も異常なしでしばらく患部を経過観察することになった。
この専門医に辿りつくまで4つの医療機関でもしっくりした答えがもらえなかったのだけど、
質問に淡々と即答してもらえると、すんなり納得して安心できた。

患部は年単位で滅多に痛くなることはなかったのだが、なぜ痛かったのかは壊疽によるものだと
解説を受けた。
つまり、痛みと共に患部は縮小して死滅しているらしい。
だから、経過観察しながら自然消滅するだろうことを予見しているのだけど、
そうはいっても、人間の細胞のひとつひとつが常に変化しているのだから、ガンに変異する可能性も
0%ではないそうだ。

2階の診察室から階下の会計カウンターに下りて、少しおどろいたことがあった。
それはある常連と思しき女性患者の容貌だった。
前列に並ぶ、女性の後姿の後頭部にはおおきなイボが頭髪からはみ出していた。
そして、よく見ると衣服で隠れていない部分の顔面や手の甲にまで、女性の皮膚は同様のおおきなイボで覆われていた。

病気や疾患も無数にあって治る病気もあればそうでないものもたくさんあるのだろう。
医療科学の進歩は目覚しく、我々はその恩恵も受けているが、人が生き、そして死ぬまでの病院との往来は古今東西絶えることはないのだろう。

11時30分には、次なる目的地へ移動した。
地下鉄都島駅から天満橋駅へ

少し時間がありそうなので、まずは駅前の総合ショッピングモールへ寄り道した。
ジュンク堂書店の心理学のコーナーへ
やはり、精神分析学派の書籍の割合が多いみたいだ。
目に入ったのは、「こころの科学」という月間専門誌の特集「認知行動療法」
ページの巻頭は、日本の認知行動療法家のビッグ対談
坂野雄二先生に松見淳子先生の名前がクローズアップした。

でも、心理療法の書棚には、目当ての「マインドフルネス&アクセプタンス」は在庫になかった。
アマゾンでも品切れしていたから、かなり売れ行きいいんだろうか?
類似書籍の「マインドフルネス心理療法」(2007北大路書房)はパラパラと捲ってスキャンしたら何となく「マインドフルネス&アクセプタンス」よりマイルドな文章で読みやすそうな印象だった。

館内放送が流れ、アフタヌーンピアノコンサートの案内を報せた。
プロの生演奏が無料で鑑賞できるのは嬉しい。
書店を後にして2階のロビーで10分ほど待機してコンサートの開始を待った。

12時20分からコンサートが始まり、曲目もかなり多そうだ。
オープニング曲はお気に入りアーティスト♪カーペンターズの名曲「Sing」と[Top of the World」で、
音調もハイトーンで軽やかで可憐な印象のピアノ演奏にうっとりとアルファー派が出てきそうだった。

しかし、目的地には余裕をもって移動しないといけないし、予定時間までに腹ごしらえもしておきたい。
偶然のコンサート鑑賞にとても気分転換になったが、10分経過しないうちに中座して、目的地へと急いだ。

お昼休みのオフィス街は、人の往来も多くてなんだか馴染まない。
昨日に続いて快晴で気温も残暑並みだった。
川原沿いは、延々と工事中で戸外で自弁を遠慮なく広げられそうな場所は、昨日の田園風景とは正反対にどこにも見当たらなかった。

そこで、とうとうダメもとお願い!

「こんにちは。」
「こんにちは。早くお見えでしたね。」
担当カウンセラーのK女史がにこやかに迎えてくれた。
「お電話ありがとうございました。すみません、お願いがあるのですが・・・」
「はい、どうしましたか?」
「まだ昼食を摂っていないので、ここでとらせてもらえないでしょうか?」
「空き室があるかどうか、確認しましょう。どうぞ・・・」
物腰やわらかく、Kさんは私を案内してくれた。
2つの部屋のうち、一室はドアが閉まっていた。
Kさんがノックすると男性の応答があった。

「では、こちらでどうぞ・・・休憩が終わったら12時50分には先ほどのカウンターにお越しください。」
「助かります。ありがとうございました。」

これで、ほっとした。。。
持参のおにぎりを頬張り、バナナも平らげて腹拵えもOK!

午後1時には、定刻通り、他の希望者5名に混じって職業能力検査に参加した。
Kさんが手順を明るく滑らかな口調で早口に説明し、各検査項目の問題を次々と解いていった。
全てのテストが終了するには、1時間30分くらいかかった。
検査中、昨晩の寝不足と睡魔が襲ってきて頭はぼ~っとしたまま、冴え具合はよくなかった。

休憩を挟んで3時30分にはKさんとの個別カウンセリングで検査結果の詳細について解説があった。
Kさんは開口一番、不調で、来所直後の受検というあまりいい条件でなかった割には、よかったという。
「ゆきんこさん、手先が器用で効率よく作業をこなしていましたね。」
「いいえ、私、不器用ですよ。編み物や手芸などの家庭科全般が苦手でできません。」
何がよかったのかといえば、ゆきんこが苦手で不得意だと思い込んでいる細かい作業成績が、他の
自分が得意と思っていた項目よりも高得点を示していた。

たまたま、ぼ~っとしていたからじゃないのかな?

