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2006/01/05 (Thu) 仕事始めはハローワーク
午後7時18分。只今、ラジオ英会話中級で
O.ヘンリー原作「20年後(After 20years)」を聴いている。
ミレニアムの2000年からずっとラジオ英会話を聞くことも、
辛うじて続けてきた日課のひとつだが、「英会話入門」時代から
プレゼンターの遠山顕先生のプログラムが、一番のお気に入りだ。

昨年2005年3月号の「リスニング入門」のプログラムも好きで
去年1年間はそのテキストを1日5~10分念仏のように唱えていた。
内容は、認知症予防のアメリカの最先端研究、オスカーワイルドの「幸福の王子」とO.ヘンリーの「最後の一葉」

さて、昨夜は入浴後、布団に入るとぐっすり熟睡した。
ぐっすりノンレム睡眠だから初夢はまだ見ていない。

今日も全国雪模様みたい。特にご先祖さまのかの地は酷い。

ゆきんこの地域に雪が降ることは珍しいけど、
今朝は冷え込んで、ちらちらと小さい小雪も降っていた。

今年は戌年。
双子の兄弟が司会の朝の生活ほっとモーニングで
「犬をほえさせないトレーニング」を視聴者のリクエストに応じて
再構成していた。
これも、実はABAのオペラントと同じ。
ドッグトレーナーの解説も、I先生のブログと同じだった。
「ほえることを叱るよりも、ほえないことがいいことなんだよと
教えて、ほめてあげるのが効果的なんです。」

午前10時に自転車で自宅を出た。どこかへ出勤だったら嬉しいけど、
目的地はハローワーク。目的は、失業認定を受けること。
2階で同じ境遇にいた人は10名をきっていた。
求人閲覧して数分もしないうちに、呼び出しを受けて階下に降りた。

ここで、ラジオのプログラムが変って
「♪星から落ちた迷い子」ハイ・ファイ・セットがオンエア中
寂しげな哀愁漂う笛の音が印象的

「♪友だち見つけた」石川ひとみ
前奏の小鳥のさえずりがいいな。

ひとりぼっちじゃないんだよ
ずっとわすれないで だいじなこと
みんないっしょにてをつないであるこう

けんかしたこにほほえみを
ほらなかなおり
あおいそらにだかれ
かぜにゆられ
みんなともだち
てをつないであるこう
みんないっしょにあたらしいうたうたおう

介護・福祉の求人ファイルを手に取り、10分~20分ゆっくり目を通す。
介護スタッフを急募している事業所がかなりあった。
時給は850~1000円といったところだろうか?

次いで、PCで職業訓練校を検索した。
フォークリフトやCADとかいう学校案内はあるけど、
自分のキャリアや適性には合わない気がした。
農業や林業の案内もあった。フ~ン・・・

ハローワークカードを職業訓練案内の受付箱に入れて
2~3分して呼び出しを受けた。

「明けましておめでとうございます。」
「明けましておめでとうございます。」
思えば、親戚以外で初めて新年の挨拶を交わしたのは、
年末にもお世話になったこの窓口の男性だった。
「ポリテクセンターの結果はどうでしたか?」
「それが、ダメでした。面接も頑張ったんですけど・・・」
「面接も意気込みとか要領ありますからね。」
「はい。それで、ほとほと困っています。どうしたらいいでしょう。
今までの現場では、不向きだとずっと言われ続けていまして・・・」
「これまでのお仕事は障害児保育ですね。」
「でも、上司にはどこへ行ってもいつも嫌がられて、履歴書を着き返されて着ました。自分で言うのも何ですけど、資格も履歴も履歴書からはみだしてしまうのです。その割には、机上のことは好きなのですが、
現場では、でくの棒扱いになってつらい思いをしてきました。」
「机上っていうと?」
「実は、夜の学校へ行ってるんです。昼間の仕事との両立ができなくなったことも、今回の失業の一因でした。」
「何の勉強をしてるんですか?」
「もちろん、今までの仕事に付随することです。幼年教育と子育て支援
について学んでいます。
仕事そのものは、それなりの自信もないわけではないですが、
上司の監視があまりにも厳しくなりすぎると、本来の自分の力が
発揮できなくなって、プレッシャーに弱いので、
ちょっと神経質なところがあるんです。新しい職場や人間関係にも
すごく緊張しますので、慣れるまでに時間もかかるし、バーンアウトを繰り返してきました。」
「あなた、見たところとてもセンシティヴで聡明な印象を受けますね。」
「はい。ありがとうございます。よくそう言ってほめていただくのですが、ただそれだけでは生きていけませんから。」
「要するにパワハラでしょう?そんなのはどんな職場へ行っても
いつの時代でもつきまといますよ。」
「はい。それで去年も苦労しまして、このへんうろうろして、
いろんな相談所をたらい回しでした。
もういやなんです。毎年のようにここへ来るだけで疲れてしまいます。
両親の介護も迫ってきていますから、給料も少なくていいし、
処遇もそこそこでいいです。とにかく安定したところがいいんです。」

