ゆきんこの引き出し
日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。

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ぎっくり腰は、もうこりごり!

休日は、平凡な主婦らしく、掃除、洗濯、まずくない程度の料理に勤しむ1年生。
掃除に本腰を入れた日曜日の昼下がり。
それは、忘れた頃に、突然、前触れもなく襲ってきた。

あれ?まっすぐ立てない?

夕方になると本格的に前傾姿勢のまま、固着化した。
まさか、ぎっくり腰?

午後6時から「笑点」を見終わると、1時間近くかけて天ぷらを揚げた。
その頃には、背中全体に鉄板1枚はめ込まれたようなつっぱり感が張り巡った。
夜半に職場の上司に留守電メッセージを入れた。
「明日、出勤するつもりですが、前傾姿勢で立てない状態です。」

翌朝、とうとう身体を起こすことができず、腰全体に激痛が走った。
辛うじて、「ぎっくり腰で起き上がれなくなりました。休ませてください。」と
電話連絡を入れて、その日は終日、布団に横たわって過ごした。

翌日3月1日。
激痛を押して、起床。
でも、身支度のひとつひとつの動作が緩慢になり、背中のツッパリ感と前傾姿勢が再び硬直した。
自宅を定刻には出発し、雨の中、自転車で勤務先に到着することができた。
しかし、、、

何をするにも微動しようものなら背中から腰に痛みが走り、息苦しい。
おばあさんのような前屈姿勢は少しも直らず、歩くとしかめ面になる。
「すぐに帰って、今日は休んでください。後は私が請け負います。」
見かねた臨席のIさんが即座に請け負って代行してくださった。
「申し訳ありません。おことばに甘えて今すぐ整形外科に行かせてもらいます。」

出勤直後退勤。
最寄駅の整形外科の待合室で診察とレントゲン撮影以外の午前中をソファに座って過ごした。
こうして、ソファに座しているだけならどこも痛くはない。
「原因ははっきりしませんが、ぎっくり腰でしょうね。安静にしてください。」
転居する前に行き着けていた実家の近くのNクリニックと所見は同じだった。

それから、1日半が経とうとしている。
プチ要支援状態となり、家事にも支障を来たした。
トイレに行くのがやっとという臥せった3日間が腹立たしく、長く感じた。
症状は一進一退しながら、痛みとツッパリ感は徐々にましになってきた。
やっとPCの前に背中を垂直に立てて座し、綴ることができた。
旧友にも誕生祝いのグリーティングカードを送信できた。

こんなとき、多少、ストレスフルでも、定時に出かけ、一定時間働かせてもらえること、
恙無く家事をして家庭が円満に廻っていることや、合間の余暇が嬉しいことなのだと省みる。
そうした当たり前の主婦を亡くした家族の喪失感を想像し、かけがえのなさを覚えるのかもしれない。
何日も何ヶ月もあるいは何年もベッドで過ごし、身動きできない方々の苦悶を慮ると、少し泣けた。

明日は、桃の節句。そして、個人的には記念すべき日がやってきます。
予定では、お弁当にサンドウィッチを作って平素の通り出勤し、
退勤後は、買い物に行き、いつもの食材に加えて桜でんぶと青海苔をゲットする。
夕食は、やっぱり桃の節句だからおすしにするつもり。

ああ~、背中がまたつっぱってきた!
そろそろ横にならなくちゃ。
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ゆきんこ

  • Author:ゆきんこ
  • 2005年8月23日にデビューして、ブログ歴13年目になりました。
    開設当初、障碍児加配保育士を経て、紆余曲折の3年間の夜間大学院の日々を綴ってきました。
    修了後も、失業と再就職を繰り返し、どうにかケセラセラでやってきました。
    出会いと別れの中で次第に専門分野への執着を捨て、遠ざかる日々です。

    独身時代の趣味は、旅行、水彩画、ハイキング、心理学系の読書、リコーダー演奏などでしたが、兼業主婦になってからは家事にまい進、心身とともに衰退しています。
    かなり前に流行った「どうぶつ占い」では「人気者のゾウ」ってことになってます。

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