日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
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受験終了!!
2009年07月27日 (月) | 編集 |
世にも珍しい皆既日食の4日後の昨日、7月26日(日)
無事に某資格能力試験を終えました~!!

7月に入って、受験勉強に専念するためブログ更新も、PCアクセスも殆ど遮断していました。
受験といっても資格試験なので、目的は再就職を有利にするための前段階です。
5月の連休明けから職業訓練校で受講を開始して、丸3ヶ月かけて受験に挑んだわけですが、
「今回も」よくがんばったな~と実感しました。

しかし、その道15年から20年の専任講師によると、
合格率はそんなに高くないのに、新卒の専門学校の学生が1年かけて習熟する内容のテキストを
3ヶ月に圧縮して習得し、受験するのはいくらなんでも無謀だな~と思っていました。
入校時に支払ったテキスト代は1万円。それと引き換えに手渡された本の束は、全て重ねると厚さ20㎝くらいです。中身の文字はとても細かくて、読解不能。
しかし、人間一度、そうした枠の中に投じられると、とりわけ、私の周辺で親しくなった仲間は、
自らプレッシャーをかけて受験勉強にのめりこんでいきました。

それを斜に構えていたわけでもないけど、私は私で彼女たちのモーレツな雰囲気に飲まれてはまた
体調を崩しかねたいと無意識に察知していました。

なぜなら、受験競争の功罪を私は幾度も経験してきたし、一体いつまでやってるんだろう、これでもか、これでもかと自助努力の限界に辟易し、呆れていたのだ。

訓練校では、1日6時間。帰宅後就寝まで3時間の実技と学科問題の繰り返し。
休日には、毎食事を挟んで3時間ぶっ通しで3セッションの受験モードに生活を切り替えました。
・・・といっても、今回は7月に入ってから本腰を入れたので、以前の大学院受験などに比べると期間は短かったです。

受験当日は、6時に起床して早めに自宅を出ました。
いつもの受験と条件が違うのは、ボールペン記入と電卓、ありとあらゆる資料の持込可ということ。
丸暗記したものをそのまま出題されるわけではないので、完璧な答案は書けないのもこの資格試験ならではの特徴です。
制限時間3時間でも、持ち込み資料の内容は専門用語だらけでとても憶えきれる分量ではありません。そこから必要な項目を素早く検索してギリギリセーフで解かないといけない。
内容はマスターしなくていいかわりに、どのページにどんな内容が書いてあったのかは憶えている必要があって、最終的には憶えこまなければならないのは必然。
ボールペン記入ということで書き損じても書き直せない。答案用紙に一発で清書しないといけないので見直しの仕様がないわけです。

当日は、平常の訓練校が会場で、ラッキーなことにいつもの教室で受験できました。
とはいえ、当日は私語質問は最早厳禁。
ゆきんこ流の実技試験対策を練っていたのですが、同じ3時間で同じ内容の過去問を解いていたつもりでも、当日の受験ムードに相変わらず弱いな~と感じました。

訓練校仲間は私と反対に、受験に近いピリピリした雰囲気に切り替えないと自宅では集中できないという理由で放課後も毎日居残っていました。

反対に私の場合、帰宅したら、まずは一息ついてリフレッシュ。
自室でお茶のんだり、音楽やテレビを聞き流してマイペースでやれるのでその方がタイトな学校よりも集中できるタイプ。(このブログも!?)

その対策のためにも、週2回、ヨガでリフレッシュリラックスタイムも怠らず、同時進行していたのですが・・・。
日頃の勉強の様子は、同居の母はよく観察しているので、
「あんたって勉強好きなんだね~」と感心しながら、受かって当たり前と思い込んでいるのがかなりご迷惑です。
そういう歳じゃないのに、いつまでも受験生時分の思春期の小娘扱いを受けているのは御免です。

そんなゆきんこに2児の小学生の子育て真っ最中の隣のFさんは、
「ゆきんこさんって、マイペースね。」
と、助っ人のターゲットを私から後席のTさんに移行したようだった。

いよいよ当日9時半試験スタート。
開始間もなく、通路を挟んで隣の受験生の電卓の音がものすごく気になり始めた。
すると、ページを捲る速度は遅くなり、目玉が踊って読めなくなった。
背中がストレスでビンビン痛くなり、喉が渇いてきた。でも、受験中はトイレの中座は許可されているが飲食厳禁。
とても辛くて長い3時間だった。
(あ、一箇所抜けていた!隙間に書けるかな・・・?)
「はい、やめてください!」


