日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。
同級生との再会
2013年05月02日 (木) | 編集 |
一昨日の夕方、整骨院で偶然、見つけた遠い記憶の名前。
その夜就寝すると共に、Kさんや他の学童友達との小学生時代の思い出が次々と浮かんできた。
ちょっと暗めで、こっそり目立ちたがりの転校生の私と仲良くしてくれてありがたかった。

その名前のKさんにまたしても、夕方の整骨院で再会した。
一体どんな風に明かそうかと、一昨日は見知らぬ患者同士のふりをしたのだが、、、

毎日通院するうち、顔なじみの通院仲間の女性と会話していると、
彼女、女性と私の会話に傾聴し、関心を示した。
そして、女性が先に帰ると、離れたベンチからわざわざ私の傍に座りなおした。

「あの、すみません、ちょっとお聞きしていいでしょうか?」
「はい、何でしょうか?」
「さっきの方と更年期のことをお話しされてましたよね?」
至近距離でまだ私に気づいていない。
「はい。」
「あの、私45歳なんです。」
堂々と、自分の年齢を開示してきた。
「そうですか、私も45歳です。」
「あら、同い年?」
「ええ、、、、だって私は貴女のクラスメイトでしたから。」
「え!?」
「子どもの頃は、仲良くしてくださってありがとうございました。」
「まさか?」
「私、ゆきんこです。一昨日気づいてました。でも、30年以上も経ってて、あんまり久しぶりすぎてびっくりして声をかけられなかったの。整骨院で患者同士で偶然会うなんて」
「そうだったの?」
「しかも、『エースをねらえ』読んでるし・・・私、全部読み終えちゃった。」
「そう、結婚されて名前、変わったのね。おめでとうございます。」
「40歳でね。今からでも素敵な人、見つけてくださいよ。」

すると、同級生のKさん、懐かしさのあまりか、堰を切ったように身の上話を吐露し始めた。
「そんな大事な話、こんなところで言っちゃっていいの!?」
「いいのいいの。おおっぴらな性格なのに、20代の頃からうつなんですよ。見えないって言われるけど」
「うん、見えないね。」

少女時代あんなにスリムで小麦色の肌が魅力的だったKさん。
33年という歳月の流れは残酷です。
もしかして、現在のその体型は薬の副作用?
話が盛り上がり中、私が先に呼ばれて、中断した。

「Kさんと知り合い?」
「はい、小学校5~6年生の同級生。彼女が班長さんで、私が副班長でした。」
「へえ、そうだったんだ。」
整体してもらい、そのまま先に失礼することになった。
「わあ、すごい荷物」
「買い物帰りだから。じゃあ、お先に。またね。」

幼い時から、人は誰しも言えない悩みや不安を抱えて生きているのかもしれない。
子ども心にそれを隠して、日中明るく何事もないようにその時期、瞬間を過ごしているのかもしれない。

思春期前の思い出が二人の脳裏に去来し、Kさんが一体、私のどんな記憶を呼び覚ましたのかと
やっぱり恥ずかしさの方が勝ってしまった。

そして、子ども時代の自分がクラスメイトにどんなふるまいをしていたのか、
ますます懺悔の気持ちも湧いてきた。
その時の自分をかなりよく憶えている親しかったクラスメイト
それがまさしくKさんだった。
嬉しいけれど、やっぱりかなり恥ずかしい。

今度、どんな顔して会って、何話すんだろう?
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2013/05/02 22:38 | 日常の発見 | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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