日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
ハローワークを行ったり来たり
2009年02月27日 (金) | 編集 |
世知辛い100年に一度の大不況だからこそ、今日は雨だな~と空を見上げる余裕が欲しい。

ぼ~っとしているようでも、やることはやってる私はあまり自堕落な性質ではないらしい。
かといって企業社会が要請するほどテキパキと効率よく働く有能さもない。
だから、その中間地帯でニートにも正職員にもならずに、足繁くハローワークに出没する年月はカレコレ10年目となった。

そのときの開き直りっていうのは、
「It’s not only me.」
何もかも自業自得ってわけじゃない。

20日には合同就職面接会があった。
地域の求人企業が30社ほど集まり、その場で面接・採用を即決する催しだ。
一応、写真添付の履歴書は持参したものの、ピンとくる応募先はなかった。
そこで、厚生労働省のジョブ・カードを作成するための説明や、面接攻略セミナーなどに参加するにとどまった。
自宅にいてもくさくさするときは、思い切って身支度を整え外の空気を感じてみる。
すると、みんな困って仕事を探しているんだな~と返ってクールになるときがある。
最近、ニーチェの格言集を読んでいたせいかな?
こんなとき、世俗から遠く離れた奇人哲人のオコトバは、いい鎮静作用をもたらしてくれるようだ。

ついでに、会場では翌日もブランクのある女性のための再就職支援セミナーもあることを知り、
その場で申し込んだ。
21日の午後は、セミナー形式で女性キャリアコンサルタントの講義と実践ワークがあった。
私より年下の講師は、才色兼備、いかにも元大手電気メーカーで実績を残したバリバリのキャリアウーマンだったオーラを放っていた。
最後列に、「またかよ~・・・」とうんざり顔で座っていたゆきんこ。
しかし、いつもお決まりのセミナーと一味違ったアプローチが気に入った。
その場で、一言挨拶と一礼のシーンをビデオ録画し、参加者全員に再生して見せてくれた。
自分の姿はなかなか客観的に自分ではわからないもの。
私の場合、度重なるセミナー通いで「どうでもいいですよ」オーラが放たれていた。
そこで、T先生が即座にほめことばを言ってくれた。
「『どうぞ』のひとことのあるなしで随分印象が違いますね!」

馬車馬のように第1線で働いたというT女史だが、某大手電気メーカーといえども、やはり男女平等ではなかったと述懐した。女性だって働きたい。
でも、現行の男性と同じ待遇でどうやって家事、出産、子育てをやりこなせと言うのだと仄めかした。
「がんばりすぎず、あきらめず」と女性参加者を根気よく励ましてくださった。
一番面白かったのは、女史がストレス発散のために阪神戦を観戦するのだと繰り返し強調したことだった。

22日は午後からPさんとクラシックギターのリサイタルに出かけた。
会場は独奏ギタリストのK氏の教え子の方々や関係者の方々で満席だった。
音楽でもゆきんこが学生時代所属したブラスバンドとは違った厳かで気の優しい音色の調べは、
お疲れモードのPさんの眠りと安らぎを誘ったようだった。
それでいて、情熱的な音色に2時間30分うっとりした。

23日、ぎっくり腰の予防と整体に整骨へ通院、午後は就職希望先に電話応募してみた。
それから、電話相談のボランティア。
相談者の殆どは常連の精神障がい者の方たちだ。
大した話はしないけど、自分で話し相手を見つけるのが難しい相談者にとっては、いい話し相手になるらしい。

25日にはハローワークに寄り道してから、Tちゃんのお招きでランチとダベリングを楽しんだ。
「ええ、たったの2ヶ月で採用取消!?」
「どうも、私が気に入らなかったらしい。それならはじめから不採用の方がマシだった。」
「従業員2名なんて閉塞的だね。それは不当な理由だけど、相性悪かったら結局続かないんだから
それでよかったよ。」
「ぎっくり腰になったのも、やっぱり上司のストレスかなぁ?」
「結局、人事してきた管理職ってその人の好みなんだから、正当な人選かどうかわかんないよ。」
「私だって人格を否定するようなパワハラじゃないの?と指摘したい言動はいくらでもあったよ。
次に行くしかない。」

