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「イヌネコにしか心を開けない人たち」を読んで

終焉したバンクーバーオリンピックとダブルように、
私の2月後半は、公私共に変化と交流に満ちていた。
余暇が増えた分、手取りの給与が減ったというのに、外食やら買い物が増えてやや使い込んでしまった。
特別支援関連界隈の新しい出会いと再会があり、ワイドになったのか、収縮しているのかわからない。
つまり、知り合いの知り合いを辿ってみたら、共通の知り合いだったとか、同業者だったとかいうことがしばしばあった。

その間、前回のオリンピックから静かにマイブームとなり、今も潰えていない関心事がある。
それにまつわる単行本は、この1ヶ月間、かばんのお供になっていた。

単行本のタイトルは、『イヌネコにしか心を開けない人たち』
2008年1月30日第1刷発行 著者 香山リカ 発行所 幻冬舎

昨年秋、Aちゃんと待ち合わせた淀屋橋駅の書店には、その後ベストセラーになった同著者の最新刊
『しがみつかない生き方 ~勝間カツヨを目指さない~』が店頭で売れ筋NO.1になっていた。

心のお医者さんで、私の大好きなリカちゃん人形と同姓同名の彼女の作品をしばしば読んで、
やっぱり癒される。
著者自身のペット偏愛歴を告白するに始まり、ペットブームにはまる人ビトの心の闇や癒されたい心理、人間よりもペットを愛してしまう心理を、著名人のコメントや無類のペット好きな著名人のインタビュー、動物研究のサイドからも切り込んでわかりやすく解説している。
そして、何より共感できたのは、人間不信、対人不安に陥りがちな人ビトを癒す効果があるだろうという所見に
一昨年書いた論文の考察や結論とかなり合致するので、改めて自己満足してしまう。

ペットブームの影で動物虐待も浮上し、一方で、人権以上に度を越している動物愛護運動のこともトピックされている。
長引く不況で、就職が難しい人ビトも一向に減らないなかで、
ペットを愛でる余裕があるのか、それとも、諸々人間社会のストレスのはけ口に飼われているのか、
なんだか微妙なニュアンスも込められている。

さらに、なるほど~と納得したのは、
高度なコミュニケーション力が求められ、強調されるなか、
人々はことばを駆使しすぎることに疲弊しきっている反動ではないかと示唆されている。
何にも言わずにただそばにいてくれる。
黙っていてもいいんだよ。っていうペットがいいのだ。

因みに、バレンタインデーを限りに業務を終えたあの賑わしい、そして恐ろしいカウンターの掲示板の裏側には、
癒しのペットたちの写真が飾られていた。
残業の多い第1戦の同僚派遣社員の癒しのお供もやはり、愛犬で、朝方閑散としている時には、しばしば飼い犬のことが話題になり、それで何となく親しくなれた気がする。
反対に、動物に無関心か、嫌いだという人とはペット以外の話題でもそんなに会話が弾むことがなかった。
もちろん、業務内容の話と小言や注意を受けっぱなしだったので、私的な話をすることなんて殆どなかったけど。

今でも、ペットにまつわる私の夢のかけらを、不意に話してみることがある。
もちろん、ペット好きな人に限定してるけど。
すると、「もし開業したら、行きますよ!」という返事をもらえるとちょっぴり切なくなる。

約15分の自転車通勤の途中に桜並木を通り抜ける。
桜の蕾が日ごとに膨らみ、翌月の開花が楽しみになってきた。
まだ、はだかんぼうの桜の道をイヌと飼い主が必ずといっていいほど散歩させている。
通過する度に、アムロのことを思い出し、観察記録を取った日々が懐かしい。


ああ~、せめてイヌ飼いたいんだけどな・・・
それも、1年続けたダンヨガの願掛けでは、なかなか叶いそうもないなぁ~
明日は、ひな祭り。
税務署へ確定申告に行こう。
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