TOP   Main   ALL   RSS   Admin

午後7時のニュースでは、広島と栃木で相次いだ小学生女児殺人事件が報じられている。
大都会でなくても、日本国中が物騒で危険極まりない感じがしてまた、背中がぞくぞくしてくる。

午前10時過ぎ、市内の女性向け公共施設、3階に遅れて出かけた。
このごろいけない事に、遅刻の常習犯になっている。
ちっともルールが守れていない。

幽霊会員として所属しているNPO法人たんぽぽ組のワークショップに飛び入り参加した。
半年以上のブランクで飛び入り遅刻の私に、面識のある会員の数名が微笑んで迎えてくれた。
ゲスト講師は、大阪府S町で、「すぺーす・をかし」という人間関係やアドラー心理学を応用したセミナーを開催しているDさん。
Dさんのセミナーに参加するのは、初めてではなかった。

多分、大学院で多くの指導教官に学んできたせいと、ある程度、心理学関連の講師の守備範囲も網羅してきて、一通りは聞いたよな・・・
という素振りは、わたしを無意識に居丈高にするのだろう。
そして、失職中であっても、もうひとつの在籍している肩書きが。

Dさんは、既婚女性の参加者に前回のワーク「コラージュ」の感想を
各々に聞いた後、「自分を見つめて」というテーマで、語り始めた。

「誰もしていないことを自分でしてみたかった。」
STEP(systematic Training Effective Parenting:影響力を与える大人になるためのシステム的訓練)のリーダーやAPPLEプログラムの推進者でもあるDさん。

大日本帝国憲法から連綿と続く、日本社会と、家父長制のもとで
個人の立場は固定化され、次世代に影響を与える宿命を強調する。
第2次大戦後も、天皇家の権威が存続しつづけ、形骸化した民主主義の下で誰も公教育を実体験してこなかったことを指摘した。
「自分が動くとき、自分で気づいているのはたったの2%です。」
戦時中、思春期を過ごした人は強かだ。心と言葉を手に入れないと、
感情をことば化するレッスンが必要で、子どもに投げかけることばの
癖を自覚し、それを公開することで、情報交換できます。

ランチタイムを挟んで、午後からは、家族構成を一人ずつ確認する。
ゆきんこの場合、核家族で、一人娘とかなりマイナーな状況の場合、
水平感覚の人間関係に慣れていないから、集団適応が悪く、気配りが
足りない。周りが見えていないし、自分の子どもの立場がよくわかっていないなどなど、手厳しい分析結果が返ってきた。

当たらずとも遠からず、いや、かなり当たってるかも。
同じたんぽぽ組で、同い年のMちゃんとペアになり、友人というスタンスを
意識して、フィードバックした。
「うん・・・お互いの言い分を公平に聞くことって、育った環境が違うから
難しいんだってことが、改めてわかったかな?」
「私は、特に再発見はなかったけど、前々から数人に言われたことがあったんだけど、自分では因習に抗って生きてきたことは、とても頑固なんだって
改めて自覚できたかな?」

とはいえ、日本社会は男性社会、
企業戦士たちへの圧力が増す中で、それが教育界や家庭の中にも
浸透しているなかで、一人で生きていくなんて結婚と同じくらい
しんどいことなのだ。主宰のIさんの袖を引っ張って小1時間拝借した。

「先週、美山町に行って来て思ったんだけど、移住して、そこで今日みたいな
自己流のワークをビジネスラインに乗せて、自営しようと思うんだけど。」
「やってみたらいいよ。ダメだったら戻ってくればいい。ただ、軌道に
乗せるにはしんどいかもね。交通費や旅費も含めて、どれくらいのコストが
かかる?それなら近場で手軽、安価な方がいいにきまってるでしょ?」
「それに、わたし自身の集客力かな。先日も発表の場でちょっと攻撃的な
感じで一方的に突き放しちゃった。2日前にもパソコンスキルとプレゼンテーション技術を職業訓練校で教えてくれるコースがあるというので、見学会に
行ってきたの。」
「今後はそれも必要なのかもね。あなたは、権威的なのよ。
でも、強みは結構あるんだから、それを惜しまないで駆使していくべき。
今までの実績と経験に自信を持ちなさい。わたしもこの仕事をするには、
管理社会の教育現場での限界を感じたから、利益は後回しにして、
あなたよりもずっと後になってもまだやろうとしているんだから。
何人もプロの指導者を見てきたけど、心から楽しんでする教育者には
滅多に会わなかったし、あなたは数少ないその人なんだから、自信を持ちなさい。やりたいことを思ったとおりにやればいい。」
「今はそれがなくて・・・同業者の罵りもあったし、体力も落ちるし、
障害児さん相手は、もう辞めて他のことも考えてみようかと・・・」
「普通の子どもの親はお金を出さないよ。なんだか、貴方のやりたいことと、適性とにズレがあって、ヴィジョンがはっきり見えてこないなあ。」
「そう。論文も何していいか、テーマがはっきりしないの。」
「でも、最近変わったみたい。強くなったね。」
「うん。もうおばさんなんだと自覚したなあ。」
「権威的だから、なかなか他の人たちとも合いそうもないものね。」
「それは、DNAのなせる業ですから・・・」
「そんな暮ししてる日本女性なんていないよ。私から見ればあなたは
立派に成功してる。どんなに恵まれているか、他の女性が羨むことも
全然、わかってないんだから。」
「そうかな。ないものねだりよね。オーソドックスな結婚は、
わたしを幸せにしないと思うわ。」
「同年代だったら、しんどくなっちゃうでしょ?」
「そう、張り合っちゃうからね。」
「相手は、年が離れている方が、安定するんじゃない。
でも、人生のパートナーは、必ずしも結婚する異性である必要もないのよ。」
「はい。それはそう思います。」
「これから、旅立つのか。誰も手伝ってはくれないけど、とにかく
チャンスがあれば、それは今までみたいに躊躇しないで逃さずに、可能性の高いところからしっかり掴んで実績を作ることよ。失敗だってするかもしれないけど、場数と経験。これしかないんだから。」
「わらしべちょうじゃみたいに?」
「そうよ。がんばりなさい。」
「はい。お時間取らせてすみませんでした。ありがとうございました。」

薄墨色の故郷に別れを告げることになるのか、まだ明日は見えてこない。
帰宅した自宅の玄関に置いてあった地域情報誌の星占いは奇しくもこう
書いてあった。
「先送りせず、今できることはすぐ実行を。楽しい時間は年末に訪れそう。」この占いって結構当たってるかも、年末はOちゃんと美山へ旅行の計画を立てたばかりだ。

さて、年賀状を書くとしよう。




スポンサーサイト


















管理者のみ閲覧可能にする



Trackback URL
» http://sateraito.blog20.fc2.com/tb.php/67-651b5477
» FC2blog user only

| Main |