昨日26日は、最後の整骨院の通院を済ませて午後1時過ぎに職場に顔を出した。
2ヶ月間、通過していたま~君の小母ちゃんの家の前を通過していた。
偶然、Dさんは門先に出ていた。
「こんにちは。お正月楽しかった?」
「うん、、まあまあ・・・元気?」
「毎日、ここを通っていたんだよ。でも、今日で最後になっちゃった。」
「仕事がんばってるんでしょう?」
「ううん。試用期間内に採用取消だって。」
「ええ?ひどいじゃない?」
「まあ、仕方ない。退職届出してきます。」

いよいよ、上司や理事と再びのご対面。
お互いに誤魔化し笑顔と気遣いの美辞麗句が交わされた。
「腰、大丈夫?」
「はい、今日まで保険証も使わせてもらいすっかり治りました。」
「まっすぐになってよかったね。」
「退職届と保険証です。」
「自己都合で書いてくれたんだ。雇用保険は使えないけど、一応、離職票を発行します。
異議なしに○つけてもらっていい?」
「本当は自己都合じゃないから、ありに○でもいいですか?」
「あら、それじゃ退職届には自己都合と書いているから不一致になるわよ。」
「・・・・」
不承不承その場で異議なしに○をつけさせるのは、明らかにパワハラじゃないか!
雇用者は美しく追い出したいから、落ち度は作らず暗黙のプレッシャーをかける。
だってこの職場は30年以上お局として君臨していた彼女の独占領なのだから。
気分はかつての難民アルメニア人だ。

「あなたの文章なかなかね。3月の機関紙に投稿させてもらうわね。編集みたいな仕事も向いてそう
なのにねぇ。」
「ありがとうございます。条件は厳しいのでこれからハローワークへ行きます。」
「そうそう、早く仕事探さないとね!」
(じゃあ、なんで辞めさせるんだよ。)
「私物とか忘れ物ない?また仕事決まったら連絡ちょうだい。」
「わかりました。このご時世ですから、そうカンタンにすぐには見つからないと思いますが。」
(誰が連絡なんかするもんですか)
「後任の方はもう見つかったのですか?」
「今、ハローワークに求人票を出してるよ。検索したら出てくると思うけど。」
「今度は、適任の方が見つかるようにお祈りしています。それじゃ、お世話になりました。」

自転車を走らせ、お次はハローワークへ。
昨日よりも更に込んでいて、順番を待ち手続きだけでも2時間近くかかった。
スタッフも顔馴染みになってきたせいか、何度も出没している失業者には妙に慇懃な態度に改まった
気がする。それに、心地よいBGMが流れ、玄関には花も飾られたりと変な気遣いに投資されるようになったようだ。そんなことより、安心して追い出されずに働ける職場を紹介して欲しい~~!
来たくて来てるんじゃありませ~ん!

4時30分
ハローワークとセットでこの時節、混雑しているのが税務署。
年末調整したけど、ほぼ10年間のうち、1年以上同じ職場で継続して勤務したことはなかったため、
確定申告もお馴染みになっている。おかげで、買い物すればレシートを必ず1年間保管して確定申告の際に備えるようになった。
なかには、幼い子供づれの夫婦や訳ありげ老若男女が入れ替わり立ち代り、係員の手引きで電卓を打ったりPC入力していた。
今回は、医療費がかさんだのでそれもレシートと交通費の領収証を全て添付し、申告した。

そんなこんなで、ハローワークに行ったり来たりの2009年2月でした。
一縷の望みは帰宅後に届いていた通知書。
なんと応募した書類が1次選考の結果、2次面接のチャンスにこぎつけました!







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2009/02/27 21:19 | 就職活動 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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