ゆきんこの引き出し

日常の当たり前の何気ないことの中に 「あっ」というささやかな発見を一緒に 味わってくれませんか? でも、もしかすると、見過ごしている当たり前でない大発見かもしれません。

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2005年も、あと12時間あまりとなった。

今年も色んなことがあった。
一番大きかったのは、社会人大学院生になったことかな。

でも、わたしにとっては期待したほどでもなく、
却って諸々の苦悩は増えてしまったように思う。

ABA的に言えば、その理論を自分なりに追求し、実践してみた結果、
見えてきたことも多かったが、その分ますます孤独感とか、
人間関係の泥沼と、落胆にも苛まれた。
これが、憧れていたI先生の実態だったのかとまざまざと追体験することになろうとは…
はぁぁぁぁ~

普通の人たちにとっては、恋人ができたり、結婚したり、子どもが出来た。そんなことがビックイベントなんだろう。
わたしの人生にそういったビッグイベントはなく、
それは他人事の仕事の範疇のなかにあった。

午前10時から、戦後60周年にちなんで「あの日」という
NHKスペシャルを視聴した。
わたしの両親は、ロイヤルカップルと同い年で、
この番組で、当時の10代から思春期を過ごした体験を物語っていた
著名人たちと同世代にあたる。

また70歳代の人々は、戦前、戦中、戦後のめまぐるしい20世紀から21世紀の日本をまたがって生き抜いてきた人だけに、
いろいろの思いや体験が駆け巡っていくのだろう。

母は、大晦日だというのに午前中から「こころの電話相談」の
ボランティア相談員の当番で出かけていった。
ボランティアだから当然、無給である。
こんな年の瀬も、悩み事を払拭できず、鬱々として電話をかけてくる
常連者がいるのだ。

わが町は、ご近所に大正時代に建てられた日本で2番目に古い精神病院がある。
3年前に「精神医療センター」に改称されたが、長いコンクリートの壁の向こうに鉄格子も覗いて見える。
最近は、地域の中で普通の生活をしながら精神障害の方々を支援する
動向へと変化しているが、
結局のところ、薬や注射では治らない心の病気は自助努力に委ねられていると言える。

専門家の医師は、適当に薬を処方したり、とりあえず診るには診るけど、「完治」というのはないから、白衣を着て患者の前で偉ぶっているけど、治せない病気を診ているだなんて、一体何の役に立っているんだろうと疑問が涌いてくる。
年末年始もコンビニ営業という研修医や駆け出し医師の不養生というのも、
小児科に在職していたときには、目の当たりにしてきたから、
全ての専門家が職務を怠っているとは言わないし、自分が同じように
代わりにやれと言われたって「お気軽に」簡単にできるものではない。

障害も「不治の病」みたいにその範疇にあって、○○療法もいろいろ
開発されているが、やっぱり「完治」というのはない。

臨床の研究論文の中には、改善とか善処などの「結果」はなんとか出せるけど、まだまだ謎々だらけである。

それで、一体何を書きたいんだろう。

母は明けて2日にも、電話相談の当番を任されている。
正にボランティア精神の大安売りである。

昨日は、年末の恒例だから、散らかった部屋を掃除して整理整頓した。
部屋の隅々から、無頓着にゴミなのか宝物なのかわからないものが
出てくる出てくる。

「あちらこちらに、輪ゴムを引っ掛けたり、紐をばらまいて置くのはやめてよ!一箇所にまとめておいて!」
「その書棚の出っ張りにメガネを置いたら、戸を開けるときに
落ちちゃってもいいの!?何回も言ってるでしょ。」

70過ぎて物忘れも多くなり、耳も遠くなった母に、
頭ごなしに大きな声で罵声を浴びせて、自己嫌悪に陥る。
若い頃は、真っ直ぐ置いていたものを触られるのもいやなほど、
几帳面だったのに。

「別にいいでしょう。そんなに綺麗にしなくたって。
好きにさせてくれないなら、もう出て行ってちょうだい。
あんたの扶養義務は終わりました。あ~、疲れた…」

私も日々、ひたひたとオバタリアン化してるのと、
仕事をしていないストレスの発散に普段はなんとも思わないことでも
イライラしてきてしまう。
実母と娘の間でも、半日掃除するという一つ屋根の下にいれば、こうなるのだから、
年末年始の嫁・姑のバトルはいかばかりかとも思うわけである。

今更、誰かの嫁になるなんて、やっぱり無理難題やな。

書きたいのはこんなことじゃなかったのに。
イライラしているのには、もっと深層心理的なことで、「明日に」
覚悟を決めきれない自分のやるせなさにもあった。

母は時々、こう呟く。
「どうしてこの自分は自分なのだろう。」

いい加減、いい年してるのに、自分のことがよくわかってなくて、
父と母の出会いにまで詰って、
「なんで結婚したんや!」
「だから、生まれてきたくなかったって、言ってるやん。」

どうして神様は、こんなにか弱い泣き虫のわたしの傍に
もっと弱い、悩み深い人々を遣わすのだろう。
きっと、今晩華々しく紅白歌合戦が繰り広げられようとも、
今後、貧富の格差が深まるにつれ、私はこれまで身を置いていた
業界に骨をうずめる運命にあって、
もうすぐどこかへ行かなくてはならないだろう予感に慄いていた。

ライブドアAUTOのホリエモンのCMを眺めつつ、
いつも明るく、笑顔で、お金やモノやありとあらゆるいいことに
恵まれている日本の人々が多い中にも、全く正反対の運命を余儀なくされている方々の矛盾から、1970年代好景気の子どもの頃からずっと目を凝らしてきた。

今は、戦後の混乱でもないのに、それをきちんと受容できなくて、じたばたして、根性無くて、何者かに八つ当たりしている自分がいた。

ああ、なんて大晦日なんだろう。

紅白までに、2階を掃除しよう。

こんな独りよがりのブログだから、
誰も見てくれないのはわかってるけど、(見せるつもりもない)
皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。
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あけましておめどうございます。

ゆきんこさんは感受性が強くて豊かな方なんだと思います(私が言うことではないですが^^;)
独りよがりなブログでいいじゃないですか。
思うままに書いていきましょうよ(^^)

今年もよろしくおねがいしますv-289

2006.01.01 13:13 URL | PDDと一緒* #- [ 編集 ]

PDDと一緒さん。
明けましておめでとうございます。
お忙しいのに早速の初コメント大変嬉しいです。ありがとうございます!
「感受性が豊か」との褒めことばは、
時々頂いているのですが、自分のいいところを活かして、お役に立てることを探して生きたいと思います。
ご家族にとって良き1年となりますように。

2006.01.01 13:32 URL | ゆきんこ #- [ 編集 ]












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