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素早く再就職!


前回更新したブログから、早2週間経ち、ちょうど2週間ぶりに雨が降っています。

その2週間のうちにちょっとややこしいことがありました。
でも、昨晩には一段楽してやっとのほほんとした1日が訪れました。
その2週間のうちにも、少しいいことがありました。
なんと、最短で新しい仕事をゲットしました。

先週の木曜日の夕方のこと。
再度、図書館で借りなおした『1Q84』を午後のひととき読んでから、ご近所のスーパーに買い物に出かけました。
すると、軒並びの小さい店舗に手書きで簡便に書かれた求人パートの募集ポスターが目に留まりました。
「応募してみようか・・・」

しかし、即座には電話をかけず、その時は見過ごすことにしました。
帰りがけに、地域の週刊求人情報誌も同時にゲットして雇用対策で大募集する臨時の派遣登録の広告も同時にチェックしました。

翌金曜日。
規則正しい朝を迎え、いつもの朝ごはんを食べて9時には出発した。
はじめに、スーパーの隣の店にポスターがまだ貼られているかどうか、確認した。
今度は躊躇わず、その場で携帯電話からかけてみた。
「責任者は日中外出しているので、午後5時から7時の間にもう一度かけなおしてもらえますか?」
とのことだった。

午前10時半には、1週間ぶりに前の職場の大きなサービスカウンターに出向きました。
相変わらず、無数の諸々のトラブルを抱える方々でひしめきあった大フロアーに毎日通っていたはずなのに、抵抗感が抜けきっていなかった。
1年前に親切に指導してくれた若手メンバーに混じって「研修中」の札をつけた見知らぬ若い女性がカウンター越しに対応してくれました。
「元従業員の者ですが、制服を返しに来ました。SさんかMさんいますか?」
「しばらくお待ちください。」
2分もしないうちに先輩従業員のNさんが出てきた。
「二人とも忙しいので代わりに受け取らせてもらいますね。」
「そうですか。それじゃ、封筒にはIDカードと残りの有給休暇届けも入っています。」
「わかりました。」
「身体に気をつけてくださいね。」
「ありがとうございます。」

これで、この有名すぎる大病院ともお別れだ。
なぜかその瞬間、ほっとした気がした。

次に向かったのは、総合玄関の傍に設置された公衆電話ブースだ。
前夜ゲットして注目していた派遣会社の登録依頼の電話をかけた。
「では、来週月曜日の午前10時に当社へお越しください。」
「わかりました。よろしくお願いします。」

それから、サテライト図書館で同期入社のAさんの休憩を待った。
30分もしないうちに、小走りでAさんがいそいそとやってきた。
「久しぶりやね。」
「今日は、フライングで来ましたよ。」と笑顔。
「フライングって、休憩時間より少し早かったってこと?」

それぞれ違う部署で研修期間を過ごし、ランチタイムを共にしたAちゃんとも今日でお別れだ。
「新しい配属先はどう?」
「ん~~~、やっぱり憶えることが多すぎて難しいですね。心療内科だから患者さんにも気を遣います。
でも、残業はないし、先輩も親切なのでなんとかやってます。」
「そうか。私の分もがんばってね。」
「でも、あと1年くらいで私も辞めるつもりなんです。」
「ああ、また就活やんなきゃ・・・。せめて1年は続けたかったけどな。」
「仕方ないですよ。サービスカウンターはハード過ぎて入れ替わり激しい部署だって噂では聞いてます。」
「今日も知らない新しい人が2名いたよ。」
「じゃあ、そろそろ時間なんで・・・」
「無理しないで、また何かあったら連絡して。」
「はい。来年就活の方法、教えてくださいね。」
「参考にならないよ。」

その後、実家に戻ってのんびり昼寝をしながら真夏の日差しが夕陽に代わり涼やかになるのを待った。
再び、ポスターの電話番号にかけ直したのは、午後5時30分
「明日の朝、店に履歴書を持参してください。」
「あの、午前中でないといけませんか。今から準備をしないと。」
「じゃあ、午後からにしましょう。」

土曜日の午後、スーツ姿で酷暑の戸外へ出て店に向かった。
あのだだっ広い巨大な建物に比べれば、こちらは数坪のフロアで椅子も2脚しかない。
「今日は早速面接してもらってありがとうございます。」
「それじゃ、履歴書見せてもらおか。」
初老の店主さんは、まじまじと履歴書に目を通した。
「自転車で通える?」
「はい。歩いても多分、5分くらいです。」
「この仕事やったことあるの?」
「ないですが、以前、授産施設に勤務していたとき、施設内工場がありまして、プロの職員の手伝いをしたことがあります。」
「ずっと人様の手助けして、『せんせい』って呼ばれてきた」
「まあ、そうですね。母の勧めで資格を取りました。でも、もう辞めましたし。」
「この仕事は、お客さん相手やから遜ってないとあかんよ。」
「大丈夫です」
「勤務時間も大丈夫かい?」
「土日祝でもかまいません。」
「うちも不況やから、お給料そんなに出せませんよ。」
「はい。」
「ほんなら、やってみますか」
「えっ!!ほんとですか?ありがとうございます。」
「それと、この仕事は季節にあわせてやってるからね。少なくとも1年はやらんとわからへんよ。」

そういうわけで、週明けの月曜日から3日間午後パートの勤務を終えて、今日はお休み。
先輩同僚は、2名でいずれも年上の主婦の方たちだ。
3交代シフト勤務で、最短の通勤距離で無理なく主婦業と両立できるのはなかなかいい条件だと直感した。
何といっても、勤務中のほとんどを座していられるのも腰痛持ちの私には嬉しかった。

働きはじめた早々から、IさんもYさんも丁寧でわかりやすく説明してくれ、お客さんが来る合間には雑談で親しくなれた。
しかし、やはり業界がガラリと変わったからには、何事もまた振り出しの何もかもがわからない状態から、一人前に業務をこなせるようになる修練が必要。
価格一覧表を覚え、イレギュラーの滅多にないことや、レジ打ちももちろんのこと未経験。

一見、主婦にはもってこいの仕事だろうと錯覚したけど、
バリキャリってわけじゃなくとも、フルタイムで従業してきた路線から、外れた寂しさが何となくあるかもしれない。

でも、収入より、ステイタスより何よりも健康と安寧な日々の暮らしが何より大切だ。
それを壊されてしまった平凡な人々の姿を大病院のカウンター越しに目の当たりにした。
それだけでも、私の人生には何かを学ばせてくれた現場だったと思える。



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 日記
















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