しかし、前回にも受けたことがある「興味性格検査」で高得点を示した「美術」「科学技術」の項目は
能力検査の結果と相反していた。

すなわち、好きなこととできることは私の場合、相関していない。「好きでもやっぱりできない」のである。

「ゆきんこさん、知的好奇心も高くて努力家なのに、ご自身の得意分野ではないようですね。
でも、ご性格は親和性・熟考性の項目が高く、総じてどんな分野の職能にも適応できると考えられます。対人的にも前向きで、接客サービスにも不向きではありません。」
「多分、好きなことは子どもの頃からの趣味の領域で終わっているのだと、この結果で納得しました。」
「それに、心理学も専攻され、これまでの福祉関係の仕事では、悩んだり、傷ついたりされてきたという話でしたね。しかし、今後は恐らく福祉以外の他の職種への適性をお考えでしょう。そこで、私からお勧めします職域は、前職のご経験もある程度活かし、腰痛などの重労働ではない分野で、事務職のなかでも、経理事務はどうでしょうか?」
「私、計算が苦手ですが・・・ それに『簿記』もことばだけで内容も全く知りません。」
「ですから、職業訓練校で経理事務に必要なスキルと、資格も取得されてはどうでしょうか?
訓練校から就職の斡旋もありますし、これから訓練校に入校されますと、タイミングよく求人の多い月間に再就職できる可能性がありますよ。」

Kさんのやわらかな解説が、私のこれからのキャリア変更を後押ししてくれているようで、明るい展望を描くことができた。

「差し支えなければ、無記名でアンケートにご協力いただけますか?」
「はい。喜んで!」

アンケートには数年前に一度受けたカウンセリングに比べると格段に満足度が高かったことを強調し、
「役に立った」という文字に○をつけた。

カウンター横の回収箱に用紙を投函し、Kさんに脱帽して恭しく挨拶した。
「ありがとうございました。ご提供くださった情報やご助言を参考に次に進みたいと思います。」
「何かありましたら、またご連絡ください。」

Kさんと笑顔で別れ、心地よい週末の疲れと帰路への足取りが、来週の行動スケジュールを脳裏でシミュレートさせた。
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ゆきんこさん、ちょっと元気に成ったみたいでひと安心。内蔵にも病を持っているのですね?

人間のからだとこころはふか~く結びついていいると思います。

病は気からとか、気は病からとかよく言いますね。両者は切手も切れない位繋がっていると思います。

様は、病も気も一種の免疫力で直ると思います。人間関係だけ、孤独で自然との関係だけでは、人間は生きてゆけない。両方のバランスが大事だと思います。

例えば、抗生物質は土中の微生物からしか作れません。医療現場では、抗生物質をよく使いますが、それは土中の微生物が私たちにプレゼントしてくれたもの。

夏場に身体を鍛えていると冬場に風をひかないとも言いますね。これも免疫力が有れば、風邪ウイルスに耐えられるとと言うこと。

免疫力は、自然とのふれあいの中でかなりの部分が養われると思います。人間は孤独(自然相手だけ)でも、人間関係だけの中だけでも生きて行けません。自然と人間関係の双方のバランスがもっとも大切だとおもいます。



♥ 2008/10/17 12:52 by tom jerry Pagetop△

tom jerryさん
ご心配いただきありがとうございます。
私は元気ですが、今週、諸々の所用で外出が相次ぎ、週末はとうとう疲れてしまいました。
一番いいのは自然に囲まれた良好な人間関係ということでしょうか?確かに自然から解離した人間関係ほどギクシャクしてしまい、その結果、免疫力も低下するのかもしれませんね。
自然のなかでの人間関係と免疫力の相関というのは、かなり高いと思いますが、研究では明らかになってるのでしょうか?
時代は自給率と第1次産業の振興が急務となっていますので、食の問題とも関連する大切な問題だと思います。

♥ 2008/10/17 21:08 by ゆきんこ Pagetop△

里山の伝道師でこころ洗われる

2008.10.17 21:08 の ゆきんこさんの疑問に対する回答です。

三重県は「赤目四十七瀧」の近くに、「赤目の森リゾート」と言うNPO 法人が有ります。

そこはでは、もともと、森の中で過ごしてもらう事で、自然治癒力を回復させると言う活動をやっていたそうです。しかし、それをやっていた医者が老齢に成りその治療そのものは亡くなっていますが多くの精神障害者を元気に出来たと聞いています。

なお、「赤目の森リゾート」と言うNPO 法人は今でも続いています。森での体験(遊び)と森から取れた食材を主にした食事を出すペンション(コッテージ)経営をやっています。非常に雰囲気のあるところ(ひなびたところ)です。

今は、主に身体障害者を多く受け入れていますが、精神障害者では精神科医の同意が無ければ、少し無理が有るかも知れません。

精神科医の許可を貰い、薬をきちんと取っての数日の滞在なら、問題ないと思います。また、週末しか泊まり客は取らない様です。

私は軽躁状態の時に何度か訪れています。「赤目の森リゾート」と言うNPO 法人のマネージャーは身体障害者ですが、自分のことを「里山の伝道師」と称し、本も出版しています。

もし、興味が有れば、「赤目の森リゾート」でインターネット検索を掛ければくわしい情報が得られると思います。

♥ 2008/10/18 19:12 by tom jerry Pagetop△

一度、訪れたいですね。

tom jerryさん

「赤目の森リゾート」の情報提供ありがとうございました。
アクセスしてみました。一度、訪問したいと思います。ありがとうございました。

♥ 2008/10/22 19:35 by ゆきんこ Pagetop△














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