日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
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春ららら♪
2013年03月11日 (月) | 編集 |
当然のことながら、東日本大震災から丸2年を迎えて、新聞、テレビはその関連ニュースで埋め尽くされています。

世界史的な大惨事から、日本人の誰もが知らん顔できる訳はありません。
そんな中で、このタイトルはかなり不謹慎なのでしょう。
申し訳ありません。

しかし、私にだって消せない過去、辛かった過去は少なからずあります。
よほどの幸運、良縁に恵まれた人でない限り、その限られた生涯のうちに悲しいことやつらいことが全くない人などないと思います。
だから、例外的な場合もあるけれど、普通のヒトは根源的には幸せになりたいと希求する生き物だと思います。

さて、冒頭から言い訳がましいのですが、こんな震災の日を日本全国が偲んで顧みるはずの大切な本日。
のどかでほんわかとした午後のティータイムを過ごしました。

旧友のTちゃんが、3月に入って「ウチに寄ってよ」と誘ってくれたからです。
それが、毎週定休にしている月曜日の今日と重なっただけなのです。

あの大参事さえなかったら、どこかの誰かも、いつものように、私のように穏やかで平凡な今日を迎えていたかもしれません。
そのことから目を背けて、逃げようというつもりはありません。
せめて、私ができることといえば、他人事とは思わずに、想像したり、共感しようと努めることでしょうか。
しかし、私は少々の苦境もひねって、ちょっと面白く楽しく、難しいと思うこともそれほどでもないように持っていくのが得意なようです。
良くも悪くも根っからの脳天気であることをどうかお許しください。

さて、どんな午後だったか。
旧友Tちゃんのリビングで過ごすこんな午後は、私にとって何の珍しいことでもありません。
10代のころからのブラスバンド仲間だったTちゃんが結婚し、2人の子どもが生まれ、入院先にまでお祝いにかけつけました。30代まるまる独身貴族だった私は、同じ市内に住んでいることもあり、しょっちゅうお邪魔しては、子どもたちと戯れ、夕食も共にしてきたという家族もどきな間柄でした。
過去ログのどこかにも彼らのことを綴ったことがありました。

今回は、ミレニアムベビーだった2番目の子どものK君が、間もなく小学校卒業を迎えるというので、お祝いに伺ったのです。

驚くべきは、娘のYちゃんがすっかり大人びてお母さんのTちゃんの身長を凌いでしまったことです。
「うちの子よりももっと身長の高い子は多いよ。」
「足の長さが私たちと全然違う!」
「今時の中学生と何しゃべったらいいのかな?」
おてんばだったYちゃんもすっかりお姉さんですが、お母さんのTちゃんに言わせると、
「身体は大人だけど、中身は一緒。まだまだ子どもよ。」
「ああ、そうだ。14歳の頃って、なんだかわからないけど、イライラしてた。つまらないことでお母さんに八つ当たりしたことあったな。母のようにはちまきが上手く畳めなくて。Yちゃんはそんなことない?」
「あるよね?今朝もゆきんこちゃんが来るから、部屋をかたずけなさいと言ったら、ものすごく怒ってたよね?」
「Yちゃん、私が来るから朝からお掃除してくれたんだ。どうもありがとうね!」
Yちゃんは、うつむいてはにかみ笑いをした。
ああ、思春期の女子は、もう屈託なく遊んではくれない。
「その意味ではもう無邪気な子どもじゃないの。なんだかさみしいなあ・・・二人とも中学生になると毎朝お弁当作りも結構負担だしね。」


などと、近況を述べあっていると、あっという間にリビングの窓辺は夕焼け空に染まっていきました。
お互いの人生には、オフレコの困ったことや悩ましいこともあるものです。
しかし、共に白髪と皺の増えていく顔を眺めて別れ際にはこう手を振るのです。
「じゃあ、また。今度会えるのを楽しみにしてるね。」
「身体に気を付けて。無理しないで。」


四半世紀続いた友情。
そのことばとまなざしがあれば、それぞれの日々の暮らしの憂さに紛れても、
まあ、ぼちぼちがんばれるのです。
身近な友人たちの子どもの成長は、自分の子ども代わりのお楽しみです。

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2013/03/11 23:10 | 季節、気象 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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