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継続は力なり


そもそも、気力体力に乏しい私。
年々世知辛さが募る地球環境のなかで、昨年9月に今のせかせかした仕事にありついたのも何だか妙な気がします。
昨年、公私共にひしひしと痛感させられたのは、何といっても心身ともに健康であること、
それでいて、つつがなく働かせていただけるということに尽きました。
改めて、今日まで大病もせず、健康に生きてこられたんだなあと感謝の気持ちもわいてきます。

大晦日に空のスーツケースを持参して、病室に入った私にナイスなことばをかけてくれた男性のひとことが年末最後の語録になった。
「これからハワイでも旅行に行くんですか?」
「いつかそんな年もあったな~」

平凡な専業主婦になりたい・・・
でも、もうひとりの自分は、日本ってどうしてなかなか男女対等な社会にならないんだろう。
学生時代から「女性学」とか、田島教授の教えを自然賛美してきた独身時代の自分本来のポリシーとが
せめぎ合う日々です。
そして大方の日本人は、「こんなにひどい日本になるなんて」と内心思っているのではないでしょうか?

それでも、輝いて見えるのは同じ職場で、主婦、母と共にプロフェッショナルとして社会的地位をキープしている女史たちです。
なかでも、私をその場で採用してくださったI次長の慈悲深さや物腰のやわらかな大和撫子風情に、女性としても、人間としてもうっとりしてしまう~~。

去る11月からのある日、専門員のIさんにショックなことばを投じられたことがありました。
「信用できない」
「なんだかズルイ」
旧知の私を知る人にも自分自身もそんなイメージを持たれたことはなく、自他共にばか正直をモットーにしてきました。
40代になってはじめて言われただけに忘れなれないことばでした。

I次長の視界に多分入っているのだろう私の毎日毎時のポカミスで眉間に皺を寄せる姿を垣間見てか、
「大変ですね~」とはんこを押しながらさりげなく労いのことばもかけてくださいます。
なんたって、1年と持たない入れ替わりの激しい役どころですから・・・

そういうわけで、女性といえども、不本意にせよ、コロコロと職場を変えていては信用もチャンスも固定給も安心感も逃し続けるばかり。
やはり、社会人を継続するということはそれだけでも大変な偉業かもしれない。
それなりの試練もあるけど、知性に恵まれるというだけでない、ソシャルスキルに長け、知恵と技術を総動員できる術を持つ人が、誰からも信頼され、尊敬される人として、遇されるのではないでしょうか?

こんなごもっともなことを書きたいわけじゃなかった。
仕事を辛いと感じるよりも、同じ職場環境や条件のなかでやりがいや楽しさが勝るには、自分には何かが足りない。
へこたれやすいという性分を棚に上げて、甘やかされて育ってきた半生を省みたりします。
この傾向は、弁解をゆるされるなら、一通りの家電製品に囲まれ、ぬくぬくと育ってきた同世代にある程度共通しているかもしれませんが。
因みに、心理学的には宇宙飛行士の試験に合格できるほどの超人は、いかなる環境をも選ばず快適に振舞うのだそうです。
そして、世の中にはタイガーマスクのような不遇にもめげない哀愁漂うヒーローもどこかにいらっしゃるわけです。

辛いな~と感じ、その域を脱しないうちは途中で自分から辞めたくない。
仕事も主婦業も。
「継続は力なり」
これを新年の抱負にしたいと思います。

不況が長引き、いずれのご家庭も家計は苦しくなっていて、我が家も例外ではなく本当にやりくりが大変でした。
おまけに、40代ともなると疲れやすくなり、興味や関心の幅やチャレンジ精神もブログを始めた2005年当所と読み比べても、その減退ぶりは明らかです。
しかし、こんなにがんばってもうがんばり尽くした感がある私を一体、誰が癒し、慰め、そして再起させるのか、
それは、他の誰でもない。自分なのだ。
むしろ他人からそうされるのは、そもそも跳ね返りの私ですから、却ってむっとするものだと自覚しました。
専門員のIさんは、私の何倍もそういうバイタリティや反骨精神の持ち主で、おまけに怒りっぽい。
一言で言って、「熱血漢」タイプなので、実は鷹揚でのんびりやの私とは真逆でお互いにしんどい関係でもあります。
本当はとても信頼のおけるマルチな方でもあります。そして、ビシバシと容赦なく指摘が飛んできます。
しかし、仕事相手の性分がどうであろうと、原則、私的な関係でない限りは、やはり自分の弱さ故の言い訳なんだろうと思う。
そして、日本の社会人としてのマナーやルールを遵守するのがお互い無難で率ない関係なのかなと思います。

そんなこんなで、去年から引き続き、仕事上のかけひきや目に見えない書ききれない気苦労などいろんなことがありますが、
へこたれず、明日が来るのがいやでも、また夜明け前に起床してお弁当を作り、一人ひとりの利用者の方々に面したいと思います。

そろそろお正月気分も抜けて、今年は例年より寒さが染み入る日本列島です。
そんななかでも、年賀状だけのお付き合いの方々からの一筆メッセージに癒されました。
年賀状の写真の中の家族模様が変化して、嬉しかったり驚かされたりしました。
例えば、自閉症の療育施設時代の教え子でまだ当時4~5歳だったある青年が
なんと写真家になって、写真集を新刊されたとか、友人のお子さんたちが増えたり、どんどん成長したりと
やっぱり嬉しい変化を感じました。

さてと、
楽しい午後のひとときは、あっという間に過ぎていきます。
ベランダに干していた根菜を今晩はおでんにするつもりです。
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