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選考会へ行きました。

お天気は晴れ、小春日和のぽかぽかした陽気だ。
わたしのココロも、昨日うだうだしてた割には、
久しぶりに夜も明けぬ午前6時15分に起床して、
黒豆と天ぷら、春雨サラダに、玉子焼き入りのお弁当つくって、
おまけに国語辞典と英和辞典まで、鞄に詰め込んで、
「風のハルカ」が、オンエアされたBGMと共に玄関をスタートした。

多分、昨夜11時過ぎに友人のOちゃんが、同じ会場で別のコースの選考会の面接の様子を詳しく電話で教えてくれたから、それから
開き直って、安眠できたからだろうと思う。
18歳当時(何年前かは聞かないで・・・)遊園地のパレードでエンブレムを握った友よ~!ありがとう!!

因みにお弁当を拵えながらの鼻歌のBGMは、なぜだか中学1年の合唱大会で好きだった「♪ともしびを高く掲げて」

9時には、選考会会場のポリテクセンター関西に着いているはずが、
最寄の大阪モノレール摂津駅に着いたのは、9時10分ごろ。
スーツ姿の3名の女性が、小走りで同じ方向へ走って行くから、
わたしも同調行動で、走ったが、、、ひどい息切れ。
カナシイ・・・
前を遠ざかって行く彼女たちに一人遅れて同じ会場に入ると、
殆どの希望者が、勢揃いしていた。
でも、今回は遅刻ではなあい!(当たり前)

志望コースはプレゼンテーション技術科。
応募者60名のうち、定員の20名が選ばれるから倍率は3倍。
ちょっと、元緘黙のわたしがこんなコースなんておかしいよね。
ここだけの話、直接わたしの緘黙を知る人はいないんだもん。
自分で気がついたのが、去年だったんだから。

指定席に座ってもまだ息切れは収まらず、
ハアハアいいながら、アンケートに記入したり、
鉛筆を3本机上に並べたりして、待機した。
お陰でなのか、何なのかあまり緊張感もなく、
初めの作文に臨むことができた。
お題は、2つ。
・これまでの職務経験でプレゼンテーションを重要だと
 感じた具体例、成功例と失敗例について述べよ。
・将来、習得したスキルをどのように活用していくか?
制限時間は、40分間。

成功例なんて、失敗例の数の比ではない。
でも、職務経験といえば障害児関連しかないんだから、(あとは、大昔の営業経験)
かばんの中に、2冊の辞書だけでなく、もっと余計なものまで
忍ばせて、作文のネタにしようと思っていたのに、役に立たなかった。

それというのは、一昨日、ハローワークの帰りにK百貨店で
衝動買いしたのは「野菜美人」
これをエレベーター傍で宣伝していた熊本出身のおにいさんの
軽快なプレゼンテーションと、絶妙な「野菜美人さばき」に
惚れ惚れと20分ほど見入っていたのだ。
殺し文句は、「幼稚園のお子さんからお年寄りまで楽しく使えて、
みんな野菜が大好きになります!」
・・・ってことは、障害児ちゃんにもOKだよね。

わたしが、お兄さんの傍で、ウンウンと相槌を打ったり、
笑ったりしているうち、ボランティアでサクラになったのか、
ゾロゾロと10名以上の人だかりになった。
相次いでおばあちゃんたちが5~6個が売れ出した。
もちろん、おにいさんのプレゼンテーションの実力には違いないが、
わたしは、I先生もこの商品は面白がるんじゃないかとすっかり嵌ってしまった。
「チラシありますか?」
「箱の裏の説明書きしかないんですよ。」
「面白くていいアイデア商品だから、宣伝しようと思って。2つ買います。」
お兄さんは、わたしに特別に手を振り、スマイルまでサービスしてくれた。
「今度はどこ行くんですか?」
「また、東京へ戻ります。」
「がんばってください。沢山売れるといいですね。」
こういうささやかなことで、ハッピーになるのがいいよね。

「群れからはぐれてしまった獲物が狙われる」
公共広告機構のシマウマちゃんのCMが何度もリフレインする。
宇治市の塾講師(23歳)が、ウマの合わなかった生徒を殺すなんて狂ってるよ。

脱線したが、
成功例は、詳細なドキュメンテーションに基づいて保護者にアカウンタビリティ(説明責任)を怠らず、子どものよかったところを誠実、且つ
的確に伝えたことで、母子関係が改善したこと。
失敗は、子どもを怪我させたことを上司に執拗に叱責され、
対人不安になり、全く話せなくなったこと。すなわち緘黙に陥った。

時間には余裕があって、20分くらいで書き上げて、あとはちょこちょこ修正した。

40分経過して、応募者は一斉に荷物をまとめて、
面接室のある別館へ移動した。
わたしの面接時間は、一番最後の11時40分だったから、
1時間近く待機時間があった。
ロビーで、ソファを確保して、Oちゃんの前情報を元に面接のシュミレーションだ。

職業訓練校のスタッフも年々人選にはシビアになっている。
でも、失業者は明らかに社会的弱者で、特にレッキとした障害がなくとも、本来は内面的にも色んなハンデがあったりする。

本当の意味での個別ニーズにあった職業支援ができているんだろうかと、さすがに4回も失業してると「品定めするあんたたちは、そんなに完璧な人間様なのかよ!」
とこっちが逆にABA的に品定めしてみたりする。(カワイクナイ~)