男性は、わたしの顔をじっと覗き込むように諭してくださった。
「私もね、ここへ来たのは去年の春です。リストラされてから、
棚卸もしました。だらだらとした履歴や資格、功績なんてあなたより
ずっとありますよ。それを直に雇用主に突きつけたら厭味なだけです。
あなたより再就職にも時間がかかった。
失業した中高年の集いなんかにも顔を出して語り合いましたよ。

在職中は、元々エンジニアの仕事をしていまして、上司と部下の間で
板ばさみになり、仕事そのものよりも人間関係でもみくちゃになっていた。それがきっかけで、キャリアカウンセリングについて学び、現在
こうしてここに座らせてもらっていますけどね。」

「そうでしたか。何だか不思議です。
わたしの習いたい先生も、工学か心理学の選択肢があって、結局
心理学を専攻したそうです。
機械だって、所詮は人間が作り出すもの。会社の利益追求も、人間の
最低限の健康や幸福追求に根ざしたものでなければ、本当の意味での
利益にはならないはずだと思います。」
「仰るとおりです。」
「それで、わたしどうしましょう。やっぱり棚卸ですよね。
去年もカウンセリング受けたのですが、理屈っぽいとかなんとか
お叱りを受けてそれもプレッシャーで。
熱心過ぎる方で無理無理3ヶ月のうちに就職したにはしたのですが、
結局ここへ出戻ってきました。」
「そういうことなら、同じことの繰り返しでしょう。
プレッシャーがダメなんだったら、自分でするしかないじゃないですか。
こちらの業務は、職業訓練校の斡旋ということですから。
4月になりますが、もう一度ポリテク受けますか?」
「はい。でも、4月にはなんとかどこかへ就職したいのですけど。
あ、なんだかこんなに親身に聴いていただいて、本当にありがとうございます。」
「自分に自信をもってください。人生ってどうなるかわからないものですよ。」
「いざとなれば、どんなことでもしようと思います。」
「そんなこと言えるのだから、まだ余裕あるんですよ。
もっと切羽詰まった高卒の若い女の子の方が意気込みもあるってもんだ。
上司なんて蛙の面に小便くらいな強かさで、立ち向かっていかなくちゃ。私はそのくらいのことだってしたんだ。」
「ええ!そんなこと・・・トイレ掃除だって何だってしてきました。
そうか、かけられた小便は拭いて洗えばそれでいいんですものね。
そうは言っても、誰だって自分の人生は一度きりなんです。
人生のうち仕事にかけるウェイトは大きいんですからいい加減な気持ちで選びたくない。納得のいく仕事を選びたいです。」
「がんばってください。」
「はい。今日はこうして貴重なお話を聞かせていただき、とても
勉強になりました。ありがとうございました。」

最後は笑顔で深々と一礼し、ハローワークを後にした。

外には、寒そうに女性の生命保険外交員が待ち伏せて声をかけてきた。
「よかったら、一度来て見ませんか?」
「そうですね。行ってみます。」
ちらしを受け取り、連絡先を記入すると私はG図書館へ向かった。
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あ~、ゆきんこさんのブログ読んで今気がついたけど、私が今日書いた夢の日記、初夢だった~(笑)!

ハローワークの男性、とても親身になって話を聞いてくださる方だったんですね。自分が苦労しているからこそ人の痛みも分かるんですね。
2006/01/05 22:35 | URL | 野ウサギ。 [ 編集 ]

野ウサギちゃん。コメントありがとう。
どんな初夢か見に行っちゃおう!
そうですね。ささやかな幸せでした。
わたしも相手にそんな思いで接していきたいです。
2006/01/06 12:36 | URL | ゆきんこ [ 編集 ]









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プロフィール

ゆきんこ

  • Author:ゆきんこ
  • 2005年8月23日にデビューして、ブログ歴12年目になりました。
    開設当初、障碍児加配保育士を経て、紆余曲折の3年間の夜間大学院の日々を綴ってきました。
    修了後も、失業と再就職を繰り返し、どうにかケセラセラでやってきました。
    出会いと別れの中で次第に専門分野への執着を捨て、遠ざかる日々です。

    独身時代の趣味は、旅行、水彩画、ハイキング、心理学系の読書、リコーダー演奏などでしたが、兼業主婦になってからは家事にまい進、心身とともに衰退しています。
    かなり前に流行った「どうぶつ占い」では「人気者のゾウ」ってことになってます。

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