実のところ、日頃の勉強もストイックな環境で取り組む方がいいんでしょうか?
いけないことに、何をするにもお茶やお菓子を食べながらというのがゆきんこ流。
夜の大学院生活がさほど苦痛でなく寧ろ楽しかったのは、今振り返ると勉強・研究といっても
自分の好きなことや楽しい内容だったし、少人数で各々の指導教員の大学教授とは、フランクに議論
(談話)することが本当に楽しかった。
プレッシャーも何もなく、ゼミには必ずお菓子を持ち込んでダベリんぐしていた。
ゼミ室は、小さくて数坪しかなくこじんまりとアットホームだった。
こういう楽しい家庭的な雰囲気でも全然いいんじゃないかな?
発明王トーマス・エジソンは元祖不登校児童だった。
英雄の中にはがんじがらめになった規則からはどうしてもはみだしてしまい問題児として排斥されてきた歴史的経緯が今の特別支援教育のあり方の模索に連なっている気がしている。


受験が終わった途端、親しくしてくれた年上のTさんの顔を見てほっとして本音を言った。
「私、アラフォーなんだよ。一体いつまで受験しなくちゃならないの!?どうしてこんなにがんばっても
失業しているのか腹が立ってきた。」
すると、Tさんも共感してくれたのか、
「それは私だっておんなじよ。あなたより年上の私だって受験してるじゃない?」
「私、さっきトイレの鏡でまた白髪を発見したのよ!」
「私なんて10代後半から生えてきたよ。」

ランチ仲間5人で一駅分歩いて梅田へ繰り出し、3時のおやつじゃなくて3時の居酒屋へ突入した。
「お疲れ様でした~。カンパ~イ!」
3つのビールジョッキと1つのカクテル、1つのソフトドリンクがぶつかり合った。
「ああ~、私たちホントにがんばったよね!」
「ちょっとやりすぎたわ・・・全然時間が足りなくて誤算だった・・・」
ついに、3時以降の別の資格試験を放棄したYさんが呟いた。
「明日掃除しなくちゃ。家事が後回しになった。」
「代わりに誰もやってくれないもんね。」
「もう夏やすみかぁ~・・・海外旅行に行きたいなあ~。」
「Fさん、新婚旅行は海外だったんでしょ?」
「うん。ハワイよ。私はカリブがよかったんだけど、高かったから。」
「Tさんは?」
「私は琵琶湖。」
「へえ~、近場もいいね。」
「モン・サンミシェルに行きたい!ディズニーシーも!!」
「今年はダメだね。8月から実習だもの。」
「実習先で指定のサンダルと靴下買いに行かなくちゃね。」
「ちゃんと、就職できるかなぁ・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」

学校に行った方が勉強できる人と学校へ行かない方が自分の才能や本領を発揮できる人がいる。
職場も色々で、私の場合は人間関係に翻弄されバーンアウトを繰り返してきた。
いろんな人がいて、時代時代に応じた社会が作られていく。
昨今の日本事情がイケテいると感じる人は少なくなったようだ。
それは、訓練校に集まったひとりひとりの人生模様からもありありと見て取れた。
卒業してもハローワークから訓練校を経由して再就職の繰り返し。
そして、非情なのか、温かいのか、講師の叱咤激励が耳にこだまする。
「そろそろ履歴書を書いてください。就活も早め早めに!」

ブログ開設前の5年前の受験ほど大変ではなかったのですが、やはりプレッシャーとストレスはかかります。
そして2年前に一時、社会人になる前の専門学校の学生たちに同じことばを浴びせていた自分がとてもいやだった。
人間はいつになったら、本当に平和で平等な種族になるのだろうか?

26年後にもう一度、皆既日食を拝む確立よりも低いんじゃないかという憂いと、
一生何かに挑んでいける自信を取り戻そうとした受験でした。

本当は、別の何かを追い求めている自分がいました。
就寝前の自己修養ヨガでは、両手の掌心から放たれる宇宙の純粋なエネルギーで丹踊をし終えると、エネルギーを集めて胸に収めます。
その瞬間、自問自答するのです。
やはり、日食前に現れた夢先案内人のN。さんの誘いが私の道標なのだと悟るのです。

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2009/07/27 16:17 | 仲間 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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