11時30分を廻って、先ほど隣の席で作文を書いた女性が、面接室の廊下の椅子に座って控えていた。
「緊張しますね。」
「はい。ホントの就職試験の面接じゃないから、まだましですね。」
女性が気軽に声をかけてくれたからすっかりリラックスモードだ。
「前のお仕事は何だったの?」
「保育士でした。」
わたしは過去形で答えた。
「そう。わたしは看護士。子どもが保育士さんにはお世話になったわ。」
「似たような仕事ですよね。看護士さん大変でしょう。
でも、求人はソコソコあるのに、どうしてこの試験を?」
「腰を痛めてしまってね。保育士もそうだけど、随分な重労働なのに、事務職の方がずっと楽で時給も高いじゃない?」
「はい。職種の幅も狭いし、それ以外となると、PC使えるのが当然
ですものね。」

などなど談話していると、面接の男性から呼び出しがかかった。
「8014番と8015番の方、どうぞ。」
面接官はOちゃんの前情報通り、若い男性2名だった。
わたしの隣の8013番の人が空席だったので、質疑応答の順序は交互に行なわれた。
質問も概ね想定通りで、女性のお陰で落ち着いて回答できた。

「これまで、保育士として従事してきました。ワードの基本操作は
できますが、今回初めて知ったACSESSとパワーポイントは使ったことが
ありませんので、是非とも習得させていただきたいと思います。」
「9月末で契約が満了したのが、今回の離職の理由です。」
「失業して3ヶ月目に入り、ハローワークで時々求人票は見ていますが、今すぐに就職ということは考えていません。30歳を過ぎてからは正職員としての採用は困難で、今回で4回目の失業になります。
自分の適性を見極めて、今度こそ、安心して永続できる職種と就職先を
探したいと思います。起業ということも考慮しています。」

時間は10分くらいだったと思う。
退室して、同席の女性がため息をついてこう言ってくれた。
「緊張しちゃったわ。あなた、上手に受け答えしたわね。きっと通るわよ。」
「ご一緒に面接できて安心しました。60人も受けてるから後は、
結果待ちですね。駅まで一緒に帰りましょう。」
それから、彼女はどういうわけか、わたしに諸々の身の上話をしてくれた。社会に対する不満や家族のことなど、聞いてもいいんだろうかというくらい・・・

縁は異なものだから、通りすがりの聞いてくれそうな「オバハン」に
ちょっと聞いてもらってすっきりするのかも。
わたしだって、美容師のSさんやら、色んな人たちにいっぱい慰めてもらってるんだもの。

午後の講演会は、半年以上も前から予約していた
やまだようこ先生の「ライフストーリー」について

質疑応答でやまだせんせいは仰った。
「人が、何かを語るとき、聞き手の存在は重要です。
誰に話すのかで、2者間の相互作用の中にストーリーが結ばれ、
生成される。幼少期に辛い思いを語れない体験をした人には、
そんなに簡単じゃなくて、世代に語り継ぐことは、もしかしたら、
枯れ木に水を注ぐかのように、次世代に伝わっていくかどうかも
わからない。そんな語りでも、受け継いでいく努力が、はぐくむという
無駄なアクションかも知れませんね。」
最後列に黙って座る私にやまだせんせいの眼差しは確かに何度も注がれていた。(パリン!)
さすがに元師匠のS先生が崇める発達臨床の権威だなあと実感した。

大阪市庁舎の沿道は、真っ暗に日没した午後5時半、
光のルネッサンスの並木道に飾られたイルミネーションと
クリスマスソングが鮮やかに奏でられ、恋人たちや家族連れ、
単独の素人カメラマンが足を留めて鑑賞していた。
わたしも人並みを塗って、ひときわ目映い純白の雪の結晶にみとれていた。
10月のタカラジェンヌの衣装以来、なぜか白が気になるんだなぁ。
カラーセラピーしてみよう。
おや、まあ、今年も独りかい!!
そういえば、BGMは「♪独りきりのクリスマスイブ、Wooo・・・



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Comment

野ウサギ。 #-

こんばんわ♪
ご訪問とコメントありがとうございました。
とても嬉しいです。

プレゼンテーションなんてすごいですね。
私はやっぱり今でも人前で話す事は苦手です。。。

またお邪魔しますね。
日記リンクさせてもらってもいいですか?

2005/12/10 (Sat) 22:55 | URL | 編集 | 返信
ゆきんこ #-

野うさぎさん。ようこそいらっしゃいました。
リンクのお申し出ありがとうございます。
もちろん喜んでリンクしますよ!
どうか仲良くしてくださいね。

無理に人前で声に出して話そうだなんて思わなくていいのです。

おしゃべりが得意な人は、聞くのが下手な人もたくさんいるし、こうして私たち
おしゃべりしてるんですからね。

2005/12/11 (Sun) 20:54 | URL | 編集 | 返信
オリオリ #-

こんにちは!ゆきんこさん。お久しぶりです。相変わらず感動ある人生を送られていますね。その先生のお話は読んでる私の方にもビシバシ迫力が伝わってきそうです。そういう影響力のある人になりたいのですが、なかなか難しいですね。また、遊びに来てくださいね!

2005/12/11 (Sun) 22:13 | URL | 編集 | 返信
ゆきんこ #-

オリオリ先生、ありがとうございます!
そんなに褒められると、恥ずかしいです。
やまだせんせいの実像は、そんなに迫力のある方ではなく、普通の癒し系いちまさ人形って感じなんです。講演会でお目にかかったのは7年ぶり2回目でした。
わたしは人である以上、影響を与えない人はないと思います。もちろんオリオリ先生は
その最たるお方と推測しております。

2005/12/12 (Mon) 13:35 | URL | 編集 | 返信

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