日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
元教え子の写真展
2011年05月10日 (火) | 編集 |
GWも過ぎると、関西地方はすっかり夏の陽気です。
GW最中には、新たな出会いがありました。
といっても、親族同士で付近のY公園でバーベキューを楽しんできました。
親族といっても、4年目とまだ浅い関係の婚家のメンバーなので、初対面だったわけです。
子ども連れのファミリーに交じって子どもなしの私が加わるのも何だか妙だったけど、
自分の血のつながりのない初対面の子どもと屈託なく戯れるのが、元保育士だった私のいいところです。

さて今日は、日本全国雨模様の様子。
午前7時に起床して、9時前には雨の中JRの最寄駅へと出発しました。
目的地は、新大阪駅。
途中、大リニューアルしたばかりの大阪駅を経由して唖然!
改札口が1階と3階に分かれて倍増し、これまで以上に華やいだ空港もどきの雰囲気に変わっていました。

それから、新大阪駅で下車。
メルクパルホールを通過して、着いたところはそこから1㎞圏内のとあるギャラリー。

実際には通りの手前で建物を間違い、うろうろ探していたところ、向かいの横断歩道の先で待っていた二人に手招きされました。
「すみません。この雨で電車が遅れてしまって、、、大分待ちましたか?」
「ううん。5分ほど前ですよ。でも、ゆきんこさんの知り合いかどうか。」
「そうですよね。私が早く来て紹介しないといけなかったのに、すみませんでした。」

遡ること連休前の4月下旬。
初対面同士の2名の知人を同時にこのギャラリーの写真展に誘っていた。
3月の終わりに、元教え子だったS君から写真展を開催するとDMをいただいた。
どうせなら特別支援に関心のある友人・知人にも鑑賞してもらいたい。
目星をつけた方々に一斉送信メールで募ったところ、Mさんと、Tさんが応じてくれ、当日を迎えたのだった。

教員同士で結婚したご夫婦の間に、S君が生誕し、家族の歴史とS君の成長が濃縮されていた個展だった。
ギャラリーはこじんまりとしていて、写真の数も思ったよりも厳選されていて少なかった。
残念なことに、S君や主催者家族の皆さんは不在で、他に来客もなかった。
そして、私の知人の一人からは、S君は新聞やテレビなどで取材されていたことを知っているとの返信もあった。

当時5歳だったS君が、もう21歳!
しかも、個展開催の招待状が来た!
それだけで、ワクワクして、彼や多くの児童生徒たちを支援していた汗だくの日々が蘇った。

S君のお母さんの進言がなかったら、私の人生行路もどうなっていたか、わからない。
まだ三十歳になる前の私に、言語療法士という資格取得の専攻科への進学を勧めてくださったのだ。
幸運にも、合格し、進学のために教え子の皆様と五年半を過ごした施設に別れを告げることになった。

S君の撮った作品から、私なりにその後の彼の半生が幸せだったのだろうと想像できた。
写真とともに、S君のお祖父様の俳句も展示され、老賢人の三十一文字に込めた明瞭簡潔な感性に触れ、多才な幸せ家族模様を鑑賞させていただいた。

小さな誰もいないギャラリーを出るとお楽しみのランチタイム。
横断歩道を渡ってすぐ傍のフレンドリーに直行した。
フリードリンク付のランチバイキングが、999円となかなかのサービスで3時間近くも食べて、終始、会話も弾んだ。
盛りだくさんのランチのおかげか、MさんとTさんには、初対面ながら、お互いの情報交換で親交していただいた。
でも、二人にとっては私という仲介者の近況が共通項。
「ゆきんこさんは、去年の夏、クリーニング屋さんで働き始めたとメールにありましたが、その後は?」
「そうそう!実は、あれからまたすぐに転職したの。」
思い返せば、去年から今年にかけて目まぐるしい日々を過ごしてきた。
二人の知人に近況を報告し、あまりの変化の大きさに自分でも、そろそろ落ち着きたいなという疲れを感じた。
「4月からまた失業して、カイロのアシスタントと、介護関係のNPOでヘルパーの仕事に誘いを受けていて、考えてるところなんだけど・・・」

そういえば、二人とも古い付き合いではない。結婚してから3年のうちに知り合った2人に親身に人生相談に乗ってもらえたことがありがたかった。
「保育士を辞めて、転職しようともがいているけど、やっぱり過去の特別支援の日々が愛おしくて今日も
お二人を誘ったのかもしれませんね。」
「きっと、ゆきんこさんに合う仕事が見つかりますよ。今までは合わなかっただけ。」

Tさんの身内には、震災の前に仙台から関西に転勤になり、不幸中の幸いだったというエピソードを聞いた。
不透明で不安な時代だから、誰もが生き迷っている。
心に染み入る励ましのことばをブログに転記し、明日は晴れることを願って洗濯物を干そう。

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2011/05/10 18:10 | 仲間 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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